今日もどこかでレプティリアン


東村山市民新聞」は、「最終更新日」が8日付に修正されていました。この書き出し、まるで「時下益々御清栄のこととお慶び申し上げます」のようなテンプレになっちゃってますね。


一向に1・29東京高裁判決に触れようとしない矢野・朝木両「市議」ですが、別のところから矢野「市議」の声が聞こえてきました。はい、なぜか最近「こんばんわ」と挨拶もしないクロダイくんの最新エントリー、〈カルトによる司法汚染を食い止めろ!! 新たな虚構まで作出した大谷禎男〉です。


おおまかな判決内容」がまったく判決の要約になっていないことといい、つっこみどころが満載の記事なのですが、どうやらシリーズ化されるみたいですし、橋本玉泉さんもさっそく、


「批判ではなく、単なる『非難』あるいは『ぼやき』に終わってしまっている」


などと大変ナイスなつっこみを入れてくれていることでもあり、続きをどきどきキャンプで見守ることにしましょう。


なお、今回の東京高裁判決については、「くしくしこねこね」の串@こねうこやじさんが、いくつかの主要な論点について判決抜粋を掲載してくれています。わざわざ東京高裁まで行って手書きで筆写してこられたそうで、本当に頭が下がります。ちなみに、矢野・朝木両「市議」が提起してきた70件もの行政訴訟のひとつである「市嘱託職員退職手当返還請求事件」については、東京高裁で控訴棄却されていたのですね。これも、やるやると言いつつなかなか作業が進まない2008年回顧特集【裁判編】に反映させてもらいます。


それにしても、仮にも行政書士であるクロダイくんが、まったくの素人である有門サンと同レベルの記事を書いちゃうというのは、どうなんでしょうね。しかも、有門サンは、司法判断が“ほぼ自殺”で決着していることをいちおう認識していますが(それどころか「司法の判断では『自殺』と断定された」と過剰な受け止め方をしていますが)、クロダイくんは、「きちんとした裁判による判例によってそれ〔自殺説〕は否定されてきた」などと、裁判例も示さずに書いちゃうし。


ところで、クロダイブログのちょっと前の記事のコメント欄では、“通りすがりの護国活動家”氏がレプティリアン(レプタリアン)の話を「くだらない」と切り捨て、この種の陰謀説に警鐘を鳴らしていました。

某173さんの安という人からの書き込みですが、その書き込みとまったく同じ内容の事を世界中に広めてる人達がいます。アメリカやヨーロッパで数年前から流行りだした都市伝説のようなもので、Reptilian Humanoid(レプティリアンヒューマノイド)と呼ばれています。「一部の政治家、医師、警察官、学者、軍人、実業家、芸能人の中には、人間とまったく見た目が同じレプティリアンという生物がいて、そのレプティリアン達が実は世界の裏社会を支配している」というオカルト話です。数年前からですが、「実はブッシュもレプティリアンだ」とか「ヒラリーはレプティリアンだ」などの作り話が実しやかに噂されています。
通りすがりの護国活動家
2009/02/05 07:10


このレプティアン話には様々な「尾ひれ」が付いていて、「レプティリアン達は世界征服をたくらんでいる」とか「OOO事件は本当はレプティリアンが起こした事件だ」とか「最高裁の裁判官の多くはレプティリアンの指示で動いている」とか「レプティリアンを告発しようとしたら殺されそうになった」などありとあらゆる噂話があります。
通りすがりの護国活動家
2009/02/05 07:24


レプティリアンに関する最近の動画を探してみました。くだらないものですが、興味のある方は見てください。
http://www.youtube.com/watch?v=Eu_ziEDBKdk&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=IGrzBQI2L_M&NR=1
http://www.youtube.com/watch?v=t_e7Rx8vGhA&feature=related
オカルト話が好きで、それをおもしろおかしく広めて喜ぶ人がいます(金儲けのためも含めて)。そしてそれを真剣に信じてしまう人もいます。保守ブログにこのような実しやかな陰謀論を広めようとしているのには、何か裏があるかもしれません。犯罪カルト集団創価学会員や反日朝鮮人が日本人保守の目を、このような実しやかな陰謀論に向けさせ、自分たちの悪事のめくらましをしようとしている可能性もあります。
通りすがりの護国活動家
2009/02/05 08:57


これは、モンサンスクリプトの出番ですね!



自分たちがレプティリアン陰謀説と同じぐらい荒唐無稽な話をしていることにどうして気づかないのか、不思議でしかたがありません。


話は変わりますが、まったく関連がないというわけでもないので、ひとつお知らせを。請願潰し裁判のブログで、矢野・朝木両「市議」から訴えられた一般市民(請願人代表)、薄井市議(紹介議員)、佐藤市議(同)の陳述書が公開されています(薄井市議は自分のブログでも公開)。


2008年9月9日付〈矢野・朝木両「市議」の言論封殺体質を象徴する“一部勝訴”〉等でも簡単に紹介していますが、この裁判は、矢野・朝木両「市議」の言動が市政に関する開かれた議論を妨げているなどと批判する請願を提出したのに対し、両「市議」が、対抗言論の機会をいっさい放棄し、市議会における審議まで封殺しようとする意図をこめて起こしたものです。


千葉英司さんについて、「訴訟を悪用した言論封じ」(池袋での街頭演説)とか「濫訴」(移送に関する再々意見書)などと非難している人がいますが、その言葉がふさわしいのはいったいどこのどなたさんか、それぞれの陳述書をじっくりお読みください。


ちなみにクロダイくんは、移送に関する再々意見書の中で、千葉さんについて「訴訟の殆どが自身の敗訴確定や自らの訴えの取下げ」で終わるという「極めて異常な事情」にあると述べているそうですが、一方で1・29東京高裁判決の存在と内容を認知しておきながら、どうして他方でこんなことを書けるのでしょうね。「東村山市民新聞」でも見たんでしょうね。この点については、たびたび言及してきた記事ですが、2008年11月2日付〈千葉さん関連裁判で連戦連勝を偽装する矢野・朝木両「市議」〉を参照。


また、先ほどもちらっと触れましたが、矢野・朝木両「市議」は、東村山市や市議会を相手どって70件以上の訴訟を起こし、応訴費用だけで市に2400万以上を負担させておきながら、そのほとんどが敗訴や棄却で終わるという「極めて異常な」事態をもたらしています(〈裁判】矢野穂積・朝木直子(東村山市議)による行政訴訟一覧と応訴費用〉参照)。「濫訴」という言葉はこういう人たちに向けてほしいものです。


〔この記事は2月8日の午前中にアップしたものです。〕