「百年早い」で批判を封殺しようとする矢野・朝木両「市議」の傲慢な「全体主義体質」


週刊新潮』の記事の件については、凪論〈中村克氏自身のブログでの発言と週刊新潮の記事を比較する〉、断片的な日々〈『週刊新潮』の記事と中村克氏の沈黙〉、C.I.L〈ディズニー盗作本の著者中村克氏が無銭飲食でパクられていた(週刊新潮)〉などでもまとめられているので、私がいまさら触れるまでもなさそうです。そういえば、OLCが発表した「『最後のパレード』回収判断を受けて」(PDFファイル)は、東京ディズニーリゾートのHPでもいちおう紹介はされているんですね(トップページ一番下の「お知らせ」)。


それでは、「東村山市民新聞」の5月13日付更新(5月12日午後1時20分ごろ)について、簡単に報告しておきます。その前に、やはり矢野穂積「市議」が発行人、朝木直子「市議」が編集長を務める「創価問題新聞」から、〈朝木明代議員とは?〉というページの抜粋をご覧ください(太字は引用者=3羽の雀)。

その意味では、匿名という点は別として、インターネットで、積極的に発言している皆さんの意識と通じるものがあるように思います。公明党の浜四津議員が、インターネットの「掲示板」について、規制をすべきであるかのような発言を国会でしたのは、全体主義体質の集団は、インターネットの「掲示板」の批判精神が許せないからだということをはっきりと証明しています。あの危険な「盗聴法」を推進する理由が彼らには、あるのです。


2008年4月26日付〈議員の品格〉でも取り上げておきましたが、これは2000年後半に書かれた文章だと思われます。こんなことを書いていた「草の根」が、いまでは「匿名ネット族」だの「匿名仮名ネット族」だのと騒いで彼ら自身が言う「全体主義体質」を露わにしていることは、周知の通り(2008年9月21日付〈ご都合主義的ネット観まで同じの“草の根ゼリー”グループ〉も参照)。


そんな人達が、ネット上で「草の根」を批判する人々のことを「全体主義』の片棒担ぎ」などと言い出すのですから、片腹痛い上にヘソでお茶が沸いちゃいますな。トップページの巨大かつ異様な挑発めいた文句が、この間、次のように修正されています。


5月12日付更新

最高裁確定判決(「月刊タイムズ」事件)によって、宇留島瑞郎が「判決が確定した05年5月13日以降は、朝木議員が自殺したと断定する記事を書くことはできない」ことになったことを知って、親創価匿名ネット族らは、この情報源をおきざりにし、必死に「親創価」でないかのような悔し紛れの弁解しきりです。西欧では絶対に許されない「カルトの証明」である「政党をつくり、信者らを官僚、検察、警察に送り込んでる実態」を批判できませんし、世界に類例のない「日本政界の恥部」は、上記の片棒担ぎらがいる結果であり、クーデターで権力奪取をめざす「全体主義」の原型です。

  ↓
5月13日付更新

・・・世界に類例のない「日本政界の恥部」は、クーデターで権力奪取をめざす「全体主義」の原型です。市民新聞記事とりわけ朝木明代議員事件について、あれこれ根拠なく書き込んでいるネット族らは、「全体主義」の片棒担ぎです。


創価学会との間で争われた裁判では実質的に全敗し、矢野「市議」自身も「創価学会が殺したとは言ってない」と繰り返しているというのに、どうして、「謀殺」説に疑問を呈する人々に「創価」といったレッテルを貼り続けるのか。その理由を説明するよう繰り返し求めてきたにも関わらず、まだこんなことを言ってるんですねえ。しかも、「市民新聞記事」についての論評まで許さないとは、まことにもって「全体主義体質の集団」です。構成員が数人しかいなくて、本当によかった。


ちなみに、かつてあった「創価匿名ネット族ら、・・・一斉に書き込み放棄し逃走!」という記述は、この文句が5月9日付更新でトップページに復活した際には、盛り込まれませんでした(別のページにはまだ残っています)。まあ、むしろ瀬戸弘幸サンなんかの方が「書き込み放棄し逃走!」態勢に入っているという印象ですしね。中村克サンも、なぜか『週刊新潮』5月21日号の発売期間にほぼ合わせた形で「休業」を宣言しちゃいましたし。


なお、「朝木議員が自殺したと断定する記事を書くことはできない」云々の主張については、P2Cさんが「朝木明代市議万引き被疑事件・転落死事件 まとめWiki」で簡単に考察してくれています。さりげなく「草の根市民クラブによる洋品店店主への圧力」のページなども更新されていて、頭が下がります。


まあ私も朝木明代市議が自殺したと「断定する」つもりはありませんので別にいいんですが、『月刊タイムス』事件判決にしがみついてああだこうだと言う前に、『月刊タイムス』事件判決を含む3つの判決で「他殺」が決定的に明らかになったなどと、「根拠なく」宣伝してきたことの責任を明らかにしてもらいたいものです。遅ればせながら紙版「東村山市民新聞」162号(2009年4月15日付)も入手しましたが、まだ〈★「潮」「タイムス」「千葉副署長」判決で、他殺がはっきりした朝木議員殺害事件。犯人逮捕へ御協力を。〉などと書き続けているようですね(第4面)。


さて、次に〈「真相究明」最新版〉(2009年5月13日 00:38の魚拓)の修正箇所について。5月11日付の記事で報告しておいた箇所が、さらに次のように修正されています(太字は引用者=3羽の雀)。

・・・まず読売に「ウィキペディアから盗用」でなくて、なぜ「ウィキペディアから借用」ですか、と指摘するとかきいてみるとかしてみてから、あれこれ書き込むんですね。百年早いんですよ、市民新聞を批評するのは!(それにしても、わざわざ、市民新聞記事を批判するために引用した情報(仕事ネット)が、逆に、自説を否定し、思考回路が脳梗塞しているのも気づかないで平気でアップロードしたままの匿名ネット族もいるんですから、あまりのレベルの低さにあきれて、唖然とさせられたりで、アッハッハ、ちょっとしたティーブレイクでした!それにしても、ほんとにわかんないんですね。びっくり)


ちょっとしたティーブレイク」というより、脳内で何かがアウトブレイクしているのではないかと感じさせる文章ですネ!


仕事ネット」云々の記述は、矢野・朝木両「市議」の自説が破綻していることを指摘した私の記事への反応と思われますが、批判する相手を名指しもできず、該当する記事にリンクも張れず、まともな反論もせずに「思考回路が脳梗塞」などとナカムーチックなフレーズを振り回すことしかできない人の言うことですから、定かではありません。まあ、「特殊性風俗」は「職業」としては認められないなどと主張しつつ、それを真っ向から否定する最高裁判決売春を職業として認め、売春宿と接客婦〔売春婦〕との間に雇用関係の成立を認めたもの)を平気でサイトに掲載し続ける人達ですから、いまさらびっくりするまでもないでしょう。


ここで注目したいのは、「百年早いんですよ、市民新聞を批評するのは!」というフレーズです。最近はだいぶ苛立ちが募っているのか、佐藤まさたか市議に対しても、
「草の根・矢野議員や朝木議員を批評するなど百年早いっ!」
と言っていました(4月27日付更新)。


何様なんでしょうネ!


このように市民(東村山市民には限らない)や他の市議からの批判を受けとめられないのは、両「市議」がいささかちんげなちんけな*1プライドの塊であることを示しているように思われます。だからこそ、市民から「公人たる市議としての適格性を欠いている」などとして辞職勧告請願を出されると、いきなり請願人代表と紹介議員を訴えたりするのでしょう(詳しくは「矢野・朝木市議(東村山市)に対する辞職勧告請願の経緯」参照)。


いずれにせよ、「百年早い」云々の言葉は、公人たる「市議」の口から出てくるべき言葉ではありませんネ! 批判・批評されたくないなら、「市議」も公的発言もさっさとお辞めになることです。


そういえば、矢野・朝木両「市議」が佐藤市議に「この頁で追及される前に、契約議案審議の際、発言した全部を公表することです」などとからんでいる件については、佐藤市議が〈4月22日(水)臨時議会開催〉のコメント欄で簡単に説明していました。

私としては、入札方法の改善に向けて一定の努力が重ねられてきたと考えていますが、ご指摘の総合評価方式や、低価格入札調査など、さらに改善を重ねていく姿勢が大事なのではないかと思い、そのような発言で質疑を締めくくりました。
私が今回の議案に対して「改善が重ねられてきた現行の手続き上は瑕疵がない」と発言したことをとらえて「入札疑惑にフタをしようとした」などとあたかも不正があるかのように喧伝している輩もいるようですが、「最低制限価格を知っていた職員の名前を言え!」などという質疑ばかりを繰り返していることの方がよほど低次元で恥ずかしいと思っています。


矢野・朝木両「市議」も、「追及したのは草の根・朝木議員だけでした」などと中身のない宣伝をするばかりではなく、どんな「追及」をしてどのような成果が得られたのか、きちんと報告してはいかがなんでしょうね(4月29日付〈昔の東村山市議会〉も参照)。もっとも、こんなことを求めるのはないものねだりでしょうから、議事録が公開されたらまた確認してみるとしましょう。

*1:「ちんげ」と「ちんけ」問題については、松沢呉一さんの力作〈お部屋1733/ベーナスの研究〉を参照。