ついに洋品店襲撃をサイトで公然と容認した矢野・朝木両「市議」


6月2日朝からの丸1日で、ページビューの数字が7万近く増加しました。数字が万単位で動くことはたまにありますが、これは新記録です。「恐怖新聞」号外とも言うべき謎の「北多摩市民新聞」は、相当幅広い層の好奇心を密かにかきたてたようです。今回配布されたものは「第5号」になっていますが、この「新聞」の存在がこれまでまったく話題にのぼらなかったことからして、継続的に発行しているように見せかけるための粉飾である可能性も否定できません。


その内容についてはあらためて検証するとして、矢野・朝木両「市議」は、このように事実をねじ曲げながら、あらためて朝木明代市議「殺害」事件について大宣伝を繰り広げなければならない状況にまで追い詰められているということでしょう。どうせ議事録では伏字にされるとわかっているのに*1市議会の一般質問でいまさらながらに朝木明代市議「殺害」事件の話を持ち出したというのも、その表れであるように思われます。「カルト創価学会撲滅」とやらのお題目に乗っかって、こんな宣伝の片棒を嬉々として担ぐ人達がいるのですから、おめでたいことです。


さて「東村山市民新聞」ですが、6月2日午後11時22分ごろ、2箇所に修正がありました。市議会で疲れていたのか、それとも何か慌てていらっしゃるのか、トップページの「最終更新日」は6月2日付のままで変わっていません。


まず、見出しだけが登場していた「真相究明 22」に次の記述が付け加えられました。太字はいつもの反転トラップですが、どうやらわざとやってるみたいですね。

間の抜けた
リアクションですか!?つける薬がないというのはこのこと、あきれてはてましたね。
意味が本当にわからない!まさに、思考回路が脳梗塞状態・・・。


論談TVにおける【中村】名義の新規投稿と同様に意味不明なので、ここでは、他人の誹謗中傷のために「脳梗塞」という言葉を乱発する矢野「市議」*2の下劣さを指摘しておくだけにしておきましょう。一部で指摘されているように、「あひるさん、ありがとう」執筆者の夫が2度の脳梗塞に襲われていたことを踏まえて意図的にこのような表現を用いているのだとしたら、さらに悪質です。かつて脳梗塞を患った瀬戸弘幸サンからも、


脳梗塞で倒れリハビリに励んでいる人はたくさんおります。皆さん必死になって元の身体を取り戻そうとしています。そのような方々を小ばかにするようなコメントで許し難いものです」


と言ってやっていただきたい。なお、日本ユニセフ協会への寄附疑惑問題についても新たな動きが出ているようです。(追記:そういえば、通常は議会初日に新規提出の請願の付託先を決めるのですが、市議会〈請願の審議結果〉のページにまだ掲載されていないこと、佐藤市議の議会運営委員協議会報告にも「1件の陳情が郵送によって他市の方から出されている」としか書かれていないことから判断して、中村克サンはけっきょく請願を提出しなかったと見てよさそうです。)


次に、〈「変えよう!議会を 親創価に」〉のページにも次のような加筆がありました(太字は原文ママ)。

6月2日本会議は、実に愉快な光景がみられました。傍聴席からみても、みなさん相当焦っているようでしたね。親創価ネット族のお気楽さんも。チバ元副署長は、またも昨年9月1日と同様にあたりかまわず、怒鳴っていた様子を、一般市民のみなさんもみられたということですから。実に、すばらしい。丸見えになったわけですね、みなさん。


傍聴席からみても」と書いてあるので、矢野・朝木両「市議」はとうとう職務を放棄して傍聴席に座ることにしたのかと思いましたが、単なる書き間違いか、第三者が書いているように見せかけるための小細工か、どちらかでしょう。それにしても、仮にも「市議」のサイトにこんな意味不明な落書きしか載せられないのですから、まったく情けないことです。(追記:ちなみに、千葉さんをはじめ傍聴者が「怒鳴っていた」という事実はないそうです。)


みなさん相当焦っているようでしたね」というのは例によって自分の心情を他者に投影しているものとして理解しておけばいいのですが、私が注目したのは、矢野・朝木両「市議」がついに自分のサイトで洋品店襲撃事件に触れ、それを事実上容認・正当化した点です。これまで矢野・朝木両「市議」は、昨年9月1日に東村山駅前で行なわれた街宣について次のように触れたことはありますが(2月21日付の記事の追記参照)、洋品店襲撃事件そのものについてサイトで触れることはありませんでした。


「08.9.01 朝木明代議員追悼の東村山駅頭行動の参加者らを、必死につきまとって、佐藤まさたか、薄井まさよし両氏は、創価擁護記事ライターらと写真撮影をしました。まるで『諜報員』のようでした。」(〈議会関係〉)
「08年9月1日、朝木明代議員追悼の集い参加者らに対して、創価擁護記事ライター、千葉元副署長らとともに佐藤まさたか・薄井『市議』は一体何をしたか?!」(〈親創価人脈〉)


しかし、「チバ元副署長は、またも昨年9月1日と同様にあたりかまわず、怒鳴っていた」という今回の記述は、昨年9月1日に洋品店で何が起こったかを矢野・朝木両「市議」が十分に把握していることを意味するものです。しかも、千葉英司さんの行動だけを一方的に問題視しているということは、襲撃者側の行動を事実上容認・正当化していると理解するほかありません。


それでは、千葉さんが「あたりかまわず、怒鳴っていた様子」をあらためて検証してみましょう。以下、2008年9月4日付〈【実況】瀬戸一派による洋品店襲撃の一部始終【転載歓迎】〉から、固有名詞を追加しつつ抜粋します(名前が記載されていないのは発言者不明の発言)。発言者が声を荒げている箇所は太字にして示しました。なお、千葉さんがお店にいた経緯等については、C.I.L〈狂人相手に不毛だろうが、瀬戸弘幸の戯言をぶった斬る。〉などを参照。

千葉英司 「お客さん、びっくりしてますよ。お客さん、びっくりしてますよ。何ですか、あなた方」
「ナンミョーホーレンゲキョー、ナンミョーホーレンゲキョーっていまね、朝木さんの・・・」
千葉 「誰かおまわりさん呼んでよ」
「呼ぶよ」
千葉 「おまわりさん呼んでよ」
「あんた自分で呼べばいいじゃねえかよ」
「何だそりゃ、いったい」
千葉 「お客さん入れないじゃないか」
「入れるじゃないか・・・何言ってんだよ」
千葉 「・・・それが真実な態度か、君たちの。110番してください、いいから」
「あんたすればいいだろ」


千葉 「営業妨害です!」
「はい、自分でやりなさい」
「じゃあそういうふうに言うんだったら・・・」
千葉(?) 「前もこういうことされたんだよな」


千葉(?) 「だめなものはだめだって言ってんだよ」
中田聡 「あの、朝木明代さんは万引きを苦に死んだんで、自殺したんでしょうか。自殺ですか!?」
千葉この店でなんでそんなこと言うんだ、きみは!
中田 「なんで、きいたっていいじゃないか。万引きしたんですか!?」
千葉 「はい、こういう人たちがいます」
「どういう法律で・・・」
千葉 「店の前に大勢で・・・」
桜井誠ここは公道なんだよ!
千葉 「公道?」
桜井公道なんだよ、きみらの道じゃないんだよ! どこにいようがわれわれの自由だろうか!
千葉 「自由か?」
桜井自由だよ、ここは公道だよ。学会の道か、ここは!
当たり前じゃないの!
千葉 「誰が・・・」
桜井学会の道かよ!
千葉誰が学会だコノヤロウ!
桜井#?&%$#=%#
「何で言ったら怒るのよ〜!?」
「違うのか」


「もうやめましょう」
千葉 「あなたな、そういうことしていいかどうか、常識持ってたらわかるだろう」
桜井わかるから言ってんだよ!
あんたがいけないとか決めるんじゃないよ!
桜井 「朝木さんを万引き犯だって告発したのはきみか? 誰だ?」
千葉 「何で人を指差すんだ」
「でもあなたが万引き・・・」
桜井おまえが自分から出てきたんじゃないかよ! 何言ってんだよ!
千葉 「いけないことやってるから注意しにきたんだ」
桜井何がいけないんだって言ってんだよ、法に触れてんだったら言ってみろ!
千葉触れてる!
桜井どこが触れてんだ!
(引いたところからつぶやくように) 「・・・・・あれは反対しただろうが・・・」
桜井公道でわれわれは言ってんだろうが!
千葉これがいいことか!
桜井いいことだよ!
「いいことじゃん、何言ってんのよ、道に立ってるだけで」
桜井きみたちが万引きだと言って・・・
千葉営業中の店でだな、指差して、この店だって指差して、それが・・・いいことだって言ってるのか、きみたちは
桜井そうだよ。きみたちが、まず万引きだと言って、朝木さんを罪に陥れたんだろう!
「そうそうそう」
桜井おまえに言ってんだよ!
「捜査し直してもらえばいいでしょう?」
千葉 「警察に言ってくれ、そんなこと」
桜井 「言ってくるよ、いまから!」
「そんなこと言うんだったら、もう1回捜査し直してもらえばいいでしょ! 何言ってんのよ!


騒ぎはまだまだ続きますが、とりあえずこのぐらいで。あわせて動画もご覧いただけるとさらによくわかるように、「あたりかまわず、怒鳴って」いたのは、誰がどう見ても主として在特会の桜井誠です。甲高い声なので、よけいに五月蠅い(うるさい)。千葉さんは、中田聡の非常識な質問に対しては一度声を荒げましたが、その後は、桜井らの大騒ぎに対抗するために声のトーンを上げていったと見るのが妥当でしょう。


その後、この連中は、裁判で完全に否定されている次のようなデタラメを大声で叫びながら、店から離れていきました(店名は伏字にした)。


「朝木明代さんの謀殺を許さないぞー!」
「万引きのでっちあげを許さないぞー!」
洋品店○○○○の万引きでっちあげを許さないぞー!」
「ブティック○○○○の万引きでっちあげを許さないぞー!」
「朝木明代さんの謀殺を許さないぞー!」
「万引きでっちあげの店○○○○を許さないぞー!」
創価学会の万引きでっちあげを、許すなー!」
「万引きでっちあげの店を許さないぞー!」


矢野・朝木両「市議」は、このような異常な行動に対する全面的支持を、間接的にとはいえ、自らのサイトで公式に表明したということです。


もっとも矢野「市議」は、昨年11月16日のシンポジウムで、


「この前の9月1日に、あの東村山においでになったみなさんの○○(実名)洋品店の前に行っただけで千葉元副署長とさっき名前が出た創価系のライターが、とうせんぼするとかガードに入るわけです」(太字は引用者=3羽の雀)


と述べています。その上、「一番弱い」洋品店に「抗議」することが「最も効果的だ」として洋品店へのさらなる嫌がらせを煽っていましたので、矢野・朝木両「市議」が洋品店襲撃を容認していたことは最初からわかっていました。とはいえ、そのことを自らのサイトで認めたことの意味は重大であると言うべきでしょう。


一般市民のみなさんにも、不愉快ではありましょうが、矢野・朝木両「市議」の本質が「丸見え」になるこの動画を、我慢してご覧いただきたいものです。


*1:2008年6月15日〈「朝木明代議員○○事件」 幻だった勝利〉参照。

*2:他に「思考回路が脳梗塞しているのも気づかないで」(「真相究明」最新版)、「思考回路が脳梗塞状態の『レベルの低い親創価ネット族』」(「真相究明 21」)など。