無意味に吠える人々 ※最高裁にはたぶん届いていない遠吠えの報告を追記


今日は、矢野・朝木両「市議」が決して触れようとしない無数の問題のひとつである西村修平「婚外子」差別発言裁判の、第3回口頭弁論ですね。瀬戸サンのブログでも、7月7日付の記事で告知が行なわれていました。


〈7・8 原告・土橋博子の出廷を歓待する!〉


どう見ても恫喝です。「歓待」って、
裁判終了後に相手方を追いかけ回して詰問したり
原告に向かって「こらァ!」と怒鳴りつけたり、裁判所を後にする原告や支援者の写真を無許可で撮影したり
裁判所の廊下で代理人弁護士を「やり込めた」り
原告に向かって「ナンミョーホーレンゲキョー」とお題目を唱えたり
創価学会を批判する人達をことごとく訴えている人です!」などと大声で虚偽の紹介をして嫌がらせをしたり
――することでしょ?(3月12日付の記事の追記も参照)


こんな連中から「反日極左と在日朝鮮人」などと敵視されているのですから、原告が身の危険を感じて出廷をためらってもまったく不思議ではありません。前にも書いたように、裁判は代理人弁護士が出てくれば進むのですから、もしも恫喝が目的でないと言うなら、いちいち原告本人を引っ張り出そうとしたりしないことです。(追記:また何かやらかしたんでしょうか。/やらかしたんですね。)


他方、裁判官との面談を強要しようとしていた槇泰智(まき・やすとも)ですが、先日裁判所に置いていった「異議申立書」はやはり保全異議の申立てとして扱われることになったようで、7月22日(水)に審理が行なわれることになったそうです(政経調査会ブログ〈間違っていれば、正しなさい。。。。。貴方はどう思うんだ?〉)。


街宣・チラシ配布を一切やってはならないという死刑宣告にも等しい決定」が下されたと文句を言っているのですが、おかしいな、今回の仮処分決定はそんな内容ではなかったはずですが。

1 債務者〔槇〕は、東京都中野区内において、自己又は第三者をして拡声器もしくは街頭宣伝車等の車両を用いて別紙1記載の趣旨の演説を行い、債権者〔高倉都議〕の名誉を毀損し、誹謗中傷したりする一切の行為をしてはならない。
2 債務者は、別紙2記載の文言を記述したビラにつき、自己又は第三者をして配布し、掲示その他不特定多数の者の目にふれたりするような一切の行為をしてはならない。


決定の内容は正しく理解・公表しないといけませんよね。ちなみに、いま気付いたんですけど、異議申立ての趣旨を「主文」(判決・決定の結論部分)と表現するのは物凄く違和感があります。


間違っていれば、正しなさい。。。。。貴方はどう思うんだ?〉は、他にもいろいろ間違っているところが多くて、いちいち正していられません。理由が書かれていない云々の主張については、とりあえず凪論〈ガキそのものの維新政党・新風ヒラ党員瀬戸弘幸氏と街宣禁止仮処分債務者槇泰智氏〉など参照。


それにしても不思議なのは、東村山・東大和市における街宣活動等を禁止する仮処分決定については、一向に動きが見られないことです。まあ、どう考えたって勝ち目はないので、動きようがないのかもしれませんけれども。


クロダイくん(行政書士・黒田大輔)はあいかわらず「現在、仮処分命令に対する反撃の準備中」と言っていますが、どうなることやら。


ボクは最近、街宣やってません
ボクは朝木明代さん事件のことは言ってません


とでも「反撃」するんですかね。


◆おまけ:今後の新風連関連裁判日程
クロダイ第2次落書き名誉毀損裁判(対千葉さん):7月13日(月)午前10時〜、東京地裁立川支部ソース
クロダイ第1次落書き名誉毀損裁判(対宇留嶋さん):7月16日(木)午後2時〜、さいたま地裁川越支部ソース
*槇やすとも・街宣禁止等仮処分命令への保全異議審理:7月22日(水)午後2時30分〜、東京地裁霞が関)503号法廷(非公開)
西村修平街宣名誉毀損裁判(対千葉さん):9月2日(水)午後1時30分〜、東京地裁立川支部ソース


最後に、「東村山市民新聞」は、7月7日午後2時16分ごろにいつものページを更新して(7月8日付)次のように吠えていました。

 「親創価ネット族」よ! 焦るでない!
 小学生の作文でもあるまい!「たら、れば、そうだ、ようだ」ではなく、「情報源」を明らかにすれば済むことだ。できるなら、やってみよ!
 いいわけをすればするほど、
最高裁内部にも、創価のために情報収集活動をする職員がいるという事実を、自分達で白状することになるのだ。


焦るでない!」ですって。くすくすくす。


早く最高裁への申入書とやらを提出なさればいいのに。


決定書も、いくら何でももう受領していることでしょう。「創価問題新聞」事件の1・29東京高裁判決を確定させた今回の最高裁第二小法廷決定について、何かコメントはないんでしょうか。


情報源云々については、橋本玉泉さんの〈沈黙する中村氏と空疎な文字群を羅列する『東村山市民新聞』〉および〈先般のエントリーについての付記〉を参照。
「手当たり次第に『情報源を明らかにしろ』などと無軌道かつ野放図に言いまくるとは、単なる恫喝か暴言以外の何者でもなかろう」
という橋本さんの指摘に、尽きています。まあ、新聞記者に向かって
「職業差別だと事実無根の批判をしている人たちの発言を取り上げるのが、言論の自由なのか。そういう書き方をするなら取材は一切受けない。名刺を返せ」
などと騒ぐ人達ですから(2008年5月11日付〈「偏向報道」を要求する矢野・朝木両「市議」の「説明責任」〉参照)、もともとジャーナリズム精神などとは縁がありません。まともな取材をしない/できない“草の根御用ジャーナリスト”と、行政書士を名乗る妄想拡散装置ぐらいしか頼る相手がいなくなるのも、無理からぬところです。


【追記】
7月8日午後6時過ぎ、「東村山市民新聞」のトップページが更新され(7月9日付)、どうせ提出してないと思われる最高裁判所への申入書」の下に次の文言が追加されました。


「問題情報」を入手して拡散させた「親創価ネット族」は、
入手経路及び情報源を速やかに明らかにするよう強く警告します。
本日までの経過でも事実を隠匿しようとする意図は明らかですが、隠匿すればするほど、最高裁内部に「親創価ネット族」と通じた国家公務員がいることは確定的となることを、予め告知しておきます。


問題情報」って何のことかしら? こんなふうに話をそらして、何を隠匿したいのでしょうか。早く「申入書」を提出して、ついでに最高裁判所を相手どって裁判でも起こせばよろしいのに。後は7月6日付〈「他殺」説粉砕の東京高裁判決確定で最高裁にあらぬ言いがかりをつける矢野・朝木両「市議」と行政書士・黒田大輔〉参照。


おっと、橋本玉泉さんもすでに反応なさってました。