便乗する人々


Yahoo!ジオシティーズシステム障害はまだ収拾されず、依然として約5%の利用者には問題が残っているようです。5%といっても、ジオシティーズの利用者が400万人だとすれば単純計算で20万人ですから、影響は小さくありません。Yahoo!知恵袋では、同一人物
ジオシティーズの乗っ取りはいつまで続くのでしょうか? どうせ選挙で負けた自民党や政府(総務省)の腹いせに違いありません」
ジオシティーズが使用できないのは、西村知美なのでは? 確か、使用できなくなる前に、ヤフーニュースで西村知美菊地直子)のサイバーテロのことを話題にしていたようです」

などの質問(というより独り言)を上げていますが、「土井たか子は、サイバーテロですか?」などと意味不明のことをつぶやく人ですから、まあどうでもいいですな。


このトラブルが影響しているのか、それとも何か別の理由があるのか、「東村山市民新聞」(http://www.higashimurayamasiminsinbun.com/)は7月14日付のまま更新されていないようです(7月15日午後7時半現在)。昨日は3つも記事をアップしてしまったので、ちょうどいい休憩だと考えることにします。


【お知らせ】P2Cさんが本家ブログ(小さな正義を信じて)の方で〈『創価問題新聞』事件と『東村山の闇』事件(6)〉をアップしましたので、そちらもお読みください*1。(お知らせ終わり)


ところで、政権与党である自公への逆風(=民主党への強力な追い風)に便乗してもやもや勝利宣言を行なっている人達については、松沢呉一の黒子の部屋〈お部屋1908/久々に自己愛肥大右翼・瀬戸弘幸について〉、りゅうオピニオン〈槇泰智(まきやすとも)氏、ついに街宣禁止の仮処分を無視か〉などで、それぞれデータに基づく検証結果が発表されました。


松沢さんが自分の記事のコメント欄で述べているように、本当に創価学会公明党の勢力を削ぎたいと考えているのなら「普通はこのくらいはやるってもの」であり、その上で、依然として強固な組織票を少しでも引きはがすための効果的戦略を考えようとするはずなのですが、そんなことを期待できるような人達ではありませんから、しかたがない。


何しろ、在特会のビラによれば「投票率が8%上がれば特定宗教の組織票を相殺でき」るはずだったのに、投票率10.5ポイント上がったにも関わらず公明党候補の当選をひとりも阻止することができなかったことについて、何の総括もしない人達です。


引き続き、一般人を気持ち悪くさせる効果と、かえって組織票を固めさせる効果ぐらいしかないと思われる「政教分離を考える会」作成のビラを(法律の範囲内で)せっせとポスティングして、自己満足に浸っていればいいんじゃないですかね。


そういえば、矢野・朝木両「市議」は今回の都議選でいったい誰に投票したのでしょう? もちろん秘密投票制ですから明らかにする義務などないのですが、薄井市議が当選したときには
〈薄井「超セクハラ市議」の登場は有権者にも責任!実名出せますか?〉
謎の恫喝をしていた人達ですから、隠すのはおかしいんじゃないかとも感じます。市議会の議長・副議長選出の場合と同様、無効票になるのを承知で自分達の名前を書いて投票した可能性もなきにしもあらずと思う今日この頃です。


一方、かねてからの民主党支持者である中村克サンは、民主党の大躍進に気を良くしてか、〈友愛コンサルタントとしての活動を開始しました。〉(魚拓)などと言い出しました(太字は引用者=3羽の雀)。

簡単に言えば、「友愛」= ホスピタリティであり、「友愛社会」=「ディズニー社会」なのです。私は「ディズニー社会」を創ってきました。「友愛社会」の想像も難しくないと考えます。


この人も一貫して便乗人生ですよね。「友愛社会」を想像・妄想するのは自由ですが、いちおう『最後のパレード』における盗用は認めたのですから、まずは諸々の説明責任を果たしてから「コンサルタント」でも何でも名乗ればよろしい。


「私の大切な思い出へ土足で踏み込まれたような不快感を覚えます」
「夫との思い出まで踏み躙られた思いで怒りと共に寂寥感に浸っています」

と嘆く原作執筆者のおばあちゃんに謝罪の言葉ひとつ言えないで、何が「友愛」か(6月21日付〈「あひるさん、ありがとう」作者の気持ちを踏みにじり続ける矢野穂積「市議」〉なども参照)。政権交代は「ぬか床交代」だなどとつまらないことを言ってないで、頭の中のぬか床をそっくり入れ替えた方がいいでしょう。