資金源問題をつつかれて反論にならない反論をする瀬戸弘幸サン


松沢呉一さんが、〈お部屋1920/『エロスの原風景』刊行記念 松沢呉一インタビュー18〉で、東村山問題とネットの関わりについて少し触れています。私のことを肯定的に評価していただいているので、お礼にポット出版から絶賛発売中の『エロスの原風景』の宣伝もしておきましょう(文末に表紙写真も掲載)。


もっとも、「1日7万PV」というのはほんとに瞬間風速で、平均すれば1日2000〜3000PVぐらいじゃないでしょうか。それでも、東村山問題とその周辺の話題しか取り上げていないブログとしては、異例のアクセス数だとは思います。瀬戸サンみたいにべたべたとアフィリエイト広告を貼れば少しはお金が入ってくるのかもしれませんが、それは私の美学が許しません。


東村山問題への関心がこれほど高まったのはやはり、松沢さんが指摘するように、「瀬戸弘幸、中村克という特異きわまりないキャラが次々にここに関わったこと」に加え、「それらの人たちがいかにイカれているかを指摘し続けたブロガーたち」の存在が大きいと思います。ブロガーの貢献については、先日紹介した人民新聞』でも似たような指摘が行なわれていました。


人民新聞ネット世論からも見放された在特会、維新政党・新風

 ただその一方で、日本社会のありとあらゆる不正や矛盾を、中国・朝鮮人創価学会、マスコミの陰謀として糾弾する極右勢力の妄想的言動に対して、資料やデータを挙げて反証を行っていたブロガーたちの存在も忘れてはならない。これらの作業に中心的に関わっているのが左翼活動家ではなく、運動嫌いの保守的なリベラリストたちであることも興味深いことだ。
 いずれにしろ、彼らの熱心な検証作業や追跡調査によって、最近では「新風」の背後関係や活動資金の流れなども解明されつつある。すでにネット上で孤立化を深めている「新風」その他の極右団体ではあるが、ついにその根本からして胡散臭いものであったことが暴露される日もそう遠くはないのではないだろうか。


瀬戸サンは、同じエントリーで紹介した高英子氏のコラムには反応していましたが、こちらの指摘はなぜかスルーしていましたね。私が7月16日付〈鏡が見えない「特定日本民族」〉でまとめておいた質問・要望や、7月21日付〈批判者は「創価」じゃないと困る瀬戸弘幸サンと矢野穂積「市議」〉で追加した質問・指摘をスルーし続けるのと同様に。


しかし、上記引用でも触れられている資金源の問題を柳原滋雄さんにつっつかれると、反応せずにはいられなかったようです。もっとも、さっそく再反撃をくらっています。


柳原滋雄コラム日記〈瀬戸一派の「資金源」に関する興味深い指摘
   ↓
瀬戸弘幸ブログ〈創価ジャーナリストのデタラメ日記(4):柳原滋雄氏が取り上げたリチャード・コシミズ
   ↓
柳原滋雄コラム日記〈まともな「正業」で暮らしていないことは明らかな瀬戸一派
追記〔8月11日〕:その後、〈お金をくれる人の“ポチ”にすぎない「街宣右翼」たち〉および〈“瀬戸ポチ族”の「飼い主」当てクイズ〉という記事も追加された。)


リチャード・コシミズという人物の信憑性はさておき、柳原さんの記事を見たとたんに


創価学会と独立党が連携したのでしょうか? それとも実際は古くから裏では繋がっていたのかも知れません」


などという根拠のない妄想を開陳するのでは、逆に“よほど痛いところを突かれたんだな”と考えたくなるのも当然です。反論記事の内容も、


「ここに書いてあるのはデタラメばかりであり、何ら真実性のあるものではない」
統一教会と関係があるかのように書かれているが、統一教会を批判してきた我々が統一教会と関係あるはずがない」
在特会の裏に『統一教会』『日本財団』『日本会議』がいるとは、全くお笑いのレベルでしかない」


などと騒ぐだけで、反論の体をなしていない。他人のことは、ろくに根拠も示さず、自分達のことを批判するというだけの理由で片っ端から「創価」認定するくせに、自分が疑惑を指摘されたら、これですよ。


本件については今日はこれ以上触れませんが、瀬戸サンと金の問題については、まとめWiki維新政党・新風 副代表 瀬戸弘幸氏の資金は何処から? 倉庫〉のほか、松沢呉一さんの以下の記事も参照。


そういえば、瀬戸サンも紹介していたブログ「7・20 排外主義によく効く表現行動!〔福岡〕」に素敵な写真が掲載されていたので、瀬戸サン達へのメッセージとして拝借させていただきます。




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