公開質問状“風”の一方的問いかけで大ブーメランを放つ矢野穂積「市議」


東村山市民新聞」の7月24日付更新については、Tomatotic-jellyさんがさっそく拾ってくれています。ミハルさんがおっしゃるように、最近はTomatotic-jellyさんが細かい修正箇所も含めて報告してくれるので、大変助かります。


その更新内容(トップページ)ですが、私があれこれ言うせいか、日弁連の意見書の内容も部分的に引用してはいます。もっとも、

日弁連の意見書 (「公訴時効廃止」の遡及適用部分)
(山下弁護士が「刑事法制委員会」で「反対案」作成に関与したとみられる。)


という見出しを見ても、山下幸夫弁護士に対する個人攻撃が主眼であることは変わりませんね。意見書内容に対するコメントも、
「殺人犯の『逃げ得』を容認し、殺人事件の被害者遺族らが、犯人を検挙して処罰してほしい、という願いを踏みにじる山下幸夫弁護士らの言動に監視を!」
と被害者遺族の取り組みに便乗して騒ぐだけで、何の反論にもなっていません。


噴飯物なのが、山下幸夫弁護士に対する「公開質問」なる代物です。


「山下幸夫弁護士に公開質問します。回答がない場合は事実を自認したものと看做します。」


なんともはや。2ちゃんねるでも「サンバがやのっちに公開質問するに1ペソ賭ける」と予言している人がいましたが、さっそくスクリーンショット画像を作成し、今後大いに活用させていただくことにします。


とりあえず、検察審査会への申立て「最高裁判所への申入書」とやらの提出については、これまで何度も当ブログで事実上の公開質問を行なってきましたので、昨日付の記事であらためて確認した通り、「やっていない」と理解しておくことにしましょう。


山下弁護士に対する質問内容がまた馬鹿馬鹿しい(丸付数字はカッコ付数字に修正)。

(1)山下幸夫弁護士は創価大卒で創価信者だと報じられていますが間違いないですか
(2)山下幸夫弁護士は日弁連「刑事法制委員会」事務局長代行として、「公訴時効廃止」に反対の意見書案を作成したことに間違いないですか。


これまた、山下弁護士を個人攻撃したいという私怨を丸出しにしつつ、そういう批判を避けるためにいまさらながらに山下弁護士の役割を確認しておきたいという思惑が見え見えです。特に(1)のような質問をするのなら、自分の宗教的信条を、日蓮正宗妙観講との関連も含めて明らかにするのが先でしょう(2008年12月15日付〈妙観講とも仲良しですか?〉、2009年6月24日付〈見殺しにされる人々(2)〉など参照)。


この「公開質問」が実際に山下弁護士に送付されたのかどうかも、橋本玉泉さんが〈またもや「おねだり体質」「びくびく体制」全開の『東村山市民新聞』〉で疑問を呈しているように、不明確です。送付した証拠が提示されない場合は、単にホームページ上で吠えているだけだという事実を自認したものと看做します


また「ぬか床」がどうだこうだと賞味期限切れの比喩を振り回している中村克サンも、読売新聞社宛ての「公開質問状」を送ったと言ってから1カ月半経っても、何の報告もしませんし、どうしてこのへんの人達はこうも自分の言動に対して無責任なのか。今回「東村山市民新聞」のサイト上に掲載された「公開質問」も、矢野・朝木両「市議」が毎日新聞社と同記者に宛てて一方的に公開した(送付も告知もしていないという事実を自認したものと看做します)、しかも回答期限を過ぎて2週間ほど経ってから内容を書き換えていた公開質問」と同じ運命をたどる可能性が高いと思われます。


ま、これからあちこちで矢野・朝木両「市議」に対する公開質問が飛び出してくると思われますので、自認したものと看做されたくなければ、がんばって回答してくださいね。


【追記】(8月4日)
東村山へ愛を込めたり〈山下幸夫弁護士にメールしてみた。〉によると、案の定、「公開質問」は山下弁護士には送付されていなかったようです。