中野区議宅襲撃を全面的に支持する瀬戸弘幸サンと、同様の姿勢だと推測される矢野・朝木両「市議」


凪論〈第一次落書き名誉毀損裁判で黒田大輔氏が上告受理の申立て 〜注目される黒田氏の上告受理理由〜〉については昨日付の記事に追記しておきましたが、WAWでも〈【裁判】第1次「落書き」裁判、行政書士側が上告〉として報告がありました。興味深いのは次の情報です。

 一方、支部判決後、A氏側がB氏の金融機関口座を差し押さえていたことも分かりました。A氏側によると、差し押さえたのは、B氏が裁判支援のため呼びかけていたカンパ用の口座です。当初2つの口座を対象としていましたが、一方には約5万円の残高があったものの、もう一方には数百円しか残っていなかったため、後者口座の差し押さえは断念したといいます。


全浦安が泣いたのも無理はありません。郵貯と三井住友銀行の口座のことでしょうが、他人のカンパ要請については厳しいウンコ先生こと瀬戸弘幸サン、クロダイくんにちゃんと報告しろよと言っておいてください。2009年3月21日付〈【資料】収支報告を一切やらず、「日護会」としての口座を設けることもなくカンパ要請を繰り返す黒田大輔・日護会代表〉も参照。


その瀬戸弘幸サンが〈<活動報告> 創価公明党批判街宣:悪辣なる言論弾圧を許さないぞ!〉というエントリーをアップしていますが、〈創価公明党の告訴って、本当なの?〉で言っていたことはけっきょく単なる妄想か願望に過ぎなかったことを確信させるような内容でした。


「民事事件で裁判所に告訴〔ママ〕すると刑事事件での捜査が一旦止まることがあります」というなら、そうなんじゃないんですか。私も、写真の著作権侵害高倉都議に対する名誉毀損については、裁判の推移、そこでの陳述等を見ながら捜査機関としての対応を考えている可能性もあると思っていました。これが当たっているかどうかはともかく、そういう可能性があると考えているなら、「本来は刑事事件に値しないものを公明党の議員等が政治権力を行使して圧力をかけて無理矢理告訴や告発を受けさせたのではないか?」などとわざわざ妄想を膨らませる必要はないでしょう。


「政治活動の自由や新聞などの発行の自由は憲法で保障されたものであり、それを警察や裁判所の力で以て、それを押さえつけようなどと言うのはトンデモナイことで、これは絶対に許されないことです」とも書いていますが、国家権力による検閲を求め、ヘイトスピーチ規制の道を開こうとする瀬戸弘幸サン良くもいけシャーシャーと言えるもんだねとだけコメントしておきます。


ところで、私の予想に反して、瀬戸サンはまきやすともの中野区議宅襲撃ツアーにも同行していたようです。姿も見えず、声も聞こえなかったので、てっきり駅前の街宣だけでばっくれたのだと思っていました。まあ、勇気ある槇やすともさんの活動を今後も我々は全力で支援して行くそうですから、どっちにせよ、
「久保里香さん。だんなさんの久保●●●さん、またお子さんの名前もここまでネームプレートには書いてありますが、あえてお子さんの名前まではいいませんが」
などとチンピラそのものの脅し文句を吐くまきやすともの行動を全面的に支持していると判断して間違いありません(久保区議宅襲撃の様子については、りゅうさんによる文字おこしも参照)。


もちろん、かの洋品店襲撃を全面的に擁護し、「『襲撃』などというのは言葉の使い方を間違っていますよね」などと言っている矢野穂積朝木直子両「市議」も、このようなまきやすともの行動を全面的に支持していると考えていいのでしょう。



東村山市民新聞〈「変えよう!議会を 親創価に」〉より(2009年6月4日付更新


そうでないなら、東村山市民新聞」上でそのように明言してくださいね。そうでないかぎり、私の推測が間違っていないことを自認したものと看做します


矢野・朝木両「市議」はともかく、議会制民主主義を否定するこの連中が各地の地方議員に対して繰り返している襲撃に対しては、暴力団に対して企業が毅然たる対応をとるべきであるのと同様、毅然たる対応をとるべきだと思います。同僚議員、全国の地方議員、国会議員も、主義主張の違いや党利党略を超えて、そのような対応を一致して支持するべきでありましょう。


【追記】
まきやすともの中野駅前街宣についても、りゅうさんが一部文字おこしの上、つっこんでいます瀬戸サンのブログのコメント欄で“前から知っていたのなら何故?”氏が次のように書いていますが、どうやら「存在意義の為にどんどん訴訟を起こされてしまう間抜け」という理解で間違いないようです。

TINさん。アドバイス(?)ありがとうございます。戦いというのは継続しなければ、この情報過多の世相では収縮と同じ意味しか持ちえないと思います。ですから、訴訟提起されてもされても街宣を続けている理由は何か?と考えた時に必然的に戦いを続ける為だという答えが出てきたのです。ひとつが結審しても次があればまた戦えるし、真相を暴くという目標に希望を持てます。TINさんが言われる存在意義の為という理由だと、存在意義の為にどんどん訴訟を起こされてしまう間抜けだということになりますよ?なんの為にそこまでして存在意義を確かめなくてはならないのかが疑問として出てきてしまいます。生活を捨ててまですることだとは思えません。また危険回避という意味あいもあります。訴訟中に失踪とかしたら目立ちますから、相手もそうそう手を出せない。ですから訴訟はいつもあったほうが安全性が高まるのではないでしょうか。また自分なりに考えたいと思います。
Posted by 前から知っていたのなら何故? at 2010年02月16日 00:10


【追記2】
クロダイくんが珍しく事前告知を打っていたのでkwout。


◆お知らせ
創価学会御用ライター裁判」 黒田VS宇留嶋控訴審(一審黒田完全勝訴)の第一回弁論
東京高裁817号法廷 11:00開廷
【集合】
17日(水)10:30 東京地裁(高裁)正面玄関あたり
裁判終了後、朝木明代さん殺害事件の真犯人の検挙及びカルト信者の司法界からの排除、カルト宗教への課税、創価学会の解散を求める街頭宣伝を地裁(高裁)正面玄関あたりデ行います。


いっそ「正面玄関あたりde行います」とやってくれた方が面白かった。クロダイくんのいう「完全勝訴」の中身については1月31日付〈「事実を淡々と記載」することさえできず、自らの情けなさを露わにするばかりのクロダイくん(行政書士・黒田大輔)〉参照。そういえば、続編を掲載予定という話はどうなったかな。千葉さんとの和解条項(第2次落書き名誉毀損裁判)をアップするという予告(2009年12月26日)も、まだ履行されてませんが。


おっと、瀬戸サンも例によってお義理のような事前告知を掲載しました。これじゃクロダイくんが控訴したみたいですよ。

明日の裁判のお知らせ
 黒田大輔氏が「御用ライター」と宇留嶋氏をブログで表記したとして、名誉毀損で提訴された件は、原告宇留嶋氏の訴えを退けて却下されました。
 しかし、それを不服として東京高裁に控訴しました。その控訴審が明日東京地裁の817号法廷で午前11時より行われます。
 裁判終了後には東京地裁前において街宣あり。
瀬戸弘幸ブログ〈「政治と宗教を考えるシンポジウム」について〉)


◆今後の新風連関連裁判日程
クロダイ第2次「御用ライター」裁判控訴審(原告・控訴人=宇留嶋さん):2月17日(水)午前11時〜、東京高裁817号法廷〔ソース〕【第1審判決
西村修平第3次「御用ライター」裁判(原告=宇留嶋さん):3月8日(月)午前11時〜、さいたま地裁川越支部 ※判決言い渡し(予定)〔ソース
*まきやすとも・写真著作権侵害裁判:3月12日(金)午後2時半〜、東京地裁霞が関)721号法廷〔ソース
クロダイ第2次「御用ライター」裁判控訴審(原告・控訴人=宇留嶋さん):3月17日(水)午後1時10分〜、東京高裁817号法廷 ※判決言い渡し(予定)〔ソース〕【第1審判決
*まきやすとも&クロダイ対創価学会街宣名誉毀損裁判(原告=創価学会):3月19日(金)午後1時半〜、東京地裁霞が関)526号法廷〔ソース
西村修平街宣名誉毀損裁判(原告=千葉さん):4月初頭、東京地裁立川支部 ※判決言い渡し(予定)〔ソース
*まきやすとも・機関紙名誉毀損裁判(原告=千葉さん):4月14日(水)午後1時30分〜、東京地裁立川支部ソース
西村修平婚外子差別発言裁判控訴審(期日不明)〔ソース
クロダイ・第1次落書き名誉毀損裁判上告受理申立て中