瀬戸弘幸サンが徳島県教組襲撃に無責任な支持を表明/ところで日の丸・君が代強制に反対する矢野・朝木両「市議」はこれでも「襲撃する運動」と絶縁しないのか


日護会代表・クロダイくん(行政書士黒田大輔)がブログでつまらない自慢をしていますが、どうでもいいのでいちいちつっこみません。切葉鳩さんのブログ〈ステージ虱発〉はとっくに復活しており、問題のエントリーも再掲されているんですが、見ないふりをしているのでしょう。



関心のある方は、以下のエントリーを参照してください。ついでに、クロダイブログの[http://seaside-office.at.webry.info/200901/index.html:title=2009年1月]〜[http://seaside-office.at.webry.info/200902/index.html:title=2月]あたりのエントリーを見れば、ハッスル状態だった時期のクロダイくんの様子を楽しむことができます。


さて、昨日に引き続いて徳島県教組襲撃事件の話題ですが、しばらく沈黙を保っていた瀬戸弘幸サンが、4月24日の朝になって「“義憤”から発せられた行動を断固支持する。」という見解を発表しました。ぎゃふん。



[http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20100410/p1:title=4・7水曜デモ粉砕行動が産経新聞で取り上げられて大はしゃぎし、チーム関西の行動に対して全面支持を表明]した瀬戸サンとしては、ここでケツをまくるわけにもいかなかったのでしょう。瀬戸サンは次のように書いています。

 正にこの日教組の事件こそは追及されなければならない人々の善意を利用した悪辣極まりない事件であることは論を待たない。この事件に対して良識ある国民が強い憤りを持つことは当然であり、不正を糾すための行動には強い共感を覚える。
 徳島県教組並びに日教組には社会的道義に著しく欠けた反社会性が見られる。このことに関して多くの報道機関はその真実の追究を怠り、本来であれば司法当局も強制捜査に乗り出して当然の事件なのにその動きすら見えなかった。
 それらの動きがないとすれば、問題意識を共有する同士達が合い語らい糾弾の闘争に立ち上がったとすれば、正にこれは「義憤」であり、私はその行為を断固支持するものであります。


適用条文も具体的根拠も示さずに「司法当局も強制捜査に乗り出して当然の事件なのにその動きすら見えなかった」などと書いていますが、徳島県教組の対応が募金詐欺等の犯罪に当たると考えるのであれば、さっさと刑事告発をすればよかったのです。洋品店襲撃事件の時に
もしも、どうしてもそのような襲撃であると主張するなら、それを扇動したということで、私を告訴してみてはいかがでしょう?/刑事事件の告訴が無理なら、営業妨害などの民事事件で告訴されてみてはいかがでしょう?
とうそぶいたのは瀬戸サンではありませんか。


また、在特会京都支部が参照している産経新聞の記事でも、日教組の対応が地方公務員法等に違反するかどうかについて調査する意向を鳩山首相が表明した旨、報じられています。


刑事告発等の正当な手続きを踏まず、政府による調査の結果も待たず、徳島県教組の言い分さえ照会せずにいきなり事務所を襲撃するというのは、単なる脊髄反射的暴発行為に過ぎず、「義憤」などというお題目で正当化できるものではありません。


ちなみに、日教組は「子ども救援カンパ」の使途について次のように説明しています。


カンパの使途
子ども救援カンパの使途:「あしなが育英会奨学金」に寄付します。また、連合を通じて「保護者の厳しい就労状況等により学校へ修学できない子ども、外国籍・病気・障害のある子どもの支援」、「学生・青年に対する職業訓練、求職支援、障害者の作業所への支援」などを行っているNPO団体等へ寄付します。


少なくとも募金詐欺と言えるような状況は存在しないようですね。カンパの使途を決して公表せずに個人所得として処理する瀬戸弘幸サンとは異なり、最終報告書も日教組のホームページに掲載されています(PDFファイル)。どのへんに「社会的道義に著しく欠けた反社会性」が見られるのか、あらためて説明していただきたいものです。


日教組書記長談話も4月21日付で公表されていたので、全文転載しておきましょう。

徳島県教組書記局への乱入・暴力行為事件に対する書記長談話
2010年4月21日
日本教職員組合 書記長 岡本泰良
4月14日、「在日特権を許さない市民の会」を名乗る団体が、徳島県教組書記局へ乱入し、暴力行為に及んだ。この団体は、在日韓国・朝鮮人を含む特別永住者がかつて日本国籍の保有者であったというその歴史的経緯などから、いくつかの特例措置を与えられていることなどを「特権」とし、その「解消」を訴えている。また、在日韓国・朝鮮人と本国の韓国、朝鮮民主主義人民共和国が「歴史の捏造」を行っているとして強く非難している団体である。
乱入・暴力行為の内容は、徳島県教組の書記局付近で街宣活動を行った後、約20人が乱入したものである。「書記局内の書類・新聞などを投げ散らかす」「書記局内を無断でビデオ撮影する」などを行い、その行為を阻止しようとした書記局員に軽症を負わせた。これらの行為は、組織的威力業務妨害罪、傷害罪等に問えるいわば犯罪行為であり、到底許すことができないものである。
現在、日本の子どもの7人に1人が貧困状態であり、貧困を理由に就学が苦しくなっている子どもたちが増加している現状について、日教組は大変危惧をしてきた。そこで、09年度に、連合が提起した「雇用と就労・自立支援のためのカンパ」の趣旨に賛同し、困窮・困難な環境にある子どもとその家庭支援のための「子ども救援カンパ」にとりくんできた。このカンパ金は、多くの人々の善意から集められ、日教組を通じて、あしなが育英会や連合に送り、多くの団体を支援してきたものである。
また、日教組は、70年代に高校準義務化を提唱し、本年度から実施された高校実質無償化の実現にむけてとりくんできた。これらの活動も、すべての子どもたちが平等に教育を受けられるように提唱してきたものである。あわせて、支援が不十分なマイノリティーの子どもたちに対しても、ゆたかな学びが保障されるようとりくんできた。
私たちは、教職員組合として、一人ひとりの子どもたちが平和な未来にむかって歩み、夢や希望あふれる社会の実現に努めている。その活動を阻害する今回の事件に対し、民主主義を脅かす重大な犯罪行為として強く抗議するとともに、徳島県教組のとりくみ、告訴を全面的に支持する。また、「あしなが募金を朝鮮に流している」などと誹謗中傷し、これまでの日教組の「子ども救援カンパ」活動が不正な会計処理を行っているとの一部マスコミの報道は、全くの事実誤認である。私たちは、これからも子どもたちに寄り添い、支援の輪を広げる活動をすすめていく。


瀬戸サンは、チーム関西の行動について
「何ら恥じる行動ではない。重ねて書きますが『社会正義』を訴えるための行動であり、行きすぎた点に関しては自ら反省すべきところもあるかも知れませんが、それは今後の行動の中で示していかれれば良いと思います。/特に若い活動家の皆さんにおかれましては人生の先輩達の言葉にも耳を傾けて下さい」
とも書いていますが、今回の行動は、刑事告訴の結果がどうなるかに関わらずすでに十分に恥ずべき行動であり、瀬戸サンは人生の先輩として「行きすぎた点」を批判すべきでありましょう。


徳島県といえば、瀬戸サンがかつて推理ゲームに興じていた創価会館・日中友好協会爆破事件が起きた土地でもあります。犯人(第1審では懲役9年)は、
ある時期から書物を通じて右翼的思想に共感するようになり、創価学会が(そうした思想と)相反する団体との認識があった
創価学会は人類に有害」「中国は勘違いの価値観と国際的モラルに欠ける

などと供述しており、瀬戸サン達と似たような発想の持ち主だったことが明らかになっています(2008年12月29日付〈怪しいとぼけ方〉参照)。瀬戸サンはその後この件について触れるのをパッタリやめましたが、「社会正義」を訴えるためには何をやってもいいなどとは流石の瀬戸サンも考えていないでしょうから、今回のチーム関西の行為についてもあまり無責任な擁護はしない方がよろしいかと思いますよ。


ところで、「草の根」教育現場における日の丸掲揚・君が代斉唱の強制に反対していますが*1、自分の意に沿わないことがあれば教職員組合の事務所であろうが学校だろうが平気で押しかける襲撃する運動と、そろそろ公式に絶縁するつもりはないのでしょうか。街宣名誉毀損裁判矢野・朝木両「市議」が熱心に支援してきた西村修平も、どうやらチーム関西を切り捨てたらしいというのに。


このままでは、洋品店襲撃事件を次のような言葉で全面的に擁護したのと同様、彼らの傍若無人な行動ぶりを支持していると自認したものと看做さざるを得ませんね(2月24日付〈「在特会等糾弾決議」をめぐる矢野・朝木両「市議」への「公開質問」〉も参照)。



東村山市民新聞〈「変えよう!議会を 親創価に」〉より(2009年6月4日付更新


【追記】
チーム関西は「日本がキライなら脱日しろ!!」という「抗議文」も読み上げていたんですね。これぐらい紙を見ずに言えばいいのに。