リサイクルセンター問題について相変わらず「変えよう!議会・東村山」の悪口を言うばかりの自称「草の根」矢野穂積・朝木直子両「市議」【追記あり】


10月17日(日)に行なわれた秋葉原「排害」デモの件も拾っておきたいとは思っているのですが、東村山市民新聞の更新がありましたので取り急ぎ報告しておきます。連日「最終更新日」の修正だけが続けられていましたが*1、10月21日付で次のような囲みが登場しました(2010/10/20 17:29:49)。


東村山市議会速報 10月18日開催
「25億リサイクルセンター建設問題」特別委員会
現計画容認姿勢を追及され、今度は「資源回収」でごまかそうとする佐藤発言

 いまや保守側から対立候補を擁立され風前の灯の運命にある「本籍自民・住民登録公明」で公明べったりの現市長提案の「25億リサイクルセンター建設問題」で特別委が18日開催されたが、市民新聞から、現市長の「提灯持ち」で現計画容認の正体を厳しく追及された佐藤は、「調査」してきたなどと主張、今度は、「資源回収」を推進すれば規模を小さくできるなどと、現計画容認派であることをごまかそうと必死だった。
 が、担当部長が選別対象の増減は計画には「影響はない」と答弁し、目論見は無残にも破綻。しかも、現市長が計画を見直してもいいかのような期待を持たせるような発言をしているので、草の根・朝木議員が「市当局は、現計画のどの部分は譲れないというのか」と本音を追及したところ、「秋水園に屋根をかぶせるという計画は変えない、一部屋根の外に出すことはありうる」旨の答弁。しかも「そろそろ、計画見直し案を次回までには出したい」とヌケヌケと本音を開陳した。
 この担当部長答弁で、いくらおしゃべりしてごまかそうとしても、結局のところ、巨額を投じ何の根拠も理由もない「秋水園に屋根をかぶせるという現計画」に賛成なのか、これを認めないのか、態度をせまられることとなった。
 市民を欺くのではなく、生活者ネットの大塚、佐藤、薄井は、はっきりと「秋水園に屋根をかぶせるという現計画」=意味のない巨額の「ハコモノ」建設に賛成、と本音どおり白状すべきだ。(敬称略)


相変わらず、投票層が自分達とかぶりそうな「変えよう!議会・東村山」の攻撃に終始していますね(10月5日付〈他の議員に「ぜひ意見を聞きたいところだ」とか言ってる場合じゃない矢野穂積・朝木直子両「市議」〉も参照)。10月18日の特別委員会の様子については佐藤市議もツイッターで簡単に報告していましたので、それを紹介することでつっこみに変えておきます。


Togetterまとめ〈【東村山市議会】秋水園リサイクルセンター計画調査特別委員会 (10月18日)〉も参照。どうも解決策の提案が出てくる気配はありませんが、どうするんでしょうね。


ちなみに、佐藤市議は大塚市議とともに市の廃棄物減量等推進審議会(10月19日)も傍聴し、ブログに報告をアップしています。もちろん、矢野穂積朝木直子両「市議」の姿は見えなかったようです。


このほか、福田かづこ市議も〈どうするべきかリサイクルセンター〉という記事をアップし、少なくとも対応策を考えようとする姿勢は示しています。また、矢野・朝木両「市議」がなぜか正面から批判しようとしない公明の見解については、いとう市議ブログ〈リサイクルセンター建設〉を参照。


【追記】(10月21日)
佐藤市議の反論(解説)エントリー〈少しは生産的な議論をしませんか?(改題)〉について当初は注で触れていましたが、大塚市議も同様のエントリーをアップしたこともあり、少し引用しておくことにします。まずは佐藤市議から。

3時の休憩明け、まだ委員も傍聴者も揃わないときに、私は朝木さんに「私は騒音などの課題解決のためには、何にもしなくていいという立場ではない。一切いらないと言うのなら、所管の部長に尋ねてばかりいないで、1円もかけずに課題を解決できる方法を早くこの委員会で示すべきではないか?」と重ねて申し上げました。
「ええ、出しますとも!」と勇ましく答えた朝木さん。
傍聴席では大塚議員も同じ問いを矢野さんにしていたそうで、「ああ出すよ。今はまだ出せないが…」とか何とか言っていたそうです。
例の「内部告発」同様、やるやる詐欺にならぬよう、早く議論のテーブルにお出しください。


それにしても、彼らのやり方を見ていると、裁判所での展開とそっくりだと感じます。
証拠を出すのはそっちだ!立証責任はそっちにある!求釈明だ!と裁判の入口で繰り返すことは、彼らとの裁判に巻き込まれた人間は誰もが知っていること。
委員間では、所管が示した当初計画は理解した上で、もはや議論はとっくに25億円規模の当初計画から離れ、どうやって予定している品目を1つでも民間に委ねて秋津町に流入するパッカー車を削ることができるのか、集団資源回収や店頭回収に本格的に取り組むことで行政回収分のビンや缶も減らすことができるのか、そして、いかに施設ラインや機械をコンパクトなものにできるのか、といった点に移っているのに…。
「25億円の根拠が未だに不明だから説明せよ」とか「どうせ、貴重なご意見として伺っておきます、と言われておしまい」とか、「こんな議論なんかしてもどうせガス抜きに使われるだけ」とか繰り返す朝木さん。
人のアラを探し、足りていないところを叩き、あいつが悪い、こいつが悪いと犯人探しばかり繰り返してきた彼らには、議員同士の議論から新たな道を見出そうという営みの意味すら理解できないのかもしれません。
全くもって悲しいことです。
上記HPを見てみても、佐藤の「目論見は無残にも破綻」などとつまらぬことを言っているようですが、その根拠にしているのは、あれだけ彼らが批判しているはずの担当部長の答弁。
結局、所管に質問し、帰ってきた答えがおかしいと言っては、また所管にぶつけ…。
もう少し、自分で調べるとか、自分の意見を堂々と述べるとか、ないのでしょうか?
議員同士で議論して、新たなものをつくりだそうとか、少しでも良いものに変えようとか、そんな発想は根底から存在しない、ということなのかなぁ…。
当日のツイッターにも書きましたが…
そろそろレベルをあげましょうよ、朝木さん。
矢野さんは無理でしょうけど。
(佐藤市議ブログ〈少しは生産的な議論をしませんか?(改題)〉。太字は引用者=3羽の雀)


続いて大塚市議です。

18日には「リサイクルセンターに関する調査特別委員会」を傍聴した。今回、傍聴者が多く熱心に聞き入るが、私の隣の議員矢野穂積の野次がうるさいったらなかった。1名〔朝木直子〕以外のいずれの委員も議論の積み上げの中から、当初25億円とされたリサイクルセンターについては、規模ありきではなく、「悪臭、騒音、労働環境」の対策が最も必要であり、入れ込む機能を最小限に抑え、コスト削減を図るべき、との共通認識を中心に検討が進んできた。従来から扱ってきたびん・缶・ペットボトルなど資源物の減量、分散処理のあり方を品目別に検討しているところなのだが、「25億円のハコモノを建てたいんだろう!」「25億円の積算根拠をいってみろ!」と思考停止している野次である。私にまで八つ当たりだかとばっちりが飛んできて(私も応じてしまうからだが)、「おまえは市長にだまされている!市長派だな」とか「やっぱり建てることに賛成なんだな!」など大騒ぎ。「あなた方の対案や提案が聞きたいわ」と応じるが「あるさ」といいながら同じ会派の議員からの提案や建設的な披露は今回もされない。場外乱闘ではないが、恫喝、威嚇行為(敵あるいは味方に?)というかパフォーマンスが過ぎる。ようやく共通項をもち具体の検討が進んできたし、事業者からの意見聴取を予定し、議員間の議論が行なわれるべきところまで来たが、おそらく議会が機能すること、議員間の討議となることが肯定できない、いやなのではないか、と感じた。自分たちだけが違う、ということを際立たせたいのか、残念ながら非建設的である。こんなこと書くと、徹底的に誹謗中傷されちゃうのだろうな。とんでもない有名人になってしまうかも、でも思ったことは忘れないうちに書いておこうっと。
(大塚市議ブログ〈一般廃棄物処理とリサイクルセンター構想は別次元の話ではない〉。太字および〔 〕内の補足は引用者=3羽の雀)


【追記2】(10月22日)
島崎よう子市議も〈リサイクルセンター委員会での議論、ようやく進む〉と題する記事をアップしました。

*1:10月17日付(2010/10/16 18:52:07)、10月18日付(2010/10/17 15:20:54)、10月19日付(2010/10/18 20:45:32)、10月20日付(2010/10/19 15:08:35)。