【在特会横浜デモ】山下公園訪問の目的をめぐる参加者ブログの興味深い改変
いまや西村修平サンも瀬戸弘幸サンもけっして触れようとしないベランダウンコ事件から丸2年となる11月13日(土)、APEC開催を機に在特会が横浜で行なったデモについては、Togetterまとめ〈そしてナイフを待って突っ立ってた♪〜エア極左と闘う在特会の木枯らしデモin横浜〉*1で関連ツイートをまとめておきました。miracleさんの報告も参照。
主催者側からは桜井誠・在特会会長、金友・排害社代表、レックス、ひろやんなどが報告をあげていますが、もともとがしょぼいデモでしたから、特に見るべきものもありません。
なお、デモ終了後、一行が山下公園に向かおうとしたところ警官隊から阻まれ、桜井会長がその場で街宣を始めて大騒ぎするという一幕がありました。その件については、レックスの報告の後半で、写真・動画付で触れられています。この件に関わる金子吉晴・大井町議(日本の自存自衛を取り戻す会)の記事改変が興味深かったので、いちおう記録しておきましょう。
当初、金子町議はブログで次のように報告していました(魚拓)。
活動報告 11月13日在特会主催横浜デモ及び山下公園左翼ウォッチングツアー
本日は在特会主催で横浜駅近くのポートサイド公園周辺を回るデモと山下公園への左翼ウォッチングツアーに参加しました。在特会の主催活動には久し振りに参加し、いつもは動画では目にすることのない米田君や大王君と再会し、やあやあと楽しく時は過ごせましたが、少々疲れました。
さてデモの方は期待に反して何の混乱もなく(というかシナ人がそれほど住んでいないので混乱の起きようがない?)、50分程で終了しました。
その後、当方はみなとみらい線でAPEC会場に行ってみようと思っていたのですが、桜井会長に話すと、いや左翼ウォッチングのために山下公園に行ってみたいとのことです。そうなると、二手に分かれるのは警察の迷惑になるし、今日の主催は在特会なので、彼の意見に従うことにしました。
その後のことは取り立てて書くほどのことはありません。残念ながら山下公園には到達できませんでした。思ったことは、一言で言うなら、自分で言うのも何ですが、日本の自存自衛はいい仕事をしているなということだけです。
(太字は引用者=3羽の雀。半角のカタカナ・数字も全角に修正した)
ところが、翌日(11月14日)には記事を大幅に修正し、山下公園に何をしに行こうとしていたのかに関わる記述をばっさりとカットしてしまいました。
活動報告 11月13日在特会主催横浜デモ及び山下公園訪問
昨日は在特会主催で横浜市神奈川区で行われたシナ糾弾デモと終了後の山下公園訪問に参加しました。
デモの方は期待に反してと言うべきか何のトラブルもなく50分程で終了しました。
終了後は、当方はAPEC会場訪問を主張したのですが、結局、主催者の意向に従って山下公園へ行くこととしました。しかし、やはり残念ながら警察に足止めされ、山下公園には到着できませんでした。
桜井会長は、ニコ生で見ていた限り、
「つまり山下公園で肉まん食おうと思ったら、前方のホテルに要人が泊まっているという理由で止められて、それを警官が最初に説明しなかったから、謝れ謝れ謝れ謝るまで帰らないとゴネているらしい」
と要約できる主張を口角泡を飛ばして展開していましたが、どうやらそれは真実ではなかったようです。
「ミクシのコミュだと大久保ニコ生は最初に山下公園で解散する左翼に凸しようとして止められてから肉まん、という流れだったようですね」
という情報の方が正しかったということでしょう。であれば、無用のトラブルを避けるために警察が在特会一行の行動を規制したのもやむを得なかったのではないかとも思われます。
けっきょく、桜井会長が別の警官とこそこそ会話を交わして「話がついた」ということで撤収することになったようですが、いったいどのような形で話がついたのでしょうか。また、ニコ生では桜井会長らを押しとどめた警官が所属する愛知県警への抗議を呼びかけるコメントが多数流れましたが、愛知県警の方もいい迷惑というものです。
この記事は11月29日の夜に今更ながらに書いているのでついでに触れておきますが、在特会公式ツイッターでは、安田浩一氏が講談社のムック『G2』第6号(12月4日発売予定)のために行なっている取材活動をめぐり、次のようなツイートを流していました。
さて、果たして在特会に
「恥知らずなジャーナリズムのかけらもない集団は嘘を多用しておりますので、皆様もご注意ください」
などと口にする資格があるのかどうか。なお、この件については以下の一連のTogetterまとめを参照。
- 〈【在特会】ジャーナリストの安田浩一氏、桜井会長の講演に足を運ぶも叩き出された上に「チョメチョメするぞ」と意味不明な脅迫をされる〉
- 〈【在特会】安田浩一氏の徹底取材に逆ギレしたらしい桜井誠会長が生で「俺を刺せ!刺せ!」と連呼〉
- 〈【在特会】桜井誠会長「取材なんかしてないで俺を刺せ!」→安田浩一氏「ごめん無理」〉
- 〈どんなメディアの取材も受ける!と公言していた在特会の今は昔〉
〔この記事は11月29日の夜、アップしたものです。〕
*1:タイトルは、もちろん、ザ・ブルーハーツ「少年の詩」の歌詞をもじったものです。背景はTogetterまとめ〈【在特会】安田浩一氏の徹底取材に逆ギレしたらしい桜井誠会長が生で「俺を刺せ!刺せ!」と連呼(11月12日)〉を参照。