相変わらずろくな説明も提案もなしに悪口を言い続けるばかりの矢野穂積・朝木直子両「市議」


千葉英司さんが主権回復を目指す会西村修平らを訴えた裁判(第2次街宣名誉毀損裁判)の第1回口頭弁論が開かれましたが、西村側は、「不当な裁判」と言いつつ千葉さんの写真をさっさと削除する*1一方、共同被告の細川勝一郎が分離裁判を申し立てて認められるなど、予想以上にグダグダな展開になっているようです。



詳細はまとめWiki第2次街宣名誉毀損裁判〉のリンク集を参照。肖像権侵害については非を認めて写真を削除したとしても、今後、
「朝木明代さんの万引事件、万引きをでっち上げたといわれている元千葉英司副署長」
「訴訟を乱発して一国民に対して100万円を請求する元千葉英司副署長」

等の記述・発言について名誉毀損が成立しないことを立証しなければならないわけですが(千葉さんの訴えの内容は凪論〈第2次街宣名誉毀損裁判の第1回口頭弁論は12月10日に〉参照)、特に前者についてはなかなか難しいのではないでしょうか。


なお、やはり千葉さんから訴えられていながら裁判の引き延ばしを図るばかりの瀬戸弘幸サンですが、今回の口頭弁論に姿を現さなかったのはもちろん、お義理程度の事前告知さえしないというスルーっぷりを披露していました。宇留嶋さんが
この卑怯者は、何の影響力も及ぼすはずもない床屋政談に逃げ込みながら、万引き被害者や支援者らに対する責任をこのままうやむやにしてしまうつもりだろうか
と呆れ返るのも無理はありません。ちなみに、威力業務妨害罪や建造物侵入罪で6人が起訴され、すでに3人について有罪判決が出ている徳島県教組襲撃事件についても、「後日、不当逮捕・弾圧事件との立場で論評します」という9月22日の予告を果たさないまま、警察庁「治安の回顧と展望」2010年版をめぐって
自分の家に無断で入ろうとするよそ者に抗議の声を上げて何が悪いのか?
などとブーメランを飛ばしていらっしゃいました。


さて東村山市民新聞ですが、12月10日付更新(2010/12/09 16:38:18)でノロウィルス問題について加筆があった後*2、12月11日付更新(2010/12/10 18:24:38)でトップページの2箇所に更新があったので、拾っておきます。


東村山市内「つぼみ保育園」(定員195名)で「ノロウィルス集団感染」 市長ら約1ケ月隠す!
68名感染、給食停止、保健所管理 市長は発生した11月12日に知らされていたが指示せず!
その結果「つぼみ保育園」は、入園希望の見学者園内立ち入りをマスクをつけるだけでみとめるなど(同園長発言)、園外への感染拡大防止対策をとらなかった。都は警報も出しているが、死亡者も出ている感染力の強い「ノロ」の危険性に対する認識が全くなかった市長の責任は重大だ。
(太字が12月11日付更新における加筆箇所)


ようやく何を問題にしたいのかわかってきましたが、前回のエントリーで述べた感想に付け加えるものは特にありません。東京都は『社会福祉施設等におけるノロウイルス対応標準マニュアル』を作成していますが、これに反する点があったなど対応に問題があったのなら、今後改善を図るべきであるのは間違いないでしょう。いずれにせよ市議会3月定例会で取り上げるのでしょうから、その際の質問と答弁を待ちたいと思います。(追記:なお、東京都福祉保健局からは10月28日付で〈感染性胃腸炎にご注意!ノロウイルス等の感染性胃腸炎の発生状況〉として注意喚起が行なわれていますが、矢野「市議」らの言う「警報」流行警報)が発令されたのは12月9日のことだったようです。)


もうひとつの更新は案の定の内容でした。


東村山市議会速報 12月10日開催
「25億リサイクルセンター建設問題」特別委員会
市当局、イニシャルも不明に加えて、ランニングコストも「計算できない」などと叫び相変わらず、デタラメ計画ぶりをさらけだしている。
佐藤は、「リサイクルセンターの視察を」などと主張、市長の計画をなんとか後押ししたい意図が丸見えの態度を続けた。(敬称略)


これまでの流れは11月17日付〈「25億円リサイクルセンター疑惑」(東村山市民新聞)という表現で直ちに思い浮かぶ2年前の「官製談合疑惑」騒動〉参照。誰の「イニシャル」が不明なんだろうと一瞬首をひねりましたが、これは「イニシャルコスト」のことでしょう。


ともあれ、とにかく市長と佐藤市議を攻撃したいという意図しか伝わってこない更新です。矢野穂積・朝木直子両「市議」は、10月18日の段階で、騒音・悪臭・労働環境等の問題について1円もかけずに解決する具体案を提出すると表明していたそうですが、何か出てきたんでしょうか。そういえば、「容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書」に(事実上)反対した理由についても説明した方がいいんじゃないですかね。


なお、おくたに市議島崎市議の報告によれば、年明け早々にビン処理業者の視察に行くことが決まったようですが、これも朝木直子「市議」は参加しないのだと思われます。
追記:本エントリー掲載後にアップされた佐藤市議の報告によれば、朝木「市議」はやはり「議論の積み上げの中で決まった視察にも『不参加』を表明し、委員派遣の議決にも反対をした」そうです。具体案もやはり提示されていないようで、佐藤市議は
「どんな対案をお持ちなのかわかりませんが、大変残念なことだと思います。どうか素晴らしい対案とやらを出し惜しみせずに一日も早く示してほしいものだと思います」
と表明しています。)


視察の話で思い出しましたが、薄井市議などが報告しているように、市議会本会議の録画配信が始まっています。佐藤市議
「手前味噌なおすすめシーンとして、議案33号の27分過ぎからの鈴木副議長の質疑と、それに対する田中、矢野議員と私の答弁は、最近の議会内における議論の状況を端的に表しているように思います。ぜひ一度覗いてみてください」
と書いていたので該当する動画を見たところ、矢野穂積「市議」はこんなふうに切り返されていました。


佐藤市議「最低限50日だけ出ればいいと考えるのか、それに向けてきちんといろんな準備をして、いろんな活動を積み重ねて市民生活の最善を考えるかという点では、かなり(矢野議員とは)立場が違うなというふうに考えるところでございます」(42分5秒あたりから)
鈴木市議「矢野議員がいう、(公務災害条例の補償範囲のみが)議員報酬の対象だろうと。議員派遣されて、あまり、あまりというかほとんど顔を出さない矢野議員にはあまり指摘してほしくないわけでありますが、であれば、現在も議員報酬、ご自身、役職加算を返しているわけですから、それも含めて、今度一回議論させていただければな、こう思います」(42分30秒あたりから)


このあたりの話の背景については、8月23日付〈年間60日程度しか議員としての仕事をするつもりがないらしい矢野穂積・朝木直子両「市議」はさっさと議員報酬の「大部分」返上を〉など参照。いずれ一般質問の様子も録画配信されるはずですので、少なくとも本会議については「東村山市民新聞」の宣伝内容をチェックしやすくなりました。


〔この記事は12月11日午後にアップしたものです。〕

*1:西村は、第3次「御用ライター」裁判での敗訴確定を受けて12月3日に写真を削除しており(エアフォース〈西村修平事件控訴審判決(その2)〉最終段落参照)、これとあわせて削除したのではないかと思われる。

*2:12月7日付エントリーの注1参照。