東村山市議会:「2億円のワイロ」騒動をめぐる脱力
川東大了・元在特会副会長が差別街宣をめぐって150万円の賠償金を命じられたこと、徳島県教組襲撃事件をめぐって徳島検察審査会がようやく「不起訴不当」の議決を行なったことなど、いろいろ拾っておきたいこともありますが、とりあえず「東村山市民新聞」の更新状況について報告しておきます。
その前に自称ジャーナリストの瀬戸弘幸サンの件ですが、ちょっと前に私のツイートを見て
「三羽の雀をこれまで創価系人物と評して来ましたが、今度からは“朝鮮愛国者”と呼ぶことにします。その理由ですが、何故か韓国問題に強く反応を示すからです」
「朝鮮勢力と何らかの関係のある人物の可能性が高いと思われて来ましたが、やはり思った通りの人物のようです」
などと書いていました。
おはらんこと荒井貞雄さんについて
「おはら汁は小物と見ています。その背後には必ず大物がいるはずです。その正体も白日の下に晒さねばなりません」
なんて妄想を膨らませ、あるいは瀬戸サンのネタ元をグーグルで検索しただけのりゅうさんについて
「正直今回改めて彼らのチカラを見せつけられた思いです」
などと驚愕なさっていた頃とちいともお変わりないようで、安心するやら嘆息するやら。というわけで、Togetterで久しぶりに【瀬戸っち失笑シリーズ】を復活させました。
【瀬戸っち失笑シリーズとりあえず復活編(1)】ツイッターやRSSリーダーの使い方がよくわからない自称ジャーナリスト・瀬戸弘幸サン、3羽の雀の監視を専門家に依頼 - Togetter via kwout
その後も時々「朝鮮愛国者」云々とぶつぶつおっしゃっているようですが、それについてもこのTogetterに追加しておきましたし、
「[http://birthofblues.livedoor.biz/archives/51361023.html:title=三羽の雀さんをこれから『朝鮮愛国者』と呼ぶそうで、その理由は『何故か韓国問題に強く反応を示すから』だそうですが、それって瀬戸先生のことでは・・]」
という的確なつっこみを入れてくれた方もいらっしゃいますので、これ以上触れません。「創価系人物」云々については2008年11月22日付〈[http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20081122/p1:title=瀬戸サンによる「創価」認定の経緯を検証する]〉なども参照してください。
さて「[http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/:title=東村山市民新聞]」の更新状況ですが、6月17日付更新(2012/06/16 18:52:07)で、
〈東村山市長自分で「2億円のワイロ」に言及!(6/14委員会)〉
という1行見出しがトップページに登場しました(なお、翌6月18日付の更新〔2012/06/17 13:13:29〕で、「市長」と「自分」の間に読点が加えられています)。
上記kwout画像のうち、新たな1行見出し以外は[http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20120214/p1:title=2月5日付・9日付更新]で登場したものです。それから4ヶ月以上経ってこんなことしか書けないのですから、そもそもリサイクルセンター問題をまともに(ましてや市民に正確な情報を発信しながら)考えようという姿勢は皆無なのでしょう。
矢野・朝木両「市議」が騒いでいるのは、渡部市長の次のツイートを指していると思われます。
驚かされたのは、「東村山市民新聞」の1行見出しと似たようなことを他の市議会議員も書いていたことです。
市議会でこういう問題発言をするのは大方「草の根」のどちらかだろうとは推測しつつ、島崎市議によれば「本人からの申し出で」発言取り消しが行なわれたということで、「草の根」がそんな殊勝なことをするとも思えないので一体誰なのだろうと訝っていたところ、やっぱり朝木直子「市議」だったようです。前市議の薄井政美さんが詳細をツイートしてくれました。
要するに「ワイロ」の話も「2億円」の話も「草の根」が出所だったということのようですが、本当に朝木議員「本人からの申し出で」発言取り消しが行なわれたのであれば、「東村山市民新聞」に前掲のような見出しを掲載するのはいかにも不誠実の極みです。まあそれはいつものことですから驚くには値しませんが、他の議員が、「暴言」そのものはほぼ等閑視して「草の根」と同じようなことを言っているのは、どうにも解せません。
さらには、すでに一般市民である薄井さんからしかこういう情報が明らかにならず、市長や現職議員は「某議員」などと誤魔化すばかりというのも情けない限りです。どういう意図やしがらみがあるのか存じませんが、こういう体質こそが、東村山市議会が抱えるさまざまな問題の解決を困難にしていると言うべきでしょう(Togetter〈トンデモ議員に対処する方法は〉も参照)。
その他、このあたりの話題を含むリサイクルセンターの問題については bythepark163 さんが一連のTogetterを作成してくれていますので、そちらも参照してください。
- 〈東村山市議会6月14日 環境建設委員会に関するつぶやき〉
- 〈環境建設委員会での議員と傍聴人の発言の事実確認 東村山市議会6月14日〉
- 〈東村山市議会議員島崎洋子氏の回答を待つのをあきらめて、心機一転前へ進み始めた市民のつぶやき〉
- 〈東村山市議会 6月19日環境建設委員会と最終日委員長報告に関するつぶやき〉
- 〈東村山市議会 6月定例会最終日界隈のつぶやき〉
- 〈東村山市リサイクルセンター建設反対の住民投票を求める動き〉
- 〈リサイクルセンター建設問題をめぐる署名活動賛同議員の情報発信能力と問題意識の重要性。〉
- 〈東村山駅西口再開発事業を現計画のまま行うことについて市民の賛否を問う住民投票条例の審議の復習〉
もう私は東村山市議会を丁寧にフォローする気力がかなりなくなりつつありますが、このように議会の動向を注視する東村山市民の動きが活性化してきたのは心強いことです。
なお、佐藤まさたか市議によれば矢野・朝木両「市議」がこんなこと↓も言っていたようですが、意味がよくわからないので紹介するだけに留めておきます。
前代未聞の請願潰し裁判で矢野・朝木両「市議」の完全敗訴が確定してから1年が過ぎたわけですが(Togetter〈請願潰し裁判。もちろん矢野&朝木議員が全面敗訴で終わった裁判だが、謝罪のひとつもない件。〉も参照)、多少おとなしくなった感もあるとはいえ、市民に対する暴言等も相変わらずのようです。矢野・朝木両「市議」は、この件も含めて自分達に都合の悪い事実を「東村山市民新聞」でほとんど明らかにしませんが、リサイクルセンター問題等をめぐって両「市議」と関わろうとする人達は、少なくとも、彼らがこれまでに何をやってきたのか十分に理解しておくことが必要でしょう。市議会議員ならなおさらです(2011年4月16日付〈「草の根」矢野穂積・朝木直子両「市議」(東村山)は前回の市議選から何をやってきたか――東村山市民に問われていること〉も参照)。
ちなみに、「東村山市民新聞」の6月19日付更新(2012/06/18 16:49:40)では、「民間が5億で建設できるびん缶等選別工場」(2月9日付更新)が「民間が5億以下で〜」に、「ツゥィッター」(6月12日付更新)が「ツイッター」に、それぞれ修正されています。
これ以降は、「最終更新日」のみの修正が断続的に続いている状況です*1。
*1:6月20日付(2012/06/19 18:17:16)・6月23日付(2012/06/22 18:12:29)・6月26日付(2012/06/25 20:45:17)・6月27日付(2012/06/26 19:55:19)・6月28日付(2012/06/27 18:22:12)・6月30日付(2012/06/29 19:44:21)。