「全て事実無根」では何の反論にもなりません


東村山市民新聞の10月8日付更新(2009/10/07 20:00:06)も、「最終更新日」の修正のみでした。薄井市議から訴えられている裁判では、特にネタが拾えなかったんですかね。ちょっと前には、薄井市議から訴えられていることについてサイト上で一度も報告することなく、

5月29日の「薄井特殊性風俗裁判」の薄井「市議」の「見事な決定打(これも強烈な致命的オウンゴール)」を教えてもらうといいだろう。
東村山市民新聞〈ついに自白!「ど素人解釈」を平気で公表する哀れ「真相21」より)


と騒いでいたものですが(5月30日付31日付更新)。


昨日7日の裁判の様子はWAW〈【速報】「セクハラ市議」裁判、12月25日結審へ〉で簡単に伝えられているので、そちらを参照。裁判官は、矢野・朝木両「市議」が薄井市議をほぼ犯罪者呼ばわりしていることを重視し、職業安定法違反と薬事法違反の根拠を具体的に示すよう指示したそうですが、矢野「市議」らの主張はとっくに論破されているので*1、無理なんじゃないですかね。


本件についてはいずれ〈「東村山市民新聞」の迷宮〉の方でまとめるとして、とりあえず、矢野・朝木両「市議」が関わっている裁判を把握しやすいよう、〈矢野穂積・朝木直子両「市議」関連裁判総覧〉のページを全面改訂しておきました。やっぱり、矢野・朝木両「市議」側が訴えた裁判だけでも100件に達してますね、こりゃ。


一方、ワールドワイドウェブさんの連載〈瀬戸弘幸さん人生最大の宿題遺棄事件にワールドワイドウェブが挑む〉についてずっと沈黙を保ってきた瀬戸弘幸さんが、ようやく口を開いたかと思えばいきなり“訴える”と言い出しました。


 今までネットでも散々悪口を書かれてきましたが、今回の記事にはもう驚きです。書かれてある内容が余りにもデタラメで、このような記事を書く人物とは、一体どのような人なのか?これから調査してこれは民事で訴えなければと思いました。
 私は他のブログで書かれたときには、間違いを指摘して、相手に通告しています。皆さん、その間違いに気がついて訂正するので裁判にまではなっていません。
 しかし、今回だけは「間違いでした、許して下さい」ではすみません。私が初めて書店で販売されている雑誌に寄稿して、原稿料を頂いた記事についてトンデモないことを言っています。
 先ずは長い文章ですが紹介することにします。


このあと連載第12回第13回の文章を不必要に長々と(リンクなしで)転載し、反論めいたことを書き添えています(太字は原文ママ)。

 先ずこの匿名ブロガーの書いていることの重大な誤り(事実誤認)を2つだけ指摘しておきましょう。
 1)徐才喜さんという在日韓国人が限りなく架空の人物らしい事は、福島県立図書館での調査でも確認できました。
 限りなくなどと一応は頭につけてはいるものの架空の人物としていることです。著者は山本弘幸という雑誌社の社長が私につけてくれたペンネームです。
 ルポ・ライターという肩書きで「震撼のレポート」という文字から見ても、この記事がノンフィクションであることは誰でもわかります。それを登場人物を架空の人物らしいなどと書いています。
 30年以上も前のことなので、調べても発見出来なかったことで、ただそれだけの理由で「架空の人物らしい」と結論を出しているのですから、どのような頭の構造なのか?本当に顔を見て見たいものです。
 2)瀬戸弘幸さんの親族(多分、いとこおじ)の瀬戸孝一氏が、天野光晴氏選挙違反に絡んで任意出頭という記事が出ています。
 名字が同じだというだけで親族にしています。瀬戸という名字はたくさんあり、それだけで親族扱いです。全く関係ありません。
 この二つの勘違いから勝手に妄想を働かせて書いています。事実を知ったら、書いた本人は「穴があったら入りたい」心境ではないでしょうか。もう、恥ずかしいなどというレベルを超えた話です。


2点目についてはともかくとして、1点目についてはまったく反論になっていません。「ルポ・ライター」等の肩書きと「震撼のレポート」等の煽り文句をつけて商業紙誌に掲載さえすれば「ノンフィクション」(虚構を用いず事実に即して作られた作品)になるのなら、いまごろマスコミは捏造記事であふれているでしょう。「ジャーナリスト」を自称することの根拠として“『読売年鑑』別冊に載せてもらった”ことを挙げる(その後、記者会に所属していることをもうひとつの根拠として持ち出してきた)ような人ですからしょうがないとはいえ、あまりにも低レベルな反撃です。


ワールドワイドウェブさんは具体的に根拠を示しながら記述しているのですから、それが事実無根だと言うのなら、ひとつひとつ事実をもって反論すればいいだけのこと。たとえば、「徐才喜さんが詐欺で逮捕された時に新聞社がこぞって書きたてた」事実はないという主張については、容易に反論が可能でしょう。昔のことで資料は処分したかもしれませんが、今度福島にお帰りになったときに図書館に行って新聞記事をコピーしてくることぐらいはできるはずです。


shinok30さんも瀬戸サンのブログのコメント欄でこのような趣旨の指摘や具体的質問を行なっていますが、瀬戸サンは“お前も訴える”と恫喝を繰り返すばかり。

Posted by shinok30 at 2009年10月08日 08:32
あなたが紹介したブログ記事は全て事実無根であり、あなたが今後も私のブログにその記事を貼り付けるなら、あなたも同罪として今後の訴訟対象者とします。今回は削除しましたが、また同じような文章を紹介しないように警告しておきます。
Posted by せと弘幸 at 2009年10月08日 08:55

そこまで言うなら、削除した文章を再度貼り付けごらんなさい。
Posted by せと弘幸 at 2009年10月08日 10:11


誰もみないようなブログに書くよりも、見る人の多い私のブログに貼り付ける行為こそ、名誉毀損になりますよ。
Posted by せと弘幸 at 2009年10月08日 10:17

それでは、あなたは事実無根とした私の警告を無視すると理解してよろしいのですね。
Posted by せと弘幸 at 2009年10月08日 11:01

すべてデタラメな記事として、訴えます。あなたに答える義務はありません。事実無根としているのに、又あなたも書いているので、あなたに対しても、訴えられるか検討します。
Posted by せと弘幸 at 2009年10月08日 13:41

 事実無根だから記事を紹介しないようにと警告しているのに、 shinok30なる人物もコメント欄に書き込みを続けているので、こちらも名誉毀損が問えるのか、これから弁護士と相談してみるつもりです。
(瀬戸弘幸ブログ〈匿名ブログと事実無根記事:余りも酷いデタラメ記事に驚愕〉本文)


ワールドワイドウェブさんの一連の記事に事実誤認等が含まれている可能性は否定しませんが、これでは逆に“よっぽど痛いところをつかれたんだな”と思われてしまうのがオチです。ほぼ1年前、コメント欄の「妨害書き込み」に逆ギレしたときと同じ。もう少し落ち着いて対応なさってはいかがでしょうか。


ついでに、他人に向かって「恥ずかしいなどというレベルを超えた話です」などと言う前に、“宇留嶋瑞郎の原稿は、創価学会広報部より、レイアウト済みの完全版下で月刊タイムス社に入稿される”という大誤報(「創価御用ライター」裁判)をさっさと訂正した方がよろしいかと思います。訂正すべき箇所は5月30日付〈トリプルヘッダーだった矢野・朝木両「市議」と、瀬戸陳述の衝撃的変更〉で明示し、この件を取り上げるたびに確認しています。

*1:職業安定法「違反」については2007年8月の一連の記事を、薬事法「違反」についてはこちらこちらを参照。