矢野穂積・東村山「市議」、「セクハラ市議」名誉毀損裁判での敗訴は棚に上げて「重要容疑者」裁判控訴審における勝訴を即日報告【追記あり】
本日(18日)、チーム関西の連中が急きょ門真市役所を訪問することにしたようです。17日の夕方確認しました(追記:この記事をアップした後に該当の予定を再確認したところ、2点の写真と、「組織をあげて日の丸を汚辱した在日韓国人を全員祖国に叩き返せ!」などと呼びかける〈国旗の冒涜を許さない署名運動〉のチラシへのリンクが追加されていました)。
チーム関西 行動する保守運動 via kwout
門真市が市議会で在特会等に対する毅然とした対応の方針を打ち出したことに関わると思われますが(10月5日付〈在特会に対する行政の毅然とした対応は広がるか〉も参照)、そもそもまともな交渉の相手として遇するべきではないこのような連中に対し、門真市役所はどのような対応を見せてくれるでしょうか*1。なお、10月30日付〈自宅襲撃の件にはほっかむりして「生駒市長から脅迫された」などと戯言を言う西村斉(在特会京都支部長)〉の末尾に追記しておいた通り、門真市側の答弁を引き出した戸田ひさよし市議に対しては、チーム関西は相手の名前すら出せずに次のような捨て台詞をかますだけに留まっています。
チーム関西 行動する保守運動 via kwout
一方、矢野穂積「市議」がジャーナリストの柳原滋雄氏を訴えていた「重要容疑者」裁判(「柳原滋雄コラム日記」裁判)では、第1審に続いて柳原さんが敗訴しました。控訴審では一時風向きが変わる気配もあったようですが、裁判長が途中で交代し、しかも和解を勧告したということで、ある程度は予想ができた結果です。
判決言い渡しは昨日(17日)午後1時15分からだったはずですが、午後2時半過ぎ(2011/11/17 14:42:56)には「東村山市民新聞」が更新され(11月18日付)、早速次のように報告されました。
第1審判決の時は翌日の報告でしたが、今回は即日です。請願潰し裁判での完全敗訴確定(6月24日)、佐藤まさたか市議を訴えた裁判でのオウンゴール的敗訴(6月27日)など冴えないことが多かったので、よっぽど嬉しかったのでしょうか。そもそも、薄井政美元市議を犯罪容疑者呼ばわりし、朝木直子「市議」らとともに計100万円(控訴審)の損害賠償と謝罪放送を命じられた矢野「市議」(「セクハラ市議」名誉毀損裁判、確定待ち)が何をはしゃいでいるのかという話ではあるのですが。
もっとも、宇留嶋瑞郎さんを訴えて高裁で逆転勝訴した「自作自演」裁判の場合と同様、判決の詳細が矢野「市議」によって明らかにされることはおそらくないでしょう。矢野「市議」は控訴審で、
「(第1審判決は)本件朝木明代議員転落死事件が、単なる『自殺』とはいえないと認定している」
などという適当な主張を行なっていたようですが、本当にそう思っているのだとしたら「東村山市民新聞」で大宣伝をしていたはずで、流石にこんな理屈が通用するはずもないことぐらいは理解していると思われます(第1審判決については7月26日付〈朝木明代市議転落死事件をめぐる風向きの変化――『フォーラム21』でさえ「殺害」説を放棄?〉も参照)。
ちなみに第1審判決の時の報告はこうでした↓。
この時は柳原さんに対して命じられた損害賠償の額を書いていたのに今回は書かないので、減額でもされたかなと思っていましたが、案の定だったようです。WAWさんが速報してくれました。
どういう理由で減額されたのかは、今のところ不明です。また、柳原さんが「重要容疑者」という文言にアンダーラインを引いて強調していたというのは明らかな事実誤認ですが、これが最高裁による上告受理の理由となるかどうか、また第1審・控訴審判決の判断を覆すだけの材料になるかどうかも、微妙なところだと思われます。
なお、「重要容疑者」裁判(「柳原滋雄コラム日記」裁判)の経緯についてはエアフォースの連載〈「重要容疑者」事件〉も参照。今回の判決の詳細も、いずれこの連載を通じて明らかにされるでしょう。
ちなみに、週明けの21日(月)には第2次せと弘幸Blog『日本よ何処へ』裁判の判決言い渡しが予定されています(午後1時15分〜、さいたま地裁川越支部)。こちらは瀬戸サンがあえなく敗訴する可能性がきわめて高いと思われます。
【追記】
柳原さんによる報告がアップされました。
*1:【追記】(11月20日)在特会側の報告として、川東のくだらない芸風に溢れた〈11月18日 門真市役所市民部へ「差別怒号行為へ毅然とした対応」を要望〉がアップされました。/【さらに追記】(11月22日)「自由・論争」掲示板に戸田市議の報告がアップされました。〈★11/18(金)に門真市と在特会・川東との対決の火蓋が切って落とされた!粉砕だよね!〉以下の投稿参照。