「セクハラ市議」名誉毀損裁判控訴審で裁判官から虚偽宣伝を厳しく指摘された矢野穂積「市議」
りゅうオピニオン〈東村山市の薄井政美市議VS矢野穂積市議の「セクハラ」裁判控訴審が結審。裁判長に怒られちゃった矢野市議〉は、久しぶりに痛快なニュースでした。すでに次の方々がコメントしていますが、私も拾っておかねばなりますまい。
- WAW〈【結審】裁判長、市議の放送内容に意見〉
- C.I.L〈矢野穂積、今まで通りの戦法が法廷で通じなくなって壮絶な自爆〉
- 清風匝地〈裁判長にも怒られる矢野穂積(東村山市議)の嘘つきっぷり〉
「セクハラ市議」名誉毀損裁判第1審判決の概要は以下の記事で取り上げた通りです*1。
- 〈200万円の賠償を命じられつつ「薄井市議は潔く自発的に辞職を!」と吠える矢野穂積・朝木直子両「市議」〉(3月9日付)
- 〈職安法・薬事法「違反」の言いがかりを厳しく断罪されても「疑いのあることまでは認定しなかった」などと誤魔化す矢野穂積・朝木直子両「市議」〉(3月11日付)
敗訴した矢野穂積・朝木直子両「市議」は、紙版「東村山市民新聞」165号(6月15日付)でも
〈「薄井(市議)はエロキャスター」裁判所も断定!〉
という下劣な大見出しで判決の中身を歪めて報告するとともに、自らパーソナリティを務める多摩レイクサイドFMの番組「ニュースワイド多摩」でアシスタントパーソナリティにその記事を読み上げさせ、次のようにコメントしていました(りゅうオピニオンより)。
矢野 東京高裁の裁判長はですね、なんとこの、薄井市議に対してですね、ちょうど法廷の前に座っていましたが、「薄井さんていう人は、まだ市議会議員やってんですか?」というようなことから始まりましてですね。
市議会議員やってること自体、かなり問題じゃないかととれるようなですね、発言を裁判長はしていますので、機会をみて、また詳しくお知らせしたいと思います。困った問題です。
(7月7日放送)
矢野 これについても審理は東京高裁で続いているんですけれども、第1回目の口頭弁論で、東京高裁の担当裁判長はですね、「市会議員はやってられないんじゃないか」という風な、そういう印象のある発言でしたが、まあいずれにしてもですね、この問題提訴したのは薄井さん自身ですからね。つまり名誉毀損だって言ってるんですよ。
(7月10日放送)
これに対し、裁判長が
「ラジオでこの法廷のことも、さっそく放送しているようですね? どういうことなの?」
と不満を露わにしたというのですから、さあ大変。矢野「市議」は
「客観的にこういう経過をたどっているという放送です・・・」
とみっともなく弁明したようですが、裁判長は次のように厳しく指摘したと言います(要約)。