「市民オンブズマン」もいろいろ


24日付の更新は「最終更新日」の修正のみだったようです。一方、佐藤市議がブログで証人尋問のときのことを振り返っています。


★佐藤市議ブログ「証言台から思う」(3月22日付)
http://satomasataka.blog110.fc2.com/blog-entry-140.html


さぞかし憤懣やるかたないだろうと思うのですが、意外なほど静かな書きぶりです。やるべきことをやり、信じられる仲間を増やしてきたことがこのような落ち着きにつながっているのでしょうか。「絶句!」とか「壁!」とか騒ぎ立てる人たちとは大違いです。


ところであらためてちょっと気になったのが、シンブンの〈こんなことやっていいの?!前代未聞の「越境通勤市議」〉というページに出てくる「清瀬市オンブズマン」と「東村山市オンブズマン」。どういう団体なのでしょうか。


全国市民オンブズマン連絡会議のサイトを見てみましたが、「各オンブズ住所録」には載っておらず、連絡会議の加盟団体ではないようです。同サイトの「よくある質問」には次のように書いてあります。

Q:突然「○○市民オンブズ」の名刺を持った人が訪れて、脅しに近いことを言われた。
A:まず、その団体は「全国市民オンブズマン連絡会議」に加盟している団体でしょうか。加盟していなければ、当連絡会議とは関係ありません。オンブズマン」と名乗るのは自由なので、そのようなことが起こることがあります。(後略)


そこで“東村山市民オンブズマン”で検索してみると、2件しかヒットしませんでした。ひとつは前述した「東村山市民新聞」のページ、もうひとつは東村山市議会における朝木「市議」の発言です。どうやら実体はないと判断してよさそうです。「市民」を騙るのもほどほどにしてほしいものです。


次に“清瀬市民オンブズマン”で検索してみると、32件ほどヒットしました。代表者は布施哲也・清瀬市議で、こちらはそれなりの活動をやっているようです。こういうふうに並べて矢野・朝木両「市議」の「お仲間」と見られるのはかわいそうかなとも思いましたが、矢野「市議」らが実質的に運営する「多摩レイクサイドFM」のパーソナリティーであることをサイトの自己紹介で告白してますから、別にかまわないでしょう。番組表を見ると、水曜日と木曜日に「清瀬オンブズマン」という番組をお持ちのようです。


実質的運営者が名誉毀損で損害賠償を命じられるような「コミュニティ」FM局にいつまでも関わっているとイメージが悪くなりやしないかと思いますが、よけいな心配ですかね(参考:ブログマガジン エアフォース「エフエム東村山・東村山市民新聞併合事件控訴審判決」2月8日付)。しかし、「お仲間」が執拗に佐藤市議の追い落としを図っていることについて、それに加担した(加担してきた?)立場からどうお考えなのかはきいてみたいものです。


名誉毀損といえば、〈こんなことやっていいの?!前代未聞の「越境通勤市議」〉というページで矢野・朝木両「市議」は堂々と「佐藤『市議』が、公選法236条(詐欺登録罪)に違反している問題」と断定しています。いいんでしょうか。)


ちなみに矢野・朝木両「市議」は、2007年4月27日に佐藤市議の当選無効を申し立てたことを、〈ついに佐藤さんの当選無効の手続きを開始(当選の効力に関する異議を申出!〉というページで主語を曖昧にしながら(タイトルのカッコとじも忘れて)報告して以来、それが市・都の選管によって棄却されたことについて少なくともサイトではいっさい触れず(この間の経緯は薄井市議ブログ「私は佐藤真和議員を支持します」によくまとめられています)、今年2月になっていきなりトップページで東京高裁における証人尋問の話を持ち出してきました。いまも「選管認定」がどうのこうのと書いていますが(前の記事参照)、東京都選挙管理委員会の裁決にはまったく触れていません。「市民」とか「オンブズマン」とか口にするなら、情報は公正に公開してほしいものです。無理でしょうけど。