宇都宮市議会のインターネット中継


宇都宮の民間保育園で起きた虐待疑惑事件についてはやはり全国的に関心が高いようで、当ブログにも検索で訪ねてきてくれる人が少なからずいます。ちなみにこの件については、FNN(フジニュースネットワーク)のサイトにニュース映像(「栃木・宇都宮市、保育士が乳幼児に体罰を加えていたとして保育園に改善勧告」)も掲載されていました。


東村山市りんごっこ保育園では、いまのところ虐待その他の不適切な処遇について具体的事例が明らかになっているわけではありませんが、「東村山魑魅魍魎ブログ」や「ブログマガジン エアフォース」(りんごっこ保育園問題とは何か)をご覧いただければわかるように、いつそんな事例が発生・判明してもおかしくない異常事態が続いているのは事実。東村山市と東京都は、自分たちの対応が全国的注目を集めつつあるのを自覚していただいた方がよいでしょう。


さらには、なんと宇都宮市では、東村山市でかねてから課題となっているインターネット議会中継がすでに実現されているのですね。西房美市議(進歩党)がこの問題を取り上げた6月19日本会議の一般質問の様子も、すでに録画映像で見ることができます。再生開始から6分50秒〜10分30秒あたりがこの問題に関する質問、34分20秒あたりから子ども部長の答弁、42分45秒〜46分50秒あたりが再質問と答弁です。


西房美市議に対しては市当局から「質問をやめてください」という働きかけもあったらしく、これ自体も驚きですが、


「こういうのを放置しておいたら、われわれの役目はありません」
「何のために議員をやっているのかという話です」


と、毅然として質問をしていました。東村山市の市議にも見習ってほしいものです。


かたや、市議が行政を動かして虐待の実態を明らかにさせ、改善勧告を出させる。かたや、特定保育園の園長の内縁の夫である「市議」(矢野穂積)が、一心同体であるもうひとりの「市議」(朝木直子)とともに、自分たちが運営委員を務める特定保育園の利益を擁護するために議会を私物化しまくる。


いやあ、東村山市議会が「ムラ議会」で本当によかったですね、矢野・朝木両「市議」さん。


あ、ちなみに「東村山死人シンブン市民新聞」は今日も「最終更新日」の修正だけでした。