続・自称「ジャーナリスト」の根拠


静かですね。「東村山市民新聞」は12日午後4時に「最終更新日」が13日付に修正されて以来、動きがありません(18日正午現在)。裏で何をやっているのやら。


ゼリーワールド方面でも、東村山とは関係のないエントリーが続いています。朝木明代市議転落死事件について具体的に扱ったエントリーは〈【連載】朝木明代元東村山市議殺害事件(20):万引き未遂送検日・前後の不可解な動き〉(10月6日)が最後ですから*1、11月16日(日)に「東村山元市議朝木明代さん殺害事件の徹底究明」をテーマとするシンポジウムなど開けるのか、他人事ながら心配です。


松沢さんはデータの国ツアーに出かけたし、荒井さんも忙しすぎてガス抜き中のようだし、私も17日付の更新は休もうかと思いましたが、自称「ジャーナリスト」問題について、松沢さんのフリを受けて橋本玉泉さんがオチをつけてくれてますので(10月17日付〈「ジャーナリスト」の条件とは〉)、それだけお知らせしておきます。


橋本さんの定義によれば、ジャーナリストとは「調査報道によって文章を作成する書き手」あるいは「取材に基づいて事実を中心にした記事を作成する書き手」とのこと。簡潔明瞭ですね。


要は、ある人がジャーナリストかどうかはあくまでその人の“仕事”によって判断されるものだ、と。「読売人名録」に掲載されていたかどうかなど関係ない、と。新聞や雑誌の記事を引っ張ってきて、独自情報を付け加えるでもなく、適当な感想や憶測や願望を振りかけて一丁上がりというやり方は、「ジャーナリスト」や「報道人」という呼称には値しない、と。せいぜい「評論家」がいいところですね。


もちろん、ジャーナリストとしての仕事の成果をブログで発表する必要はないわけですが、それにしても、ジャーナリストを名乗るのであれば、ブログで書くことにもその“精神”は反映されていなければならない(10月10日付〈ジャーナリズムは「飯の種」か、それとも「方法」「精神」か〉参照)。ネットで容易に入手可能な情報にさえ目をつぶって、「朝木直子さんの言葉を信じる」とか、少年冤罪事件について「矢野さんの言い分もまた私には『なるほど』と頷けるものがありました」とか書いているようでは、ダメだということです。


ちなみに、橋本さんが調べてくれたところによると、「よみうり人物データベース」には「瀬戸弘幸」氏の項目は見当たらなかったとのこと。だからどうというわけではありませんが、お手数おかけしました。


*1:このエントリーに対するつっこみは10月6日付〈もはや自分の意見さえ書けなくなった自称「ジャーナリスト」〉参照