“お、お前なんかいなくなっちゃえ!”な人々 ※追記あり


東村山市民新聞」は、「最終更新日」がそれぞれ1月9日付・10日付に修正されただけで、とくに動きがありません。


そういえば、私と同じく「東村山市民新聞」の熱烈な愛読者である橋本玉泉さんから、司馬遷などになぞらえていただいて恐縮です。司馬遷といえば宦官ということで、いっそオネエ言葉で記事を書いてみようと思いましたが、凪さんちに出没した侍蟻こと有門大輔サンのようになってしまいますし、そもそも“宦官=去勢=オネエ言葉”という連想自体が短絡的な気がするので、やめました。ちなみに、新風界隈の人たちによる精力的な「愛国」「護国」活動を見ていると、頭の中で「ニホンノミカタ」が流れ出す今日このごろです。


その侍蟻こと有門大輔サンですが、凪論〈恥と良心を置き忘れた新風関連〉に次のようなコメントを残していました(イタリック・太字等は引用者=3羽の雀、以下同)。

7. Posted by 侍蟻こと有門大輔 2009年01月07日 17:07
>凪クン
有門氏は最近ブログのエントリーに「NO 2ちゃんねる」「ネットリンチ」「集団ストーキング」などという画像を貼り付けている


最近じゃなくて、ずっと前からやっているんですよ。
やっぱり、あなたこそ何の裏付けもなく短絡的に導き出した結論に基づいて、徒に他人を誹謗中傷することに終始しているようね。
このようなブログは即座に閉鎖して、もっと建設的で有意義な働きをやっていきましょうよ。
それにしてもナギ…何か臭うわね
私の気のせいだと良いのだけれど。


一方、“お子チャマ右翼”ことクロダイ(orチンチン/ババタレ)こと黒田大輔センセーは、〈「毎日・創価、糾弾祭り」動画報告&本年のお礼〉で次のように書いています。

当方は工作員数名に反撃してます。そのうち1名の
ブログは、近日中に「全て」削除されるかもしれませんね〜
まぁ、まだわかりませんけれども(笑)


そのときはまた次の段階へ移行するだけです。


お気づきですね。2人とも、特定の記事の修正や削除ではなく、自分たちに批判的なブログそのものの閉鎖/全削除を望んでいます。クロダイセンセーなど、はったりかどうかはともかくとして、そのための具体的アクションを起こしたことまでほのめかしている。


もっともクロダイセンセーの場合、そんなことより自分のところをどうするのかという決断を迫られているみたいですけど。かわいそうなので、「いつの間にか仕事の話題はきれいさっぱりなくなり(笑)」という発言(2009/01/10 02:24)に対して「話題? 依頼じゃなくて?」と反問したり、一部のブログで発生している奇妙な現象について深く探求したりするのは、やめておきます。


話を戻しますが、矢野・朝木両「市議」もまた、サイバーエージェントに対し、おはら汁(現C.I.L)そのものの閉鎖・削除措置をとるよう要求していました。両「市議」がそもそも問題にしたのは、「バカ」「キチガイ」「狂人」といった罵倒語が用いられている記事だけだったのに、関連記事の削除のみならず、こんなことまで求めていたのです。

3 被告は,被告の提供するプログ「Ameba」(アメーバブログ)を使用して開設したプログ「おはら汁」 (URL http://ameblo.jp/oharan/) につき送信を防止する措置を行え。


また、「東村山市民新聞」に掲載された判決ではなぜか謝罪広告目録が省かれていますが、両「市議」は次のような謝罪広告の掲載も求めていました(こちらを参照。なおこの請求は棄却された)。

〔前略〕
 しかし、前記記事は全て根拠がなく誤りであって、ただちに削除するとともに、前記荒井のブログは閉鎖、削除し、今後このような名誉毀損行為〔を〕行わないようお約束するとともに、矢野穂積氏及び朝木直子氏に対して心より深くお詫び申し上げます。


罵倒語が用いられている記事を削除させるだけでは我慢できず、自分たちを批判する記事をすべて削除させようとしていたわけです。それどころか、自分たちとは何の縁もない板橋グルメ関係の記事まで削除させ、板橋の食文化に致命的ダメージを与えようとしていたわけです。さすがは“死ね死ね団”、やることがエグイ。


当然のことながら、判決では、サイバーエージェントには「おはら汁のブログ全部を送信停止措置を行う理由はなく、そのような義務は負っていない」と一蹴されました(本件について詳しくは9月9日付〈矢野・朝木両「市議」の言論封殺体質を象徴する“一部勝訴”〉参照)。


しかし今回、「東村山魑魅魍魎ブログ」についてはこのような願望が成就したわけです。閉鎖自体はブログ主である祐天寺美桜さんの現実的・戦略的判断によるものですが、仮に裁判にまで発展していれば、間違いなく同様の請求を行なっていたことでしょう。瀬戸サンのブログで、恫喝訴訟(SLAPP)に言及しながら、「日本の言論の自由を守る為にも当該裁判〔西村・クロダイ裁判〕について是非頑張ってください」と述べているコメントがありましたが(Posted by   at 2009年01月07日 17:26)、言論の自由を守りたいならまず矢野・朝木両「市議」のことを批判していただきたいものです。


では、その宇留嶋さんや千葉さんはどのような請求を行なっているでしょうか。お2人とも矢野・朝木両「市議」を相手どって複数の名誉毀損訴訟を闘っていますが、「東村山市民新聞」や「創価問題新聞」といったサイトを丸ごと閉鎖するよう求めたという話は、聞いたことがありません。


また、宇留嶋さんがクロダイセンセーに請求しているのは、損害賠償のほかは、「ブログ記事と写真、動画へのリンクの削除」と謝罪広告の掲載(1週間)です。ブログの閉鎖などは要求していません。千葉さんも同様。これが当たり前の対応というものです。


それにしても、なぜゼリの根関係の人たちは、自分たちを批判するブログ等を「ネット族」「妨害者」などと決めつけ、特定の記事だけではなくブログそのものの閉鎖を希望・要求するのか。


松沢呉一さんがかねてから指摘しているように、この人たちは相手を「敵/味方」等の二元論でしか見ることができず、“味方の言ってることはすべて正しくて、敵の言ってることはすべて間違い”という発想にすぐ陥ってしまうのでしょう。また、批判を正面から受けとめようとすると実存の危機を迎えてしまいますから、批判者との共存など考えられず、相手の消滅そのものを望んでしまうのではないかと思われます。それもかなわない場合の解決策は、“見ないふりをする”ことです。


なるほど、世界の複雑さにも異質な人間の存在にも耐えられないようなら、“お子チャマ”と揶揄されてもしかたがありませんね。


〔この記事は1月10日の夕方にアップしたものです。〕


【追記】(1月12日)
別のエントリーを立てるほどのことでもないので、こちらで触れておきます。凪さんに向かって「管理人ついにギブアップ。当方のコメントの投稿自体を拒否して引きこもりになってしまったようです」などと言っていたクロダイセンセー、ついに“支援者”からの要望を言い訳にしてコメント承認制に踏み切ることにしたようです。以下、〈第2回及び第3回毎日・創価糾弾祭りのお知らせ(予定)〉のコメント欄より(改行は適当に修正)。

妨害コメントを書き込むのが仕事のカルト工作員の方々、お疲れ様です。


〔中略〕


なお、いつもご尽力いただいてる?!?!?さんのご提案を試験的に取り入れてみましょう。


私は公開の原則でやってきましたが、支援者の方々や読者の方から妨害コメントをなんとかして欲しい旨のご提案を頂いてますので、それに応えます。

クロダイ
2009/01/12 01:26



それから、ちん、珍、沈etc・・・に警告します。2つのIPを確認していますが、今後、このブログのコメント欄への一切の書込みを禁じます。


異常な粘着は、カルトの異常性を読者に実感してもらういい実例ではありますが、複数の読者が不快感を示しているので明らかな「妨害」、「荒らし」と判定し警告します。


なお、コメント留保の場合、支援者の方のコメントも反映されるのにかなり時間がかかったり誤って削除されてしまう場合もありますがご了承願います。

クロダイ
2009/01/12 01:54


コメント欄をどうしようが自由ですから別にいいんですが、質問や批判に答えられないと「妨害」「荒らし」などと言い出すところは、やっぱり瀬戸サンにそっくりですな。


ところで、どのハンドルで何を書き込んだかぐらい、ちゃんと覚えておいた方がいいと思いますよ(以下、太字は引用者=3羽の雀。他のコメントの引用はイタリックにした)。

> 「裁判で関連性が否定されたこと」
「また検察から創価の転落死事件について再捜査の要請があったこと」
この2点も合わせてお話になられるようにお願いいたします。


その裁判やら検察やらに創価学会関係者が紛れ込んでる、というのがその二点を非常にあやしくしている、というのが全体の流れと思われるのですが。
その点も含めてどうお考えなのかおたずねしたい。
いかがお考えなのでしょうか?


しかし、本当に創価学会が絡んでくると、他のエントリーではコメントしない輩が増えますね。

?!?!?
2009/01/12 00:06


〔中略〕


コメントは自由意思で表記され、読み手が理性的に判断するのが1番だと思っていますが…。大分悪ふざけの様な、偏ったコメントが多くなった気がしています。
読み通すのが、正直しんどいですね。
それが書き込みされている方の思惑なのかもしれませんが。
残念に思うばかりです。

ダンデライオン
2009/01/12 00:18



「全体の流れ」って何でしょうか?
どうも?!?!?さんのお話は観念過ぎて、よくわかりません。
それが事実であるのはわかっているのだから、他殺を主張されている方々はそれらをどう自分らの主張に結びつけるのかが大事なのでは?
それをせずに、ただ事実の羅列を行って「怪しい」「疑わしい」と騒ぐだけでは他に周知させることは難しいと言っているのですけど。

ちん
2009/01/12 00:21


〔中略〕


どうも?!?!?さんのお話は観念過ぎて、よくわかりません。


しかし理解力がないんでしょうか。
無知を装うのも詭弁の手段の一つだそうですが。


あと文章のつながりが何か妙ですね。「全体の流れ」について語ってるのはダンデライオンさん。それがなぜか俺の発言になっている。
どういう思考をしてるのでしょうか。

?!?!?
2009/01/12 00:29


【追記2】(1月12日)
クロダイセンセー、今度は次のようなコメントを残していました。気が向いたらそのうちまとめて取り上げるかもしれませんが、備忘録として。

また、工作員や妨害者などから様々なご質問があるようですが、当方は全てのコメントに逐一反論するほどヒマ人ではありません。


質問に対する答えは、今後の街頭活動、議員・行政・メディアへの働きかけ、裁判等を通じた中から各自が見つけてください。

クロダイ
2009/01/12 13:54


TINさんには、最初は「あなたの言う判決文を確認できるリンクや資料を提示してください」(2008/12/30 14:01)などと言っていたのにね。“支援者”である ?!?!?サンも、“いつ言った? 何時何分何秒!?”という小学生みたいな質問返しが十八番ですが、批判者からの質問には答えられないというわけですか。


しかも「質問に対する答えは、今後の街頭活動、議員・行政・メディアへの働きかけ、裁判等を通じた中から各自が見つけてください」って、広く周知されないような媒体ばかり。ブログ等できちんと答えなければ、再捜査に向けた「世論」とやらを盛り上げていくのは不可能だと思いますけどね。つっこまれるのが怖いんでしょうね。


ついでに、前から思ってたんですけど、この人たちはどうして街宣の内容を(要旨でもいいから)テキスト化しないんでしょうか。その方が、より多くの人に内容を知ってもらえるというのに。まあ“ごっこ遊び”だからしょうがないか。


つまるところ、クロダイセンセーに欠けているのは「ヒマ」(時間)ではなく別のものだということですな。