「東村山市民新聞」が『最後のパレード』問題に言及

今日は疲れており、まだやらなければいけないこともあるので、「東村山市民新聞」に新規ページが登場したことだけ（４月３０日付）、とりいそぎお知らせしておきます。トップページでも同じタイトルからリンクされています。

内容は大きく分けて３つですね。

（１）佐藤・薄井・鈴木・島崎各市議への批判

薄井市議の名前は出ていませんが、「何のために市議に出馬したのか不明で、毎度チマチマと広告収入増収をと提案するしかない者」というのは明らかに薄井市議を指しています。まあ、団地の管理費未払い問題に関するページで、何の脈絡もなく、「女性差別、女性蔑視のｿｰﾌﾟランドやﾍﾙｽの宣伝を市議の任期開始後もインターネットのアダルト動画サイトで流し続けやめさせなかった人物」と書くよりは、はるかにましと言うべきでしょうか（追記：この点については、薄井市議が矢野・朝木両「市議」を名誉棄損で訴えた裁判の訴状、とくに「第３　被告らによる不法行為の虚偽性・悪質性」を参照）。

要は、鈴木市議はともかくとして、「市民派」の看板で引っ張れそうな票を奪いかねない他の市議が邪魔で邪魔でしょうがない、ということのようです。しかしまあ、市議の相互批判としてはこういうのもありでしょうから、私は検討の材料を提供するだけに留めておきます。【追記】（５月３日）鈴木市議からも、〈非は認めないだろうが、言っておきたい〉と題する訂正要求が出されました。

まず、佐藤市議が予算に賛成したことをめぐり、いろいろよけいな修飾をつけながら次のように書いている点については、佐藤市議が自分のブログに掲載している賛成討論全文も参照。

「『無所属市民派』はポーズだけ実は『与党別働隊』の佐藤『市議』の新年度当初予算『賛成討論』（自民公明与党の市長提案の予算）が掲載されていますが、なぜ賛成なのか理由は全く趣旨不明です。もともと仲間だったので、理由など必要ないという理解をするしかありません」

次に、「草の根」としての反対討論は現時点で「東村山市民新聞」には掲載されておらず、今後も掲載されるかどうか不明で、たぶん議事録が公開されるのを待たなければならないと思うのですが、「市議会だより」１９０号（５月１日付、第２面〔ＰＤＦファイル〕）に要旨が掲載されていたので、転載しておきます（朝木「市議」による反対討論。丸付数字はカッコ付数字に修正し、適宜改行した。太字は引用者＝３羽の雀）。

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（１）西口再開発ビル床の１０億円での買取り、議員、職員の役職加算、会派視察や行政視察など、税の無駄遣いを是正する努力がない。
（２）家庭崩壊や多重債務に追われる市民がいるのに、公営ギャンブルから撤退しない。
（３）第８保育園指定管理者の選定で官製談合疑惑が指摘されたが徹底調査もせず、選定のやり直しもしなかった。
（４）全く問題がないりんごっこ保育園に何か問題があるような喧伝を続け、園児・保護者に不安を与えている。
（５）市庁舎入口のスロープに屋根を設置しない。公民館等使用料を無料に戻そうとしない。
（６）財政を逼迫させ退職手当債を発行する事態となったのに、市長は退職金を全額返上しない。
　以上により反対する。

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まあ去年の反対討論よりはましですかね。これまでがこれまでなので、私もハードルを低く設定するようになっちゃった気がします。

最後に、「税の使途監視、職員等の不正等支出を摘発し００年まででも７６００万円も市に取り戻しています」という点については、昨日付の記事でも触れておきましたが、凪論〈地方公共団体を考える２　〜住民監査請求の考察　「東村山市民新聞」のインチキ極まる記述を中心に〜〉や、７０件もの行政裁判を起こして市に２４００万円以上の負担を強いてきたという話なども参照。２０００年以降の報告は出てこないんですかね。

（２）りんごっこ保育園の保育士配置問題をめぐる「市議会だより」の「誤報」問題

これについてはまたあらためて取り上げます。

（３）『最後のパレード』問題

どうも“読売は他人のことを言えるのか”と主張しているようなのですが、疲れているせいか、何を言っているのかよくわかりませんので、これも今日はスルーします。これは、取り上げるにしても別のページを設けてやった方がいいと思うんですけどね。

なお、ミハルちっく〈中村克氏のデジャブ〉も参照。私も、矢野・朝木両「市議」が「殺害予告」と騒ぎ立てた書き込みは、はたして私が思っていたような荒らしコメントだったのかという疑問を抱くようになっています。