「御用ライター」裁判をめぐる空虚な更新 ※追記&改題 ※さらに軽く追記


5月31日午前0時24分ごろ、「東村山市民新聞」の5月31日付更新が行なわれました。5月30日の踊り子さん(6i1OL77I)は、そろそろ議会も終了したのではないかと思われる17:41:20に登場し*1、23:08:26のレスを最後に退場しましたが(必死チェッカーもどき参照/今日はKnD1QuXQががんばっています)、「東村山市民新聞」によれば「本紙は『2ちゃんねる』の投稿については関知していない」ということなので、どうしてわざわざそんなことを書くのかはわかりませんが、きっと無関係なのでしょう。ええそうでしょうとも。


ついに自白!「ど素人解釈」を平気で公表する哀れ〉(いちおう魚拓)にはさしたる修正もなく、「真相究明 21」が次のように書き換えられたぐらいです(太字部分が追加)。


*「少なくとも『小さな親切運動』本部と読売には重大な責任があるのですよ。」→「・・・重大な責任があるのですよ。何万部配布したか知りませんがね、『ドナルドダックの着ぐるみを着た人』という断定表現の作文を、何の検証もせず、そのまま『日本郵政公社総裁賞』を授与し、これまたそのまま夕刊に掲載してばら撒いたんですからね。
*「アッハハッハ!100年早いっんだよ、ホント!何が問題か未だわからず、レベルの低い親創価ネット族が本紙や矢野議員に絡むのはっ!」→「・・・本紙の指摘内容も、何が問題か未だわからず、・・・」
*「(これも致命的オウンゴール)」→「(これも強烈な致命的オウンゴール)」


追記「匿名ネット族」の指摘により、「草の根」は「商標権の対象」であることが判明しました(第3352747号)。)


他に、トップページには、5月29日の「御用ライター」裁判に関する中身のない記述が追加されていました。また、〈「変えよう!議会を 親創価に」〉という、これまた予想通りで何の面白みのない新規ページも作成されていますが、アホらしいので気が向いたら後からコメントします。


【追記】
アホらしいと思いつつ、新しく登場した記述に簡単につっこみを入れておきます。まずは「御用ライター」裁判の件から(丸付数字はカッコ付数字に修正)。

「宇留島裁判」5月29日の弁論で、裁判官の前回の指示通り、証拠として下の(1)及び(2)を提出しました。
「(1)創価側と宇留島との関係を記述した『ファックス』を清書して読みやすくしてほしい」
「 (2)前記「ファックス」受信をした状況、経過等を、すでに提出している陳述書に加えて、詳細に説明したファックス受信者の陳述書を提出してほしい」
 その結果、担当裁判官は、陳述書も出ているので、証人調べの必要はないでしょう、と発言。その他、矢野議員ら側に、宇留島との裁判の結果(勝訴1件和解3件)や経過(1件)を一覧表にして提出するよう指示しました。宇留島は2通目の陳述書(ファックス受信者)に激しく動揺し、何か八つ当たりするような調子で、証拠の陳述書2通や前記「ファックス」が信用できないかのような趣旨不明を叫び続けたため、裁判官から、もういいんじゃないですか、証拠として陳述書はそのまま出されてるんですから、と注意を受ける始末でした。前記「ファックス」や2通の陳述書が宇留島の弁慶の泣き所を痛打したことは間違いないようです。


WAW〈【御用ライター】政党副代表が陳述内容を変更〉を受けてあわてて書いたものでしょうが、何しろ具体性をまったく欠く印象操作に過ぎないため、単なる強がりにしか見えません。裁判の内容について具体的に報告せず、法廷ではああだったこうだったと相手方のイメージを貶めることばかりに力を入れるのは、クロダイくん等とまったく同じです。この囲みのすぐ上にある〈訴訟4〉(請願潰し裁判)や〈訴訟5〉(「越境通信市議」名誉毀損裁判)の記述を見れば、一目瞭然。


私が昨日付の記事で指摘したように、また松沢さんなた5963さんも指摘しているように、瀬戸サンが何かの切り札のように持ち出していた「陳述」の信憑性が決定的に揺らいだことに、よほどショックを受けたのでしょう。何しろ、この陳述書(2008年12月17日付)が提出された数日後の12月21日には、〈創価擁護記事ライターと「創価」本部との関係が、ついに判明しました!〉とハッピー・カムカムで、それまでは宇留嶋さんと創価学会との「関係」について何ら確たる根拠も持たずに騒いでいたことを、うっかり告白してしまったほどです。


それにしても、「ファックス受信者」というのはどう考えても瀬戸サンのことだと思われますが、どうして堂々と名前を出さないのかしら。また、宇留嶋さんとの裁判の結果について「勝訴1件和解3件」と書いてありますが、〈朝木議員謀殺関係訴訟結果報告〉リストではやっぱり水増し記載をしていたということでしょうか。「経過(1件)」と書いてあるところを見ると、「御用ライター」裁判とはまた別の裁判も進行しているようですね。


ついでに、矢野・朝木両「市議」は、相手を攻撃する際、今回のように「弁慶の泣き所」という表現を用いることが時々あります。「よほど『弁慶の泣き所』を痛打され、悲鳴を上げざるを得なかったようですが」(トップページ「親創価ネット族」とは?〉)、「自分の『弁慶の泣き所』を追及されて」(〈お騒がせ「市議」の09.3月市議会〉)といった具合ですが、これは「強い者の、最も弱い所。ただ一つの弱点」(大辞泉)という意味ですから、「怖がるような相手がいない」のがご自慢の矢野センセイは、もう少し意味を考えてから使った方がよろしいかと存じます。あるいは、自分が揚げ足取りしかできないことを、無意識のうちに吐露なさっているのでしょうか。


なお、瀬戸サンに情報を提供した岩崎定夢氏については、松沢呉一さんの一連の記事(お部屋185718581859)を参照。〈お部屋1859/岩崎定夢と瀬戸弘幸の伝言ゲーム〉によれば、『重ねてわかるカード式競馬方位学』という本(定価1万円)も発行しているそうです。ちなみに、この間から期間限定で探偵業を開始し(届け出はちゃんとしているらしい)、いったい何を見つけ出してくれるだろうと一部ウォッチャーをワクワクさせている那田尚史サンも、競馬好き(ついでにキャバクラ好き)です。


那田サンで思い出しましたが、彼のホームページには〈★怒れ、愛国者 池田大作天皇陛下を「馬鹿」と呼び捨てた証拠を披露する〉という見出しも躍っています。何かと思ってリンク先のページを見てみれば、何だか創価学会とは対立関係にあるらしい日顕上人が、日蓮正宗の機関誌『日蓮』誌上で、


「今は狂いに狂った偽指導者〔=池田大作が『今の天皇陛下は馬鹿ですからね』とはっきり言ったことを、私は耳にしております」


と言っているだけ。この発言が事実であれば確かに問題ですが、いつどこで行なわれた発言かも詳らかにされていないこんな証言を「証拠」として扱ってしまうのが「ゼリの根」クオリティです。それより、この発言を掲載しているページのページタイトルが「天皇は馬鹿」って、いくら何でもあんまりじゃないですか。


そういえば訴追請求状はどうなったのかなあ。


【追記2】(5月31日午後)
瀬戸サンが〈創価学会御用ライター裁判(2):私の法廷証言却下について〉をアップし、見苦しい言い訳を書き連ねています。


『伝聞の伝聞』などと言っていますが、直接聞いた人〔岩崎氏〕が記述したものを提出することになったわけですから、これは『伝聞』ではありません


などという理屈は初めて聞きました。岩崎氏のファックスは月刊タイムス社の社長からの「伝聞」、それをもとにした瀬戸サンの陳述が「伝聞の伝聞」であることは中学生にでもわかることです。


私の提出した陳述書は裁判所は受け取ったということです。これほど重大なことはないでしょう
裁判官がその〔証人として採用する〕必要性を認めないとしたことは、書いてある内容に嘘はないと判断したからだと思います


というのも、瀬戸サンが裁判のことを何一つわかっていないことの証拠。さすがは「口頭弁論」を「公判」と言い続けるだけの人ではあります。


あとは、断片的な日々〈「創価御用ライター」問題 〈伝聞〉に関する取り扱い〉および〈「創価御用ライター」問題 理解できない瀬戸氏の主張〉のほか、TINさんが報告してくれているコメント欄でのやりとりを参照。

*1:【追記】北久保市議によれば、議会が終了したのは17時20分ごろだったそうです。