あまりにも予想通りのもやもや勝利宣言に書かれている「今回の取り組み」とは


7月13日午後9時現在、Yahoo!ジオシティーズの方はまだ「サーバーのメンテナンス作業中」だと出るのですが、http://www.higashimurayamasiminsinbun.com/の方は閲覧できるようになっています。7月13日午後3時半ごろにはすでにトップページが更新され(7月14日付)、予想通り過ぎて脱糞するほどの勝利宣言が行なわれていました。

◎日本の「政治の恥部」を取り除く活動の象徴「北多摩1区」に全国の力の結集を!
《,都議選結果−取り組みの成果》
 『口利き疑惑』の谷村孝彦候補は、
 他の3候補全員が得票を増やした中で
 ただひとり、前回より約1400票も減らし、1位から転落し、最下位の自民との差はわずか2千票あまりでした。今回の取り組みが、有権者に浸透した結果ですが、
 定数3で4人出馬という、超無風選挙区でのこの結果は、広大な文化会館を新築した創価公明にとって、衝撃的事実で、内部での責任問題となるのは必至です。
 今回の取り組みに続き、『口利き疑惑』の谷村孝彦「都議」、そして創価公明を、手をゆるめず、徹底批判、追撃を!


まあ、笑ってあげてください



ちなみに、「他の3候補全員が得票を増やした」と書いてありますが、野田数候補(自民)と尾崎あや子候補(共産)は前回の都議選には出馬していません(2005年都議選の開票結果今回の開票結果)。所属政党のことを指しているのでしょうが、もう少し正確な表現を心がけた方がよろしいかと思います。


衝撃的事実」とか「内部での責任問題となるのは必至」とかいうのも、根拠のない希望的観測というものでしょう。創価公明内部では、いまごろ、もうちょっと違う「責任問題」について検討しているんじゃないですか。そういえば、1993年から2001年の都議選にかけて「草の根」系候補者が連続最下位落選し、おまけに得票数がどんどん減っていくという「衝撃的事実」に直面したときは、内部でどんな「責任問題」が議論されたのでしょうか。


何より、「今回の取り組み」というのはいったい何のことを言っているのでしょう? 「東村山市民新聞」のサイトでは、6月8日付の更新以来、創価学会公明党の批判は何一つ行なわれていません。


当然、「北多摩市民新聞」の配布のことを指していると思われますが、こんなに偉そうな勝利宣言をなさるのなら、胸を張って取り組みの具体的内容を報告なさればよろしいのに。ついでに、「北多摩市民新聞」第1号〜第4号がどんな内容だったのか今回の印刷費は誰がどのように負担したのかについての報告もお願いします。


で、「最高裁判所への申入書」は提出なさったんでしょうか。それとも、やっぱり申入書“風”チラ裏に過ぎなかったんですかね。