意気盛んに捜査への介入・圧力を要求し続ける矢野・朝木両「市議」 ※追記あり



またモンサンスクリプトで遊んでみました。元ネタは瀬戸弘幸ブログ〈鳥越俊太郎の正体が良く見てとれる。〉です。ま、矢野・朝木両「市議」を擁護してもドツボにはまっていくだけだということは瀬戸サンもようやく理解したようで、最近めっきり触れなくなりましたが。


逃走ついでに、鳩山首相でさえ石川知裕容疑者の)捜査に対しては当然、介入する意思はまったくないと述べているのに、
民主党同期生は、ぐずぐずせず石川議員を『東拘』から救出する発議を!」
と主張して捜査への介入・圧力を公然と要求する矢野穂積朝木直子両「市議」のことも、「正体が良く見てとれる」と批判なさればいいんじゃないかと思います。朝木明代市議転落死事件の時には白川勝彦国家公安委員長(当時)が「警察の捜査に介入し、捜査に圧力をかけた」という話もありますし、最近も、裁判官の独立を脅かす違憲・違法の行為を行なうよう最高裁に要求していましたから、矢野・朝木両「市議」にとってはこういう介入・圧力は当たり前のことなんでしょうけれども。


その両「市議」が運営する東村山市民新聞では、検察批判の囲み記事(トップページ)に、
〈▼ 「東拘」にいる石川議員側のファックス無視して、「『小沢幹事長の不記載共謀の事実』を石川供述」の大誤報をたれ流した下手人は誰だ!絶対に見逃してはならない。〉
という一文が書き加えられました(1月23日付更新、2010/01/22 18:35:08)。


「石川議員側のファックス」というのは、〈「完全な誤報」石川議員の弁護人が報道各社に文書〉(スポニチ)のことでしょうか。矢野・朝木両「市議」に「大誤報などと言われても、私は『最後のパレード』問題における必死の中村克擁護を思い出すだけなんですよね。


また、同じ囲み記事の中にある「クーデター」という文言から、〈★ 部長職のトップ(「政策室長」=企画担当)は、創価幹部信者・元公明市議の息子!〉というページに新たにリンクが張られています(同ページの記述内容については、2009年2月26日付27日付の記事を参照)。何が言いたいのかよくわかりませんが、今回の件も『総体革命』(=権限掌握した官僚集団によるクーデター)の一環だという主張なんですかね。ますます瀬戸弘幸サンの見解をお聞きしたいものです。


私はこのへんの話題にあまり踏み込むつもりはなく、単に矢野・朝木両「市議」が大騒ぎする思惑に関心があるだけなのですが、まあ次のような意見もあるということだけ紹介しておきます(いずれも読売新聞配信記事)。


こういう騒ぎ方をされると、ストップ!ザ「政教一致」実行委員会をめぐる不透明な金の流れをつい思い出してしまうのですが、まあ別に関係はないんでしょうね。単に、請願潰し裁判鍵束問題の話から逃げようとしているだけなのかもしれません。


これだけで終わるのもさびしいので、矢野・朝木両「市議」がまったく関心を持っていないらしい東村山市自治基本条例をみんなで考えるための手続きに関する条例」について、関連記事をいくつか紹介しておきます。共産党が当初反対するつもりだったらしいという噂もありますが、結果的には全員一致で賛成という結果になったようで、よかったんじゃないでしょうか。


なお、この条例について審議した政策総務委員会には矢野・朝木両「市議」とも所属していませんので、「草の根」としての見解は3月定例会で明らかにされることになるのでしょう。そういえば、12月定例会で可決された一連の意見書については、いつものように採決時に退席して実質的に反対したんでしょうか。


〔この記事は、1月22日午後8時過ぎにアップしたものです。〕


【追記】
小沢問題をめぐる言説についての論評としては、私にも話させて〈陰謀論的ジャーナリズムの形成(1)〉が、私にはいまのところ一番腑に落ちました。有門大輔ブログ〈〔小沢聴取〕菅家報道を利用する偏向性を衝く!〉は、矢野・朝木両「市議」の言説とは真逆の方向から小沢問題を取り上げていますが、陰謀論的視点はまったく共通しています。


余談ながら、「松沢呉一の黒子の部屋」がなかなか更新されないので消息を心配していたのですが、圧力に屈してTwitterを始められたようで、ひと安心です。私はいまのところ利用する気がまったくないのですが、とりあえず何人かは手動で(「お気に入り」に登録することによって)“フォロー”しています。