「選挙は会社ぐるみの企画だった」というデマ


4月8日付の更新は早かったですね(午後6時ごろ)。私も記事を書き終えたころだったのでちょうどよかった。トップページが次のように修正されただけのようです。


佐藤「市議」、西口100メートルビル工事関連予算、「ビル内公益施設」関連予算を含む新年度08当初予算に賛成し与党入り!
   ↓
佐藤「市議」、「100m再開発ビル内公益施設」5億円を含む西口予算32億円計上の新年度予算に賛成し与党入り!


いちいちコメントするに値しませんのでスルーして(3月30日付「もう少しひねりがほしいものです」も参照)、シンブンの次のページについてあらためて触れておきます。一昨日「逃げるなら ウンコはきちんと かたづけて」という記事を書いたときにもちょっと触れたのですが、やはり腹が収まらないので。


■選挙出馬は「会社」ぐるみの「企画」だった!
http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/page128.html


薄井市議のブログから「企画としての議員挑戦」(2007年1月13日付)という記事を抜き出してきて全文掲載しているページです。読めばわかるのですが、薄井さんが勤めていた会社で「2007年の新宿区議会選挙に誰かを出してドキュメントを作ろう」という話が出て、けっきょくはぽしゃったという話にすぎません。


その記事にあえてこんな見出しをつけ、東村山市議会選挙への出馬までが〈「会社」ぐるみの「企画」だった!〉という印象操作をしようとしているわけです。実に悪質です


しかも薄井市議の上記記事は「決意までの日々」と題したカテゴリーのひとつで、東村山市議選への出馬をどのように決意するに至ったかはそこに順を追って書いてあります。そのなかから最初の記事だけ取り出して、それ以降の記事は故意に無視しているわけです。実に悪質です。まあ「決意までの日々」というカテゴリー自体、信頼する会社経営者に相談するメールを送った(2月13日付の記事)というところで中途半端に終わっちゃってるみたいなんですけれども(笑)。


このような与太ネタが登場するまでの経緯を振り返っておきましょう。


幻の自作自演掲示板に、「東村山市民40年」(v024071.ppp.asahi-net.or.jp)なる人物が「性風俗宣伝会社ぐるみの計画だったのです」と投稿(2007年7月22日)。薄井市議ブログの上記記事を紹介し、「この記事については、東村山市民新聞サイトにもお伝えしておきました」と締めくくる。
   ↓
続いて「15年在住」が「憤りを感じました。」と呼応。リモートホストは「40年」と同じ v024071.ppp.asahi-net.or.jp。
   ↓
7月23日付でシンブンのトップページに次のような見出しが登場(魚拓)。薄井市議ブログの該当記事にリンクも。
      情報提供で↓が判明しました。
  アダルトサイトと選挙はセット!性風俗宣伝会社ぐるみの計画だった!

   ↓
7月31日に現在のページが作成される。


発端となった「40年」と「15年」の投稿は、自作自演掲示板の過去ログに残されていますのでご参照ください。どちらも文章がめちゃくちゃで、何が言いたいのかよくわかりません。「15年」は「40年」の投稿内容を整理して示そうとしているのですが、書いている人間が同じですから、どだい無理な話です。


普通であれば、こんな投稿を真に受けて「情報提供で・・・判明しました」とやることなど、考えられません。最初から「東村山恐怖新聞市民新聞」関係者による自作自演だったと考えるのがもっとも自然でしょう。その後も、「東村山市民が薄井問題を考えるフォーラム」(別名・自作自演ブログ)に書き込まれた内容が、「専門家の助言がありました」などとしてシンブンに反映されることが繰り返されました。下手な芝居もいいかげんにしてほしいものです。


まあ矢野・朝木両「市議」は普通では考えられないようなことをしょっちゅうやっていますから、自作自演ではなく本当に「40年」=「15年」の投稿を真に受けたという可能性もまったくないわけではありませんが、だからといって両「市議」には日本語能力が根本的に欠けているだけだという話にはなりません。私はこの問題を「職業差別を許しません!」のスレッドで複数回指摘しました(7月23日に2回、7月31日にも1回)。両「市議」は当然これを見ており、それを理解する程度の日本語能力は持っているはずですから、わかっていながら意図的に情報操作を続けているということです。実に悪質です


まあこんな与太ネタに引っかかる人がいるとも思えませんが、いちおう薄井市議ブログの該当記事にいまさらながらトラックバックを飛ばしておきましょうかね。