議員の品格


今日も「最終更新日」の修正のみでした。4月30日、「越境通勤市議」問題=「議席譲渡」棚上げ問題の判断が東京高裁で下れば、たとえ負けても口を開かないわけにはいかないと思いますが。


まあ、矢野・朝木両「市議」の言いがかりが通ることなど、万に一つもないと思いますけどね。佐藤市議が「自分の洗濯物が日野市内のマンションに干してあることを認めた」ことを、紙版「東村山恐怖新聞市民新聞」160号第2面で、あたかも「越境通勤」の証拠であるかのように得意げに書いてるような人たちですからね。私の実家にもときどき私の洗濯物が干してありますけど。


さて、やまだKINGでも触れられていますが、鈴木市議が「議員の品格」という記事を書いています(4月19日付)。この言葉とまったく無縁の人たち、それどころかその対極にある人たちが、矢野穂積朝木直子両「市議」です。


そのことは、薄井市議に対する数々の下品な攻撃を見ても一目瞭然ですが、エアフォース【名刺広告強要事件】第4回「匿名性につけ込んだ矢野・朝木の誹謗中傷の実態」を読むと、ますますわかります。両「市議」が運営していた「草の根掲示板」で宇留嶋さんに対してどのような書き込みが行なわれていたのか、具体的に紹介されているのですが、あまりにも下品すぎて、せっかくの連休初日の気分がだいなしになりかねない。


いまの段階では、これが矢野・朝木両「市議」自身による書き込みなのかどうか、本文では明らかにされていません。しかし連載第3回の最後で「矢野と朝木こそ、匿名性を利用して私に対する誹謗中傷の限りを尽くしてきたのである」と書かれていますし、そもそも第4回の見出しが「匿名性につけ込んだ矢野・朝木の誹謗中傷の実態」ですから、そういうことなのでしょう。どっちにしろ矢野・朝木両「市議」が運営していた掲示板なのですから、責任は免れない。これを読むと、最近の自作自演掲示板・ブログ(4月4日付「そういえば スーパーハッカー どうなった」参照)での書き込みが上品に思えるほどです。


こんなことをやっておきながら、〈言論の自由に名を借りて、匿名のHNで数をみせかけ、実在者他人の名誉を傷つけ権利を侵害する「ネット族」に対しては、市民新聞は厳しく批判し、あらゆる方法を駆使して斗います〉などとよく言えるものですな(東村山死人シンブン市民新聞トップページ)。しかも、実名でも堂々と名誉毀損やねつ造を繰り返す人たちが。


おもしろいことに、この人たちはかつてこんなことを書いています(創価問題新聞「朝木明代議員とは?」)。前後の文章とのつながりがいまひとつよくわからないのですが、わかろうとしても意味がありませんので、とにかく抜粋しておきます。

その意味では、匿名という点は別として、インターネットで、積極的に発言している皆さんの意識と通じるものがあるように思います。公明党の浜四津議員が、インターネットの「掲示板」について、規制をすべきであるかのような発言を国会でしたのは、全体主義体質の集団は、インターネットの「掲示板」の批判精神が許せないからだということをはっきりと証明しています。あの危険な「盗聴法」を推進する理由が彼らには、あるのです。


記事の中に「6月25日投票の衆院選挙」とありますから、2000年後半に書かれたものでしょう。「匿名という点は別として」というのはどうせあとから書き加えられたものではないかと思いますが、それはどうでもよろしい。


こんなことを書いていた矢野・朝木両「市議」が、インターネットで積極的に(両「市議」への)批判精神を発揮した市民のことは「ネット政治集団」とか「匿名ネットオタク」と決めつけて口汚く罵り、あげくのはてには、実名を出して請願した市民を、請願書に掲載されていた個人情報を利用して、議会での対抗言論の機会も放棄していきなり訴えたわけですな。


そして、いまでは〈「ネット政治集団」を追及する!〉のページでこんなことを書いています。

韓国では今年〔2007年〕7月からは規制を強化して、1日の訪問者数が10万人以上のポータルサイトとニュースサイトでは実名を確認してからでないと何も書き込めなくするという法律が施行される段階になっていますが、日本でも、事後に投稿者の不法行為責任がきちんと追及できる法制を確立すべき時代に入っているといえます。


投稿者の「不法行為責任」は現状でも追及できるわけで、要は「気に食わない書き込みをする市民がいたら、オレサマがすぐ訴えられるようにしろ」というだけの話です。他人は口汚く罵っても、自分たちに対する「批判精神」は許せないというわけですな。まことにもって「全体主義体質の集団」です(2〜3人でも集団は集団)。


言ってもまったく無駄だというのは重々承知しているのですが、少しは自分の言葉に責任を持とうという気はないんですかね。