裁判歴の偽装・粉飾は名誉毀損にならないんですかね


27日も「最終更新日」の修正のみ。ひきつづき紙版「東村山恐怖新聞市民新聞」160号にツッコミを入れておきましょうかね。この記事は本当は28日の夜に書いているんですが、ネタが尽きることがないので、27日付の記事ということで。


おっと、美桜さんのところに張ってあるリンク、第2面を除いてリンク切れになってますね。アップローダだから流れちゃったんですかね。しょうがないので私のフォトライフにJPEG画像で再掲しておきましょう。これまでの記事のリンクも、気がついたかぎりで修正しておきました。


今日は第1面第4面で取り上げられている裁判関係の記事について。第1面の左には次のような見出しが躍っています。

                                                                                                                            • -

地に堕ちた公職者の倫理
「ねつ造市議」の言いたい放題が問われる敗訴・実質敗訴続出
現職市議 今年だけですでに最低6件の
敗訴・実施敗訴、損害賠償は100万円超
公職者が市民やジャーナリストに名誉毀損で提訴されて、何件も敗訴・実質敗訴した意味は重大です

                                                                                                                            • -


おっと、ねつ造してしまった。正しくは、というより実際に紙版「東村山恐怖新聞市民新聞」160号に掲載されている見出しは、次のとおりです。

                                                                                                                            • -

地に堕ちた警察捜査
訴訟乱発と当時の捜査のあり方が問われる敗訴確定・取下げ(実質敗訴)続出
元副署長すでに敗訴確定が2件、取下げが3件
朝木明代議員殺害事件の捜査の責任者が提訴して、何件も敗訴・実質敗訴した意味は重大です

                                                                                                                            • -


これは、ウェブ版「東村山死人シンブン市民新聞」の〈また訴訟取り下げ、結審予定日に!〉をもとにした記事ですね。


現実には、4月18日付「ほら遁走が始まった」という記事でもまとめておいたように、矢野・朝木両「市議」側は千葉英司元副署長に次々と敗訴し、今年だけで100万円を超える損害賠償を命じられ、議員報酬42万円強の差し押さえまで受けています。あらためて載せておきましょうかね。


*2月7日には「多摩レイクサイドFM裁判」で千葉英司さんに敗訴して、2月26日に議員報酬計42万円強を差し押さえられた。
*3月26日には「インターネット『東村山市民新聞』裁判」で千葉さんにまた敗訴して、計30万円の支払いを命じられた。この判決では、昨日の記事でも書いたように、個人的な誹謗・非難を繰り返していれば「専ら公益を図る目的であったといい難い」(=私的な動機にもとづく言いがかりだった)と判断され、「公益性」の主張を排斥される可能性があることも教えてもらった。
*4月15日にはまたまた千葉さんに敗訴して、「『東村山の闇』裁判」では30万円、「インターネット『創価問題新聞』裁判」では10万円の支払いをそれぞれ命じられた(エアフォース4月16日付記事)。


これで4件。4月15日には矢野「市議」らが千葉さんを別件で反訴していた裁判が棄却されていますので、5件。これから触れる、宇留嶋さんとの裁判での実質敗訴を加えれば、上記“ねつ造”見出しにあるとおりの6件となります。


こういうのを完全にスルーして、あたかも連戦連勝であるかのような記事を掲載することのほうが、公職者としては「重大」ではないんでしょうかね。


一方、160号第4面には、朝木直子編集長の「インサイド・リポート」として次のような見出しが躍っています。「粉飾リポート」と言った方が適切な気がします。


裁判所の職権和解(実質勝訴)で4件全部が終結
創価擁護記事ライターが提訴した4件も


これは、ウェブ版「東村山死人シンブン市民新聞」の〈創価擁護記事ライター実質敗訴で幕!〉をもとにした記事ですね。3月16日付「どう見ても負け惜しみ?」でさんざんつっこんでおいたんですが、恥ずかしげもなく持ち出しています。


「互いに名誉毀損記事を掲載しないこと、同ライターが矢野・朝木議員の2m以内でフラッシュをたいたりしないことなど、全面的に矢野・朝木両議員(被告)側の実質勝訴となって」いるというのですが、どんだけ安い和解条件なんでしょうか。それとも、2m以内の至近距離でフラッシュをたかれてはよっぽどまずいことでもあるのか


ちなみにこの「粉飾インサイド・リポート」の左には朝木「市議」の会計報告が載っているんですが、宇留嶋さんに支払った15万円はどこに計上されているんでしょう? 生活費が月8万円というささやかな生活を送られているようなので、これ以上切り詰められないと思うんですが。あと、議員報酬の差し押さえはまだ計上されていないんですかね。開かれた会計報告を望みたいものです。


それにしても、こういう裁判歴の偽装・粉飾については名誉毀損にならないんでしょうか。少なくとも、これと同じような内容を多摩フェイクレイクサイドFMの「ニュースわい曲ワイド多摩」で放送していたら、放送法の趣旨には反することになりそうですね。


と思ったら、4月27日放送分で取り上げていたんですね。「この人たちがまた訴えてきて、理解できません」なんて泣き言だか強がりだかを矢野「市議」がおっしゃってますが、こんなでたらめを紙でも電波でも平気で流し続ける公職者のほうが、私は理解できません。