「見える議会」、一番いやがるのは?


まだ「最終更新日」は修正されていないんですが(6日午後10時現在)、明日は早いのでさっさと記事をアップしておきます。ゴールデンウィークのときぐらい「最終更新日」の修正を休んでもいいと思うんですけどね。というか、実質的更新がないのに「最終更新日」だけ修正するのはやめてほしいんですけどね。


さて、島崎よう子市議がブログで「市議会だよりから『見える議会』をめざせ。」(5月4日付)という記事を書いていて、わが意を得たりという気持ちになりました。


たとえば伊賀市三重県)の市議会だよりでは、議案に反対した議員名とその理由が各議案について書かれており、欠席した議員または自席にいなかった議員についても名前と当該議案番号が書かれているそうです。島崎市議のブログで現物の写真を見ることができます。


事務的にはいろいろ大変なこともあるでしょうが、これはぜひ実現してもらいたい。いきなり「市議会だより」でやるのが無理なら、せめて市議会のサイトには載せてほしい。


何しろ東村山市議会には、それぞれの議案について自分たちがどのような態度をとったのかはろくろく明らかにせずに、他の議員のことばかり非難・攻撃している人たちがいますのでね。


会派のひとりがやっているFM放送で救急患者の搬送拒否問題のことを取り上げ、病院側の対応を激しく非難しておきながら、
3月定例会に提出された「産科・救急医療体制の早期整備を求める意見書」ほかの医療関係の意見書には反対し、
反対した事実やその理由をサイトや宣伝ビラではまったく伝えようとせず、
そのくせ〈薄井「市議」のおかげで、25円上乗せ堅持決議が、可決!〉などという与太記事をサイトに載せる人たちのことなんですけどね(3月29日付「なんとかしようよ 草の根『市議』」参照)。


その人たちは、市議選の直前になると毎回一方的に他の市議の「通信簿」をつけて公表しているようです(「東村山恐怖新聞市民新聞」156号〔2007年3月号〕第2面3面参照)。中立的な立場から正確な情報を提供してくれるならいいんですが、それはないものねだりにもほどがありますので、市民に冷静に評価してもらうためにも、市議会自身がきちんとした記録を残しておくことが必要でしょう。


ちなみに島崎市議は、傍聴者から「時々議場を出たり入ったりしている議員がいるがどういうことか」ときつくきかれることもあるそうです。そういえば、平成15年3月の予算特別委員会では、まだ審議が終わってないのに市庁舎3階の政策室前に現れ、自分たちが関与している保育園の認可問題で政策室長や保健福祉部長と押し問答や押し合いを繰り広げた人たちもいたそうですね(エアフォース「りんごっこ保育園問題とは何か 第13回」参照)。


暗がりこそで繁茂する特殊な「草」を「根」こそぎ抜いてしまうためにも、ひとつ積極的な検討をお願いしたいものです。