渡部市長、「邪」(よこしま)って言われてますよ
昨日の記事では何となく略してしまいましたが、矢野「市議」は、『FORUM21』5月号に掲載した「創価学会の批判に呼応した東村山市議会の運営を判決が痛烈批判」とかいう記事のなかで、主として保育士配置問題をめぐる東村山市保健福祉部の改善指導を「邪(よこしま)な動き」とも評していました(佐藤市議ブログ5月13日付記事参照)。
ひょっとしたらそれ以外の動きを(も)指しているのかもしれませんが、矢野「市議」が「詳細」を省いてしまっているので、そう推測するしかない。また、この間の矢野・朝木両「市議」の議会での発言から見ても、そう推測するのが妥当でしょう。
東村山魑魅魍魎ブログで「市長へのEメール」への回答が紹介されていますが、「セキュリティ」などという理由にもならない理由で保護者を保育室から締め出すという異常事態にも、東村山市は、「在園している保護者から理解が得られていないと保育園が判断したときは、速やかにその方法について再検討する」よう園側に伝えるに留まっています。それ以上の対応をとる法的根拠がないということなのでしょうが、いささか弱腰な対応と思えなくもありません。
それでも、保育士配置問題に関しては、2度(2月18日と4月下旬)にわたって改善指導の文書を送り、「市議会だより」にも市長の答弁を堂々と載せているのですから(5月3日付「『市議会だより』は訴えるんでしょうか」参照)、これはもうしっかりした根拠と確信があってのことでしょう。
それを、りんごっこ保育園の運営委員であり、園長の同居人であり、市議会議員も務める人物が、明確な根拠も示すことなく、読者が限られているとはいえ公の場で、「不穏な動き」とか「邪(よこしま)な動き」と言って切り捨てているわけです。りんごっこ保育園自体も、少なくとも2月18日の改善指導については聞く耳を持たず、勝手に「返上」しています。
食中毒騒動が起きれば、保護者による「悪意のあるデタラメ情報」と決めつけて転園を余儀なくさせるとともに、法律にしたがって保健所に通報した病院側を恫喝する(エアフォース「りんごっこ保育園食中毒騒動退園事件」参照)。保育士が足りないと指摘されれば、一部の保護者・保育園職員・部外者・市児童課職員による「認可取消」の策謀と決めつけ、職員の“査問”まで行なう。
これが、市民の血税から補助金を得て運営されている認可保育所の対応でしょうか。
前の記事でも取り上げましたが(3月26日付「りんごっこ保育園は秘密結社か」参照)、厚生省児童家庭局長通知「保育所の設置認可等について」(平成12年3月30日、児発第295号)では、社会福祉法人以外の者(個人を含む)による保育所の設置認可申請を審査する際の基準として、「経営者……が社会的信望を有すること」や「保育所を経営する事業に関し、不正又は不誠実な行為をするおそれがあると認めるに足りる相当の理由がある者でないこと」が挙げられています。りんごっこ保育園の経営者・関係者は、はたしてこれらの要件を満たしていると言えるのでしょうか。
一方、その関係者が運営しているウェブ版「東村山死人シンブン市民新聞」は、今日も「最終更新日」の修正だけでした。読者が限定された『FORUM21』や、聴取者が限定された多摩レイクサイドFMや、ほとんどの人がすぐにゴミ箱に捨ててしまう紙版「東村山恐怖新聞市民新聞」でしか、もはや発言できなくなってしまってるんでしょうか。コソコソやってたって、どうせばれるのに。
紙版「東村山恐怖新聞市民新聞」158号(2007年9月29日付))第2面では、市議会政策総務委員会が薄井市議に関する2件の請願を不採択としたことについて朝木「市議」が次のように述べていますが(太字は引用者=3羽の雀)、ちゃんちゃらおかしいですね。ある意味、こういう怪気炎が懐かしくもありますが。
「きちんと論戦をすれば、草の根・矢野議員にはかなわない、という理由から公明らが『土俵にあがること』自体拒否したのは、一目瞭然だった」