コミュニ○○放送局「多摩レイクサイドFM」


「東村山死人シンブン市民新聞」のサイトは、今日も「最終更新日」の修正のみ。なお、数日前中田国際法律事務所のことを取り上げましたが、辞めた弁護士2名の行方は松沢呉一さんが「辞めた弁護士たち」という記事で追跡しています(ひとりはどこに移ったのかまだ不明)。ちなみに事務員にも逃げられたのか、弁護士だけではなく常勤職員も1名募集中です(5月9日から)。それにしても、いくら風水ハッピーネームをつけてもらってパワーチャージしたって、邪(よこしま)な人たちの弁護ばかりしていては運気も上がらないと思うんですが。


さて、邪(よこしま)な電波を日々発信しているNPO法人多摩レイクサイドFM」。5月15日付でサイトが更新されていますが、昨日「はてなアンテナ」に新規登録したばかりということもあり、どこがどう更新されたのか、よくわかりません。〈邪(よこしま)教〉グループのサイトに共通する特徴ですが、いったい何のためにサイトを設けているのやら。中田国際法律事務所のサイトを見習って、更新履歴ぐらいはつけてもらいたいものです。URLのスペルミスは見習わないほうがいいですが、〈邪(よこしま)教〉グループのサイトは全部「page***.html」で構成されていますから無用の心配ですね。


私のおぼろげな記憶では、トップページの「ページのご案内」の右にある、「新年度、続々、新番組が登場!」というコピーはいままでなかったような気がします。しかし「番組・パーソナリティ紹介」のページは変わり映えしないようで、「続々」と言われても、いったいどんな新番組が登場したのかさっぱりわかりません。「番組表」を見ても、よくわからない。「検証創価(乙骨)/メディア時評(段)」(木曜日)という番組は前はなかったような気がするのですが、矢野・朝木両「市議」と関係の深い2人であり、「パーソナリティ(1)」にも以前から名前が出ていますから、私の勘違いか、番組表記が変わっただけかもしれません。


とりあえず、「畔涼子のおっきいんじゃないの?」という番組が5月25日放送分で終了したことは、番組ブログを見てわかりました。「私は今色々考え中で、前向きに検討しわがままではありますが今回の選択をさせて頂きました」とのことです。詳しい事情はわかりませんが、賢明な選択ではないでしょうか。しかし、昨年(2007年)6月28日放送分をもって終了した「多摩レイクサイドスポーツ」はいまだに「番組・パーソナリティ紹介」に掲載されていますので、「畔涼子のおっきいんじゃないの?」もおそらく掲載され続けるのでしょう。


それにしても、およそ「コミュニティ放送局」とは思えない番組構成です。昨日の記事でも触れましたが、NPO法人「多摩レイクサイドFM」は、公式には次のような目的で設立されたことになっています。

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この法人は、東村山市民等に対して、地域情報の伝達、社会教育の推進等の事業を行い、もった〔ママ〕地域文化の振興、福祉の増進、コミュニティ醸成等に寄与することを目的とする。

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しかし番組表を見るかぎり「地域情報の伝達」のための番組は皆無のような気がしますし、「地域文化の振興、福祉の増進、コミュニティ醸成」に役立っているとも思えない。「ニュースわい曲ワイド多摩」といい、「検証創価(乙骨)/メディア時評(段)」といい、プロパガンダこそが主目的で、他の番組は放送局としての体裁を整えるための添え物にすぎないという印象です。だから今日の記事のタイトルでは「コミュニ○○放送局」としておきました。伏字の部分には何が入るでしょう?(ヒント:共産主義


「どこがコミュニティFMだよ」と感じる人はほかにもいるようで、〈Je suis l'homme qui aime la nature〉というブログの2006年6月28日付の記事では、かなり厳しい口調で「多摩レイクサイドFMへの苦言」が書かれています。抜粋しておきます。

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以前も書きましたが、幾ら放送局の事情があるにせよ、お世辞にも聴いていて面白いとも思いません。今日も東村山周辺を通った際に聴きましたが、「降旗節雄教授の経済ゼミ」という番組を放送しており、思わず眠くなってしまいました。・・・これは多摩レイクサイドFMの姿勢が如実に出ており、リスナー本位ではなく、あくまでも自分たちのやりたい放送をやるということなのでしょうが、でも、公共の電波を扱う放送局なのですから、絶対にその考えは間違っていると思います。・・・コミュニティFMとは、地域のための情報発信基地です。もちろん地域地域でこだわり過ぎるのも如何なものかと思いますが、多摩レイクサイドFMは地域をほとんど無視した放送をし続けております。これがコミュニティFMなのでしょうか?

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まったくおっしゃるとおりです。総務省関東総合通信局のサイトでも、コミュニティ放送というのは、「コミュニティ、行政、福祉医療及び地域経済産業情報等の地域に密着した情報を提供する放送として平成4年1月に制度化」されたものだと説明されています。


「現在、関東管内で38社がコミュニティ放送を行っていますが、周波数が逼迫しているため、今後の開局は極めて厳しい状況になっています」とも書いてあり、ひょっとしたら他にコミュニティ放送をやりたいと思っている団体が、多摩レイクサイドFMのせいで開局できないという状況に置かれているかもしれません。そういう団体があれば、とりあえず「市民への説明要請」制度を活用してみてはいかがでしょうか。


「多摩レイクサイドFM」は、放送だけではなくサイトにもプロパガンダが散りばめられているのですが、長くなったので次回で。