羞恥心と人権感覚がない人たち


3日も「最終更新日」の修正のみでした。りんごっこ保育園の話題に入る前に、佐藤市議がブログで訃報を知らせてくれた、小川鉄太郎さんこと「勝手に応援、桃太郎日記」の「てつ」さんについて。


もちろん個人的には存じ上げないのですが、この方は、矢野・朝木両「市議」から〈薄井・佐藤支持「ネット政治集団」リスト〉の3番目に掲げられ、「逮捕された痴漢の被害者女性の写真をネット公開する人権感覚麻痺者」と誹謗されていた方です。「セクハラ支持ネットオタク」の筆頭にも掲げられています。たいへん不愉快ですが、「セクハラ支持ネットオタク(1)」から抜粋しておきましょう(太字は原文ママ)。

 この人物も、匿名でしか表現活動ができない「ネット・オタク」。
 市民新聞の矢野発行人が、NHK職員のわいせつ行為の被害者女性の写真をブログで公表している「人権侵害男」がいることを指摘するや、大慌てで削除した張本人です。
 下に掲載したとおり、佐藤まさたか・薄井まさよし「市議」のお仲間のようです。ブログをごらんになれば、セクハラ満載ぶりは、やはりお仲間!羞恥心と人権感覚をすっかり忘れている人達です。
〔中略〕
「てつ」さんが、NHK職員のわいせつ行為の被害者女性の顔写真を自分のブログに貼り付けていたのは、事実かどうかをまず確認したらどうなんでしょう?「てつ」さんが「一般の人」なのか、ということも、頭を冷やして考えてごらんになればいいと思います。
「一般人も標的にして攻撃するんだ」などという前に、「てつ」さんが「被害者」の写真を「ブログ」で「さらす」ような真似のできる「セクハラ・ネットマニア」の「人権侵害男」なのかどうかを、ご本人に確かめてみることですね。


後半(中略以下の部分)は、「てつ」さんのブログの記事に書き込まれたコメントへの反応です。このころはまだ矢野・朝木両「市議」とも自信満々で、調子に乗っていいかげんなことを書き散らしていました。


しかし、「てつ」さんが「痴漢(わいせつ行為)の被害者女性の写真」をブログで公表したというのは、矢野・朝木両「市議」のマヌケな勘違いに基づく言いがかりにすぎません。


当時、「てつ」さんのブログの「最近のトラックバック」欄には、スパム・トラックバックの釣り見出しがたくさん並んでいました。そのひとつに「あのNHK痴漢被害者の顔写真公開!」などと書いてあって、それを真に受けたものでしょう。となれば、ごくごくまじめな同ブログについて「セクハラ満載ぶり」などと書いているのも得心がいきます。「大慌てで削除した」というのも、次々とスパム・トラックバックが流れてくるために自然に消えただけの話でしょう。


私は実際に当該トラックバックを確認したわけではありませんが、上記のように推測するのが一番すっきりします。だいたい、こういう事件の「被害者女性の写真」が容易にそのへんに転がっているわけはなく、「てつ」さんがそれをブログに掲載する理由もまったくありません。矢野・朝木両「市議」は、「事実かどうかをまず確認したらどうなんでしょう?」とか「頭を冷やして考えてごらんになれば」などと書いていますが、どの口でそんなことが言えるのやら


私は上記の勘違いを、「職業差別を許しません!」の掲示板で3回にわたって指摘しました(2007-7-18 16:502007-7-22 3:282007-7-26 13:29)。しかし矢野・朝木両「市議」はまったく記述を訂正せず、反証も示さないままです。本当に“羞恥心と人権感覚をすっかり忘れている(最初から持ち合わせない)人達です”。


おまけに、矢野・朝木両「市議」は当初「てつ」さんとZENさんを混同しており、紆余曲折の末に訂正はしたものの、ZENさんに対する謝罪はいっさいなし。両「市議」による市民への誹謗中傷に業を煮やした市民有志が矢野・朝木両「市議」の辞職勧告を求める請願を出したら、代表請願人になったZENさんをいきなり訴えてきやがるし。本当に“羞恥心と人権感覚をすっかり忘れている(最初から持ち合わせない)人達です”。


そういえば、横領の罪をとっくに償って社会復帰しているはずの東村山市元職員の実名と顔写真も、あいかわらず公開したままですね(3月17日付「人権感覚の違い・・・というより有無」参照)。本当に“羞恥心と人権感覚をすっかり忘れている(最初から持ち合わせない)人達です”。松沢呉一さんが「人権意識なき市議たち」(黒子の部屋)で指摘しているように、こんな連中が、自由人権協会やアムネスティの会員であることを選挙用の宣伝に利用しているのです。


今回の訃報に接しても、矢野・朝木両「市議」は追悼の気持ちなどいっさい持たないのでしょう。これでもう「てつ」さん本人から追及されることはなくなったと、安心さえしているかもしれない。何しろ、かつては市議会の同僚であったはずの元公明党市議が亡くなったら、嬉しそうに〈「万引き冤罪事件」でも不審な動きをした人物!〉などという記事をアップする連中です(当ブログの3月28日付記事参照)。


まあ「てつ」さんご本人は、こんな連中のことなどそもそも相手にするつもりがなさそうでした。しかし、私はそうではありません。今回の訃報に接してますます追及のモティベーションが高まりましたので、せいぜい自分たちの愚かな過ちをさらし続けてください。