議場ではお行儀よくね
今日も「最終更新日」を修正しただけの「東村山死人シンブン市民新聞」。かわりにやまだKINGが「市議会動画その2 矢野議員吠えて叱られるの巻」をアップし、矢野「市議」の“大活躍”ぶりを宣伝してくれています。C.I.L.もさっそく後追いし、「今日の矢野穂積劇場 『議長に叱られる矢野っち』」として宣伝に協力してくれています。よかったですね。
今回の指弾対象は、りんごっこ保育園が保育士配置基準を満たしていなかったことを理由に改善指導(矢野「市議」は「改善命令」と言っている模様)を行なった、市保健福祉部です。例の見なし規定の問題や、市の指導監督(矢野「市議」は「指揮監督」と言っている気がする)権限について、書類を振り回したり相手を指差したりしながら、所管を責め上げています。
pumaさんも書いているように、子どもたちにできるかぎり望ましい保育環境を保障するために行政と協力しようという気は、りんごっこ保育園の運営委員である矢野「市議」にはまったくないようです。「より質の高い園児本位の保育」が聞いて呆れます。佐藤市議に向かって、
「いっしょになって騒いでいるのがいますが、恥を知りなさい!」
などとも言っている様子ですが、恥を知るべきなのはどっちでしょうね。休憩中にも関わらず所管に答弁を要求し、
「いま休憩中だ! おまえがうるさいから休憩にしたんだ!」
と議長から怒られたりもしているようです。他人を指差すことといい、本当にしつけがなっていない人です。
ところで、動画配信第1段「傍聴実況」をめぐっては、3人以上の会派から構成される「代表者会議」で一時問題にされ、撮影者を特定しようという動きさえあったようです(pumaさんによる報告1・報告2)。けっきょくそういうバカな話にはならず、逆に「インターネット中継に取り組む」方針があらためて確認されたようで(島崎市議ブログ「議会の動画配信?」6月13日付)、災い転じて福となすといったところでしょうか。
撮影者を特定しようなどと言い出したのはどうせ矢野「市議」だろうと思っていましたが、pumaさんによる報告2のコメント欄を見ると、そうではなかったようです。逆に、矢野「市議」も市議会事務局にやってきて、インターネット中継に賛成するような発言をしていたらしい。
ふむ。かつては傍聴者が動画を撮影していると邪推して議事を中断させたことがある矢野「市議」ですが、何か心境の変化でもあったのでしょうか。
その“事件”は、りんごっこ保育園の開園前日、平成16(2004)年9月30日の市議会本会議で起きました。このあたりの経緯はいずれエアフォースで報告されると思いますが、この議事録を読むだけでも、当時の市議会の異様な雰囲気は伝わってきます。
この日、川上隆之市議(公明)が質問をしている最中、矢野・朝木両「市議」が次のように騒ぎ始めました。
「ビデオはいいのかね」
「あれ、ムービーですよ」
「ムービーだぞ」
確かに、このときの市議会では動画の撮影や音声の録音は許可されておらず、静止画の撮影のみ認められていました。そこで議長(現市長)が33分の休憩を入れ、議会運営委員協議会の場にわざわざ当該傍聴者を呼び出してカメラを確認したところ、「動画の撮影できるカメラではなく、静止画のみを撮影する機種であることが判明した」というオチ。矢野・朝木両「市議」は、議長から次のように「強く注意」されています。
「矢野議員並びに朝木議員に対し申し上げます。勝手な憶測で議事の進行を妨げ、かつまた、傍聴者の方に対し礼を失する行為があったことを議長として強く注意いたします」
インターネット中継が実現されたときに備えて、いまから議会での自分の行動に注意しておきましょうね。議長から叱られてばかりだと、みっともないですからね。