創価学会の沈黙は矢野「市議」を利するだけでは?


お尻に火がついているというのに、気分転換に YouTube で「東村山 市議」と検索してみたところ、6月30日に「ニュースわい曲ワイド多摩」の新しい放送の音源がアップされていました。ははあ、こういうやり方もあるんですね。



そういえばニコニコ動画にも6月17日放送分の音源がアップされているようで、本当に、「うっかりしたことをやると、自分のやってることが全部ばれちゃうという」世の中ですな(6月18日付記事参照)。


今回のニュースでは、「東村山市民新聞提供のニュース」として、6月17日の最高裁判決を取り上げています。“きりやまあい”ちゃんと思われる女性が読み上げている記事は、「東村山死人シンブン市民新聞」のサイトには掲載されていません。自作自演もほどほどにしてほしいものです。それとも、紙版「東村山恐怖新聞市民新聞」の号外でも発行されたんですかね。


パーソナリティの矢野「市議」はこの「ニュース」を受けて、この判決が、「先ほど〔自作自演記事で〕紹介していただいたように、各方面にきわめて重大な影響を与えることは明らか」などと述べています。6月26日付「やっぱり虚しい勝利だった『FORUM21』裁判」で指摘したように、今回の最高裁判決は「矢野『市議』らの発言が名誉毀損であったとまでは言えない」という以上のものではないはずですから、そんなことはありえないと思いますが。


こんな大げさなことを言うわりには、これがいったいどのような裁判であったのか、この放送ではほとんど明らかにされていません。そのくせ、敗訴した第1審判決については、「当時、裁判長ははじめから創価学会寄りで、疑問の声も聞かれましたが・・・」などと好き勝手なことを「ニュース」として報じています。


裁判の詳細については「この番組で時間を見て」取り上げていくそうですが、詳細を明らかにすれば「各方面にきわめて重大な影響を与える」判決ではないことがばれてしまいますので、期待できません。こんな印象操作をやらせないためにも、創価学会は敗訴判決であろうが何だろうが詳細を明らかにするべきではないんですかね。