ぎょうざの街、うどんの街、もうひとつのうどんの街


高野博子・りんごっこ保育園園長によると、けじめのない子育てをすると「人を大事に思う、そういう一番大事な部分」を忘れて育ってしまうからよくないそうです。「そのときの忘れ物が、絶対に思春期に出ますよ」と、かつての上司から言われてきたとも(エアフォース「りんごっこ保育園問題とは何か(第2部)第14回)。


どうやら、りんごっこ保育園の運営委員を務める矢野・朝木両「市議」などは、よほどけじめのない育ち方をしてきた模様です。思春期どころか中年期・高齢期になっても「忘れ物」の影響が出まくりで、「人を大事に思う」姿勢がかけらもありません。


そのお2人が編集人・発行人を務める「東村山死人シンブン市民新聞」は、朝方に「最終更新日」が「7月11日」に修正されたのみ。こちらは宇都宮市の民間保育所の虐待疑惑事件について、軽く続報でも流しておきますかね。


テレビ朝日スーパーモーニング」7月10日放送分でも追撃されていたので見てみたのですが、園長は、6月19日に取材を受けた段階では、虐待や不適切な処遇があったことを全面否定していました。


「ないものはない」
「そういうことはいっさいありません! ホント」
「根も葉もないウソ」
「公開保育するから来てごらんなさいっての」
「どこに訴えればいいの? そういうのって」


やたらとオーバーアクションである点も含め、なかなか強烈なキャラクターの持ち主のようです。しかし7月9日には一転して、「市の調査で勧告が出たことからすると、そのような事実があったと判断せざるを得ない」、「漫然と調査したため事態を正確に把握できなかった」と認め、改善策の実行後に園長を辞職する意向を表明しました(下野新聞園長が体罰認め辞職する意向 宇都宮の保育園」7月10日配信)。


りんごっこ保育園とコンタクトをとれば、運営委員を務める矢野「市議」から、職員に“陰謀”を認めさせて「反省」レポートを書かせるとか、「あまりにも悪意のあるデタラメ情報」と一方的に決めつける文書を保護者に配布するとか、いろいろなやり方を教えてもらえたかもしれませんが、そうはしなかったようです。賢明ですね。


昨年は香川県の認可外保育所で施設長による虐待が発覚し、県が迅速に対応して施設閉鎖命令という断固たる対応をとったことは、4月11日付「りんごっこ保育園はたちの悪い荷物預かり所か」でお伝えしました。調査もしようとしない東村山市と東京都の対応に、ますます注目が集まります。