「ニュースワイド多摩」あたりで勝手に“報道”してください


20日付の「更新」は早かったですね(19日午後6時前)、中身はないですけどね。昨日紹介した、創価学会の敗訴を伝えるトップページの見出しの下に、やけに小さな文字で次のような主張が踊っています。


永田元議員の問題を報道するなら、マスコミは、こちらの方をもっと報道すべきでしょう!


え、どうして?


永田元議員の問題」とは、永田寿康・元民主党衆院議員が創価学会に対する名誉毀損容疑で略式起訴されたことを指しているのでしょう。ガセメール問題で騒動を引き起こした元国会議員が在職中に行なった発言をめぐる問題ですから、それなりのニュースバリューが認められるのは当然じゃないでしょうか。いかに創価学会のやったことが下品で悪質だったとはいえ、一般市民にとっては単なる内紛か近親憎悪か仲間割れにしか映らない(あるいはそもそもよくわからない)“妙観講vs創価学会”裁判よりも、読者の関心は高いでしょう。


そんなことを言い出すなら、マスコミは・・・


東村山市議2名が約70件もの行政訴訟を連発して市に2400万円にのぼる負担を強いていることとか、
東村山市議2名が市民から名誉毀損で訴えられて次々と敗訴し、今年だけで100万円超の損害賠償を命じられていることとか、
東村山市議2名が同僚市議に「セクハラ」などと言いがかりをつけて市長に訴え、「セクハラ」などなかったことが公式に認定されたにも関わらずいっさいの訂正も報告も謝罪もせず、とうとう名誉毀損で訴えられてしまったこととか、
東村山市議2名がやはり同僚市議に「越境通勤市議」などと言いがかりをつけ、選挙管理委員会からも東京高裁からも一蹴されたのにそのことを報告すらしようとせず、またしても名誉毀損で訴えられてしまったこととか、
東村山市議2名が運営委員を務めるりんごっこ保育園で不透明な運営が行なわれており、保育士の退職や園児の転園希望が異常なほど相次いでいるのに、市も都もなかなか毅然たる対応をとろうとしないこととか、


そちらの方をもっと報道すべきでしょう! 少なくとも多摩版では!


ああ、つっこみやすくていいや。私も忙しいんで、しばらくこの調子でお願いします。人の尻馬に乗って騒いでばかりいるのはちょっとみっともないですが、いまさら気にしなくても大丈夫ですから。


【追記】産経の配信記事をよく読むと、永田元議員は「(創価学会員が)東京都議選で3回にわたって、東京都に住民票を移して選挙活動をやってました」などと発言していて、これが裏付けのない中傷だと判断されたそうです。なんだかどこかで聞いたような話ですね。だから注意をそらそうとしている、わけでもないんでしょうけど。