おとぼけ上手な瀬戸センセイと、ほくそ笑む矢野センセイ


瀬戸先生議席譲渡事件の件を完全スルーし、明らかに独自調査に基づいていない、かといって瀬戸先生ご自身による批判的検証を経たものでもない情報を垂れ流し続けておられるので、ご質問への反応はもう少し先送りさせていただこうと思います。もっとも、


「私は皆様が科学的に立証されていないとか、データーがないと言われても、それで考えを変えるということはありません。/あくまでも長い歴史の中で培われたことの素晴らしさを、例え科学的に証明されなくとも、それを今後も重要視する立場に変わりはありません」


というすばらしい信条をお持ちの先生*1のことですから、今後も批判的・科学的・常識的検証を期待することは無理かもしれませんでしょう。


ところで瀬戸先生がご紹介くださっている「朝木事件関連資料」ですが、「月刊タイムス」事件最高裁判決(2005年5月13日)の「要約」は、朝木直子矢野穂積両「市議」が編集・発行している「東村山恐怖新聞市民新聞」第142号(2005年10月31日付)の第1面に掲載されたものだったのですね。阿修羅の投稿あたりからコピペなさったのでしょうか。先日の記事では「誰が作成したのかわからない」などと書いてしまいましたが、ネットで検索すればすぐにわかることで、まったく不明を恥じ入る次第です。まあ、こんな資料に基づいて作成した要望書を堂々と東京地検八王子支部に提出するほどには恥ずかしくありませんけれども。


瀬戸先生のネタ元として他に「幸福の科学」系の出版物があることは、「ネット工作員の正体は電通?」という記事でようやく明らかにしていただけました。そのきっかけとなった「政教分離言っておきながら」氏のコメントについて、瀬戸先生は次のような鋭い推理を披露されています。


幸福の科学』が唐突に出てくることなどは、かなり長い間この問題に関わってきた人物であることを想像させる


またまたセンセイ、おとぼけが上手でいらっしゃる。このコメントがC.I.Lの記事をもとにしていることは、流れから明らかではありませんか。どうせならネタ元であるその記事に対し、堂々と反論なさればいいのに。まことに先生らしいらしからぬ対応で、少々脱力させられました。


脱力してしまったので、本当は日曜日の「政治と宗教問題を語るシンポジウム」の告知記事を載せるつもりでしたが、明日に回します。矢野「市議」マニアのみなさんは、「ちょいとお耳を拝借」に「ニュースわい曲ワイド多摩」の音源が2つアップされましたので、それでも聴いていてください。


松沢さんが気をもんでいるりんごっこ保育園の件ですが、おそらくこの「第八保育園問題」をめぐる混乱もあって、しばらく動きがないのだろうと思います。矢野「市議」は、瀬戸先生の果敢なご活躍ぶりよりも、むしろこちらの混乱を“しめしめ”と思っているのではないでしょうか。このへんは私もまだ事情がよくわかりませんが、とりあえず暇なときに上記音源を聴いてみます。


8月29日から東村山市議会9月定例会も始まりますので(日程は薄井市議ブログなど参照)、少なくとも佐藤市議がりんごっこ保育園問題を取り上げないなどということはないでしょう。一般質問は9月2日(火)に始まるので、私もそれまでに瀬戸先生の一件にかたをつけておこうと思います。すでに終わっている話ではあるんですけれども。佐藤市議の質問は9月4日(木)になるようです。9月16日(火)から始まる決算特別委員会ウィークも見ものです。


最後に、「東村山死人シンブン市民新聞」は今日も「最終更新日」の修正のみでした。そういえば、そろそろ「東村山恐怖新聞市民新聞」が各戸配布され、市民のみなさんが一瞬冷房を必要としなくなる時期かもしれませんね。

*1:健康と美を優しく語るブログ「優健美館」2007年12月29日付記事のコメント欄参照(12番)。