洋品店襲撃についてダンマリを決め込む矢野・朝木両「市議」の実像


ふむ。やっぱり朝木直子「市議」は洋品店襲撃の件をよくご存じなんですね。瀬戸弘幸氏がご自分のブログのコメント欄で教えてくれました。

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各位
私が今夜コメント欄で敵とお相手したのは、朝木直子さんの電話があったからでした。
創価学会の御用ライターと言われている人物と千葉元副署長が議会に現れたというのです。
「朝木、襲撃はまずいよな」とニヤニヤしながら言ったというのです。
彼女はこのような妨害と戦いながら、この13年間母の無実の為に戦ってきたのです。この千葉副署長とライターはまるでストーカーのように、朝木さんに張り付いているのです。
この彼女を助け、真相を明らかにするために我々は立ち上がりました。
〔略〕
Posted by せと弘幸 at 2008年09月05日 22:09

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ずいぶん悪意のこもった書き方ですが、そりゃ「襲撃はまずい」でしょう。自分たちと関わりのある人間が、自分たちのこれまでの発言のせいで、あのような騒動を起こしたわけですから。しかも、最高裁の判決を無視して「万引きでっち上げの店」などと叫んだあげく、犯罪の疑いが濃厚なその行動を堂々と動画で公開しているわけですから。


「御用ライター」氏と千葉元副署長は、おそらく9月4日の一般質問を傍聴に行ったときに朝木「市議」とすれ違うか何かして、「襲撃はまずい」と指摘したんじゃないですかね。いくらなんでも、朝木「市議」に四六時中張り付いているほど、お2人とも暇じゃないと思いますよ。


いずれにせよ、こうして襲撃の件を十分承知していることが発表された以上、いつまでも何の説明もせずにダンマリを決め込んでいるわけにはいきますまい。9月6日午前5時現在、「東村山市民新聞」の「最終更新日」は9月5日付のままで襲撃の件にはまったく触れられていませんが、それでいいんですか? 瀬戸氏にいちいち報告する前に、やるべきことがあるでしょうに。


私が襲撃の一部始終をテキスト化したということは、ふだんパソコンを開いてネットを散策する暇がなく、You Tube 等の動画を見ることができない人でも、携帯を通じてその様子を把握できるということなんですけれども。とくに、子どもを保育園に預けるような年代のお母さんやお父さんでも、罪のない一般商店に向かってどのような狼藉が働かれたのかを知れるということなんですけれども。


矢野「市議」あたりは、動画を見て「外大全共斗ノンセクト(無党派)」時代のことを懐かしく思い出しているのかもしれませんが、権力に立ち向かうどころか、一般商店への入店を断られて「イターイ、イターイ、イターイ、イターイ!」なんて騒いでいる様子を見たら、ほとんどの市民はドン引きですよ。思い出に浸っている場合じゃありません。


まあ、これまで矢野・朝木両「市議」についてよく知らないという人たちにその実像を知ってもらうには、確かによい機会です。そういう方たち(瀬戸氏を含む)は、松沢呉一さんが「お部屋1641/『ネット右翼』からのお願い」で手際よくまとめてくれてますので、まずはそれをご覧になり、そこで紹介されているさまざまなブログに目を通されるとよいかと思います。私もそれぞれの問題に関する“まとめ的な記事”を作成中ですが、いろいろ取り上げるべきことが出てくるので、もうちょっと時間がかかりそうです。


何のつもりか、瀬戸氏がいきなり名前を出してきた佐藤まさたか市議と薄井政美(正美ではありません)市議については、とりあえず当ブログの「矢野・朝木両『市議』は『公明党と厳しく対決』しているか(いやない)」(8月25日付)でも読んでから、薄井市議佐藤市議がそれぞれ矢野・朝木両「市議」らを名誉毀損で訴えた裁判の訴状をご覧になってください。そうすれば、矢野・朝木両「市議」が、市議としての活動そっちのけでお2人に卑劣な「妨害」を加えてきたことを、十分におわかりいただけるでしょう。


また、矢野・朝木両「市議」を批判する人々があちこちに現れる大きなきっかけとなった「セクハラねつ造問題」(薄井市議に対する言いがかり)については、掲示板「職業差別を許しません!」が復活したみたいなので、右のリンク集にもある「スレッドガイド」を参考に、この1年ほどの動きをご覧になっていただけます。最近はあまり動きがありませんが、当ブログでは「薄井市議『問題』」のカテゴリーでフォローしています。ちなみに佐藤市議への言いがかりについては「『議席譲渡』棚上げ問題」のカテゴリーで追っています。


訴状が掲載されたブログの記事だけを見てもわかるように、矢野・朝木両「市議」が薄井市議と佐藤市議に対して向けてきた言いがかりはとっくに公的機関(市当局、選挙管理委員会・東京高裁)によって却下されているのですが、両「市議」は、そのことをサイトではまったく報告していません。攻撃の際にはサイトをフル活用し、いまだにサイトから削除していないくせに。自分たちに不利な結果が出た裁判については、まったく報告しないのといっしょです。こういう人たちの言い分をうのみにする人が出てくるというのは、私には本当に不思議でならないのですが、松沢さんが言われるように、「『反創価学会』ということで思考停止してしまうから」なのでしょう。


最後に洋品店「襲撃」という表現について。「襲撃だ」「いや襲撃じゃない」という入り口で議論をしていてもしょうがないので、昨日の記事でも追記したように、私はとくにこの表現にはこだわりません。たとえば次のような出来事があったとして、それを瀬戸氏らがどのように形容するかによって、私もあらためて表現を検討してみましょう。

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【仮定の話】
あるところに、「支那そば」という看板を掲げた、昔ながらの小さなラーメン屋さんがありました。
ある日、そのお店の前に男女の集団が10〜15人ほど集まってきて、店の看板を指差したり、写真を撮ったりし始めました。なかには、ヘルメットをかぶって五星紅旗を持った人も交じっています。
お店でラーメンを食べていた常連のお客さんが、見るに見かねて店から出てきて、営業妨害だから立ち去るよう、その集団に告げました。
すると、その集団は、「ここは公道だろう!」「中国をシナ呼ばわりするような差別主義者が何言ってんだ!」などと口々に騒ぎ始めました。
ひとりが日本を非難するプラカードらしきものを持って店に押し入ろうとしたので、そのお客さんは、「あんたたち、ラーメン食べに来たわけじゃないだろう」と言って、店から押し出しました。すると押し出された人は、たいしたこともされていないのに「イターイ、イターイ、イターイ、イターイ!」などと大騒ぎしました。
ひとしきり騒ぐと、その集団は、「日帝による人種差別を許さないぞー!」「差別主義者のラーメン屋○○○を許すなー!」などとシュプレヒコールをしながら、去っていきました。駆けつけた警官が何事かと質すと、「表敬訪問です」という話でした。

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