やっぱりよっぽど焦っているらしい矢野・朝木両「市議」


ちょっとお出かけしている間に、いろいろな人がいろいろなことを書いていて目が回りそうです。まあ“墓穴リレー”をやっている人たちのことは、引き続き「Mauiiの日記」と「ミハルちっく」を軸としつつ、どうやら本格参戦したらしい「柳原滋雄コラム日記」なども見ながらフォローしておけばよいとして、私は「東村山市民新聞」の更新状況を簡単に報告しておきましょう。


東村山市民新聞トップページが9月19日付で更新され、2か所に新しい記述が登場しました。


まず、〈都の定期監査で「りんごっこ保育園は、児童福祉施設最低基準の上で特に問題なし」の結論を講評、文書交付で終了。(9月10日)〉という見出し(9月13日付「りんごっこ保育園:市民が本当に知りたいこと」参照)の下に、次のような一文が小さな文字で付け加えられています。

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手続を知らない者が焦って、愚かにも、「都の監査委員が監査してはいない」などと叫んでいる。
教えてあげよう。認可保育園の定例監査は、監査委員がするのではない!児童福祉法に基づき都福祉保健局指導監査部が担当するのだよ。

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教えてあげよう」とか何とか偉そうに言う前に、「定期監査」なのか「定例監査」なのか、表現を統一してはいかがでしょうか。


矢野・朝木両「市議」が「手続を知らない者」として言及しているのは、凪論「東村山市の『りんごっこ保育園』問題〜『定期監査』で『特に問題なし』という嘘〜」を書いた凪さんのことでしょう。でも、凪さんはどう見ても焦ってはいませんし、焦る理由もないと思いますよ。単に疑問を呈示しただけの人のことを「愚かにも・・・叫んでいる」などと評して、わざわざ売らなくてもいい喧嘩を売るとは、矢野・朝木両「市議」こそ、よっぽど焦っているんですね? 本当に学習能力のない人たちです。


で、その凪さんはさっそく「でたらめそのものの『東村山市民新聞』とその発行人矢野穂積東村山市議会議員、編集人朝木直子東村山市議会議員」という記事をアップし、矢野・朝木両「市議」に反論しています。


凪さんによれば、東京都福祉保険局指導監査部が行なうのは「指導検査」で、これは「著しい不適正」、「重大な不正」、「改善の遅滞」が疑われる場合に実施されるということです。これなら十分にありそうな話です。「児童福祉施設最低基準の上で特に問題なし」というのも、明確な基準違反は見つからなかったものの、改善を要する点が少なからず指摘されたというふうに読むこともできますね。


どっちにしても、その「定例監査」なり「指導検査」の詳細を明らかにしてもらわないと話が始まりませんので、交付された「文書」とやらをさっさとアップした上で、国庫補助金未返還問題をはじめとする数々の疑惑や疑問に堂々と答えていただきたいものです。


もうひとつ、上記の記述の下には次のような見出しが登場しました。


★ 官製談合疑惑の中心人物・市児童課長、9月17日の決算委員会で、社福法人・土の根会との癒着を事実を答弁拒否!


リンクされている記事がありませんので、詳細は不明。〈癒着を事実を〉というのは〈癒着の事実を〉のことだと思いますが、〈癒着の事実を答弁拒否!〉と読んでみても、意味がわかりません。やっぱりよっぽど焦っているんでしょう。


そもそも、どういう質問に対し、どういう答弁がなされたかを明らかにせずにこんな見出しだけアップするのは、これまた悪質かつ下劣な印象操作にほかなりません。どうせ、例によってちゃんとした質問通告もしていなかったんでしょう?


こんなことをやっていては、「官製談合疑惑」なんぞは矢野・朝木両「市議」がりんごっこ保育園問題から目をそらすために勝手に作り上げたものだという“疑惑”こそが、ますます大きくなっていくばかりですよ。ここ数日の記事で述べてきたとおり、私はもうほぼ確信していますけどね。