ウンコは乾かすと燃料になるんでしたっけ


この記事の日付は13日付ですが、実際に書いているのは14日の夜です。本当は13日中に記事をアップするつもりで、瀬戸サンの堂々たる裁判報告を待っていたんですが、このタイミングで予想外のウンコネタを振られて完全に虚をつかれてしまい、腹を抱えて笑った後、ウンコをして飲みに行って帰ってきてまたウンコをして寝てしまいました。Mauiiさんが言うように、私を狙った攻撃だったのでしょうか。卑怯なりゼリグー瀬戸


ちなみに「主権回復を目ざす会」の掲示板を見ても、〈西村代表に対する創価学会の「人糞攻撃」を許すな!〉というスレッドは新たに立ってるんですが、裁判のことはさっぱりわかりません。


というわけで、裁判については橋本玉泉さんの〈「創価学会の四悪人」名誉毀損裁判 第一回口頭弁論〉と、C.I.L〈千葉vs西村 第一回口頭弁論のレポを送ってもらった。〉を参照してください。


いつも思うんですが、街宣をやったり傍聴者を動員したりして相手方や裁判官に圧力をかけようと試みるのは、サヨクの典型的かつ古臭い手口じゃないんですかね。仲間を励ますという意味もあるのかもしれませんが、たぶん弁護士もつけずに本人訴訟で闘っていると思われる千葉さんに、「逃げるのか!」なんて威圧しちゃダメでしょ。街宣にしても、本当に創価学会の関与があったと思っているのなら、八王子ではなく、もっと創価学会にプレッシャーをかけられるような場所でやってはどうなんでしょうか。


で、裁判所に提出した証拠が、『文藝春秋』8月号に掲載された矢野絢也創価学会が脅えた私の『極秘メモ』」ですか。本人は「暗殺依頼の真偽はともかくとして」と書いてるのに、瀬戸サンが「創価学会は批判者を第三者を使って暗殺を企む組織ですよ」と断言する根拠にしたやつですね(11月7日付〈時を駆ける(そしてコケる)瀬戸弘幸〉参照)。


千葉さんと創価学会の「関係」についても、確証もなしにいい加減なことを言っていたことをすでにご自分で明らかになさってますし(上記11月7日付記事参照)、こりゃウンコネタで引っ張る以外にやりようがありませんよね。普通なら、まずは裁判の様子を報告して答弁書の要旨を掲載するなどした上で、ウンコについては、間違いなく第三者の人糞であることを確認してから、報告の必要があれば報告するというのが筋じゃないでしょうか。まあ、支持者のみなさんの圧倒的多数は裁判そのものよりウンコに関心があるようですから、別にいいんでしょうけどね。


ところで、〈遂に威嚇・脅迫攻撃が始まった!〉と大騒ぎする瀬戸サンですが、千葉さん宅の「見学ツァー」を提唱して威嚇・脅迫を図る連中は放置なんでしょうか。また、人民裁判が人権侵害であることを認めた以上、洋品店「表敬訪問」事件についてもあらためて見解を表明してもらいたいものです(11月11日付記事の冒頭も参照)。


さらに、「御用ライター」問題については、橋本玉泉さんがお望みどおり宇留嶋さん本人にインタビューをして真実を書いてくれました。「宇留嶋氏本人から抗議が来て、間違いなどを指摘されるのであれば、その時はお詫びをして訂正文を載せます」ということですが、間接的とはいえこうしてご本人が否定しているのですから、速やかなお詫びと訂正をお待ちします。


さて、馬鹿馬鹿しいとは思いつつウンコの話に戻りますが、こうやって何でもかんでも「不審」と騒ぎ立てるのも、矢野・朝木両「市議」たちの常套手段ですね。めんどくさいんでいちいち例は示しませんけど。


ただ、矢野「市議」たちには、“わかってて”あえて騒いでいる節があります。これに対し、瀬戸サンやその支持者の多くは、どうも本当に信じ込んでいるらしい。〈遂に威嚇・脅迫攻撃が始まった!:創価学会裁判の朝に起きた驚愕の事件!〉(ビックリマークにも注目!!!)のコメント欄なんか、いつにもましてすさまじい状況ですからね。自分でまとめる気にはなれないので、〈【反日右翼】新風連と新風をヲチ33【麻生は売国】〉から引用(太字は引用者=3羽の雀)。

376 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2008/11/14(金) 00:36:52〔ID略〕
とりあえず米欄まとめ

・私も創価信者ともめた時に玄関先にクソを撒かれました、本当に恐ろしい組織です。
・西村さん宅を有志の者でガードすべき、例の糞はネットに画像をUPして下さい。(by カルト撲滅!)
・糞のDNA鑑定をしておくといいかも。(by 誰の糞だ? )
・↑いい考え、糞のDNAとれれば個人識別できる筈(by 俺もそう思った )
創価において糞尿攻撃は基本、私も体験しました。瀬戸先生頑張って!
・糞便による攻撃は古代からの戦術、伝染病の蔓延を狙っている。(by 曹長
池田大作批判をしたら、会社の先輩に暴行を受けた事があります。
 それ以来、自分の身に何かあったら創価の仕業だと、家族や友人には話してあります。(by 池田豚作)
・うちは糞カルトに狙われているのでセコムしてます。もう何人か怪しい奴を突き止めた。
創価は犬やイルカに近所の小学生まで工作員として動員しています。
 猫も奴らの兵器です、とりあえずカンパします。(by 知られざる事実)
・糞の一部を自衛隊生物兵器を管轄する部署に託しては如何でしょうか?(by 衛生兵)
・俺の婆ちゃんが創価を脱退した時も何物かが侵入して糞を残していきました。(
・厳戒態勢が必要です、遠慮なくカンパを募って下さい。(by 厳戒体制を )


あまり見たくはないのですがやっぱり見ちゃったので、いくつか追加しておきます。


・糞対策としては予め糞だらけにして足の踏み場がないようにする。(by ★「茶化しはやめさない」)
・乙骨先生も層化からご自宅にウンコ投げられた話をなさってましたね。(by tama
・よく クソーという言葉ありますね。これは朝鮮人の言い回しなんですね!(by 負けるな!)


まあウンコについては、猫の糞なのか泥棒の糞なのか知りませんが、同情しないではありません。そりゃベランダにウンコが2つもあったらびっくりするでしょう。もっとも、検証もせずに創価学会の仕業であると決めつけて大騒ぎしていいという理由にはなりません。


だいたい、第1回口頭弁論でまともな証拠も出せない相手に、なんでこんな攻撃を仕掛ける必要があるのでしょうか。裁判で「真相」とやらが明るみになるのがまずいんだったら、裁判などというよけいなことを始めた千葉さんの方にいやがらせをするでしょうし、千葉さんが創価と関わりがあるのなら、そもそも裁判なんか起こさせないでしょう。


まして、瀬戸サンのマンションで郵便受けをチェックしていた男に声をかけたら逃げたからといって、「何らかのメッセージだったのかも知れません」などと受け取るのは、被害妄想も過ぎるというものです。「東村山市民新聞」も異常な時間に配達されていることで有名ですが、チラシのポスティングでも何でも、通報されれば逮捕されかねないわけですから、そりゃ逃げるでしょう。


松沢呉一さんが紹介してくれた『集団ストーカー 盗聴発見業者が見た真実』(晋遊舎)の著者(古牧和郎氏)には、続編として「人糞攻撃」についても考察していただきたいものです。


ちなみにうちではこの間、玄関前で猫が死んでいました。外傷はなかったのですが、口から血を流しており、すでに死後硬直で固まっていましたので、夜のうちに死亡したのだと思います。不気味な感じはしましたが、まわりの農家の人が、“畑に糞をされて迷惑なので猫よけの薬をまいている”と話していたのを耳にしたことがあったので、それで弱った猫が力尽きて玄関前で死んだのかなあと考えつつ、保健所に連絡して死体を取りに来てもらいました。


そんなふうにいろんな可能性を考えたりせず、「ゼリーグループが擁するスーパーハカーに素性を割り出されて威嚇・脅迫された!」と騒ぎ立てるべきだったのですね!


瀬戸サンは、ウンコでさらに火がついたようで、記事の最後をこう結んでいます。

 この事実一つを取ってみても、今回の民事訴訟事件は、これは単なる名誉毀損の裁判などではないことは明らかです。これから何が飛び出してくるか分かりません。
 相手も必死になっていることがこれで明らかとなった訳です。絶対に負けるわけにはいきません。事件の真実を明らかにして、社会の公益を守る戦いです。
 今後とも、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

まあ「何が飛び出してくるか分かりません」というのには同意しますけどね。私も今回のウンコネタはまったく予想してませんでしたので。まずはウンコ事件の真実を明らかにして、柏の公衆衛生を守っていただきたいものです。


ちょっと前に、「〈草の根〉の情報操作を真に受けるような“アンチ創価”はいっそのこと2文字ずらして『○ンチ創価』と呼んではどうか」と提唱したことがあるのですが(6月23日付〈空中戦と地上戦〉参照)、まったくその通りの話になってきました。松沢呉一の黒子の部屋〈お部屋1578/元創価学会の反創価学会〉も参照。