来年は矢野・朝木両「市議」敗訴ラッシュの予感


明日16日の「政治と宗教を考えるシンポジウム」第3弾は、半分ぐらいはウンコネタで終始するんですかね。どう見てもまずは猫の糞である可能性を疑ってみるべきブツを前にして「緊急事態」だの「刑事告発」だのと騒ぎ、わざわざ警察の鑑識班まで出動させる人たちに「英雄現る」などと持ち上げられても、田母神さんも困るでしょう。記事の冒頭でウンコの話を長々と書くのもいやになったので、このあたりの話については文末であらためて触れます(いやなら触れるなという意見は却下)。


東村山市民新聞」ですが、13日の裁判にも16日のシンポジウムにもまったく触れることなく、「最終更新日」が11月16日付に修正されているだけでした。佐藤市議薄井市議は、東村山市「第4次総合計画」のための市民アンケート(締切は11月18日)への協力を呼びかけていますが、矢野・朝木両「市議」は、もちろんそんなことには関心がありません。


その佐藤市議によると、週明けの17日(月)には「越境通勤市議」言いがかり裁判の第3回口頭弁論が入っているようです。この裁判に至る経緯について詳しくは、薄井市議〈事実を伝える姿勢が必要なのでは?〉や、佐藤市議の訴状を参照してください。


今回は、「くしくしこねこね」が久しぶりに更新され、4月30日の東京高裁判決(矢野・朝木両「市議」が都選管を訴えていた裁判)がアップされていたので、それを取り上げます(4月30日付〈「越境通勤」言いがかり裁判、矢野・朝木両「市議」敗訴〉も参照)。


GIFファイルの6番目から「当裁判所の判断」が述べられていますので、ある程度経緯がわかっている方、全部読むのがめんどくさい方はとりあえずそれ以降を見ればよいでしょう。すでに判決の一部は薄井市議が上記記事で抜粋してくれており、私も一部の論点について5月4日付〈「妻が骨折しても放っておけ」 矢野・朝木両「市議」の「非人道体質」〉で取り上げました(ちなみに、訴状や判決は、薄井市議じゃなくて佐藤市議ご自身が掲載した方がいいと思います)。


今回は、佐藤市議が2003(平成15)年市議選の前に一時「空飛ぶ三輪車」(東京都認証保育所)で生活していたという点に注目してみましょう。矢野・朝木両「市議」が、今年6月14日付で「東村山市民新聞」に掲載した〈佐藤「市議」、選挙直前3ヶ月前の東村山市への転入の真相とは?〉で取り上げていた話です(6月14日付〈公益そっちのけで「佐藤市議バッシング」に市議会を利用する矢野・朝木両「市議」〉参照)。


この点に関わる東京高裁の判断は、次のとおり(串@こねうこやじさんがプライバシーの観点から墨塗りにしたと思われる箇所は、「○○○」で示した。ただし、明らかに佐藤市議のことを指している部分は「佐藤」とした)。

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 この点につき、原告〔矢野・朝木両「市議」〕らは、本件転入届出に記載された住所である○○○は、本件保育所がその施設として賃借していたものであり、専ら保育の用に供する以外の目的で私的に使用することが禁止されているものであるから、これを住所として登録すること自体が許されない旨主張する。しかし、本件保育所は、児童福祉法59条1項のいわゆる未認可施設であって、東京都が要綱により独自の基準を定めて制度として設けている認証保育所に該当するものであり(弁論の全趣旨)、保育終了後の園舎の活用方法について法令で制限されているということはできないし、仮に私的な使用が禁止されているとしても、そのような制限の有無は平成15年1月17日の本件転入届出の時点に○○○を住居と定めてそれ以降同室に居住していた行為自体を否定する根拠とはなり得ないものであるから、原告らの主張する事情をもって本件選挙の期日の3か月以上前から本件選挙の期日まで佐藤の生活の本拠が同室になかったということはできないべきである。

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東京高裁でこのように認定されたにも関わらず、矢野・朝木両「市議」はそのことにはいっさい触れず、上記のような思わせぶりな見出しの記事を掲載したというわけですね。トップページの見出しも4月30日の段階のものからまったく修正されていませんし、ほんとにたいした人たちです。そろそろ、トップページの見出しや各ページに対するつっこみ一覧表を(自分で)作らないといけないかな。


なお、やはり佐藤市議によると、11月26日(水)に請願潰し裁判の第9回口頭弁論が開かれるそうです。「そろそろ終結に向けて動いている感じ」だそうで、来年には判決が出るでしょう。矢野・朝木両「市議」の言論封殺体質をきちんと批判する判決が出てほしいものです。


その請願潰し裁判のサイトで報告されている「これからの予定」によると、12月16日には「セクハラ市議」名誉毀損裁判の第4回弁論準備手続(原則非公開)が行なわれるとのこと。ろくでもない準備書面ばかり出してきているようですが(11月4日付〈裁判で「エロ」「エロ」と連呼する品性下劣な「市議」たち〉参照)、こちらも来年には断罪されるんじゃないでしょうか。


で、久米川駅東住宅管理費等不払い裁判についてはどうなりましたかね? どうせ控訴したんだろうと思いますが、さっさと報告してほしいものです。


【おまけ】
ウンコネタの続きですが、あやうく無力化されそうになった私の代わりに、Mauiiさんが今回のウンコ事件の波紋をまとめてくれてますので、関心がある方はそちらを参照してください。波紋で思い出しましたが、汲み取り式便所の“はね返り”のことを昔は「おつり」と言ってましたよね(どうでもいい)。


ちなみに、その下で紹介されている侍蟻 SamuraiAri〈日本人はカルト宗教と戦えるか!?〉でも、現場検証の模様が報告されています。「とにかく騒がなきゃダメ!」(西村修平)とのことですが、完全な迷惑オヤジですな。


その侍蟻の記事では、13日の裁判の様子についても簡単に報告されています。口頭弁論終了後、田中平八弁護士は、「たとえ、それ〔西村の主張〕が事実ではなかったとしても、事実であると考えるに至る客観的な事由はあったと確信しております」と語ったそうで、早くも予防線を張っているんですね。


C.I.L〈千葉vs西村裁判 プチ情報とレースの予想〉でも指摘されていますが、これだけあちこちのブログや掲示板でつっこまれといて、そんな言い訳が通用するんでしょうか。矢野・朝木の著書である『東村山の闇』は、「客観的な事由」にはなりませんよ。


というか、それだけ創価学会がやったと確信しているなら、「疑惑」とか何とかぬるいことを言ってないで、信濃町あたりで“朝木明代さんを殺した創価学会!”と連呼して、さっさと訴えてもらえばいいと思うんですけど。それこそが、望むところなんじゃないでしょうか。