瀬戸サンによる「創価」認定の経緯を検証する


昨日付の記事の続きですが、瀬戸サンから何の根拠もなく「創価」認定を受けてきたのは、AMUSの他のメンバーについても同様です。その表現は次のように変遷してきました。


創価学会系のブログ」「創価学会系のブロガー」「創価学会擁護ブログ」
  ↓
創価学会からお金をもらっていると思われるブロガー」
  ↓
創価学会に与するブロガー」


【追記】(2009年7月24日)その後、ますます追いつめられた末に「創価学会の犬」認定を発動。(追記終わり)
【追記】(2009年12月4日)12月に入ると、またやや後退して「創価支援ブログ」に。(追記終わり)


やはりウンコが怖いのか、松沢呉一さん(松沢呉一の黒子の部屋)について名指しで批判・反論したことはないのですが、ここでいう「ブログ」や「ブロガー」には当然、松沢さんと「黒子の部屋」も含まれていると考えてよいでしょう。


それでは、もう少し具体的に見ていきます。


まず、〈【連載】朝木明代元東村山市議殺害事件(4):創価学会が必死で広めた「万引き苦にしての自殺」説〉(8月20日付)では、3羽の雀の日記を名指しで取り上げ、「創価学会系のブログ」「創価学会系のブロガー」という表現を用いました。このエントリーについては、私の代わりに荒井さんが、〈瀬戸弘幸氏が反論を欲しがってるみたいだから、創価系ブログじゃないけど反応してあげるよ〉(8月20日付)で反論してくれています。


すると瀬戸サンは、翌日の〈【連載】朝木明代元東村山市議殺害事件(5):創価学会擁護ブログへの反論!〉(8月21日付)で、さっそく反応しました。副見出しの「創価学会擁護ブログ」という表現は、明らかにC.I.Lを指しています。「創価学会」という表現から、やや後退していますね。


しかし、荒井さんから〈【予告通り勝利宣言】 瀬戸弘幸は鼻くそほじりながらでも簡単に論破できる程度の人間でした。〉(8月22日付)などと言われて悔しかったのか、しばらくすると瀬戸サンは、我々が“創価学会から金をもらっているんじゃないか”と言い出しました。〈【連載】朝木明代元東村山市議殺害事件(11):議席譲渡事件も創価学会のプロパガンダ〉(8月30日付)では、こんなふうに書いています(原文の1行空きは詰めた。以下同)。

 さて、現在私を批判しているブロガーは、創価学会とは関係がないと言っています。私を「創価体質・中共体質の人々と同じだ・・・・」などと言いたいようです。
 でも、彼らが書いていることは、創価学会が政治・経済誌に対して書かせて買い上げていた内容とまったく同じなんですね。
 創価学会とは関係ないと言うなら、せめて創価学会が言ってきたこととは違う視点から事件を再検証してみてはいかがでしょうか?
 このようなブロガーに創価学会からお金が出ているなどとは思いたくもありませんが、かつて同じ事を書いていた雑誌に創価学会から多額のお金が出ていたことを考えると、どうしても私はそのような疑いも抱いてしまうのです。


さすがに、何かといえばカンパを募るウンコ先生、「義憤」などという言葉は思いつきもしないようです。「偽糞」とか「擬糞」には大変ご関心がおありのようですけれども*1


ここでは「創価学会からお金が出ているなどとは思いたくもありませんが」などと書いていますが、8月24日のシンポジウムの動画(1/11【朝木明代さん殺害事件の全容】)をチェックしてみると、もっとはっきりこう言っていました(6分50秒あたり)。


「朝木さんは創価学会を批判したがゆえに殺されたのではないかと、だから一番先に疑われるべきは創価学会なんだと、そういうふうに私はブログで書いてるんです。私のことを反対する、まあこれ、創価学会からお金をもらっていると思われるブロガーたちはですね・・・」


しかし上記の記事を書いた翌日には、“これから調べる、ゼリグー”という決めゼリフの由来となった、有名な宣言が行なわれます。〈【番外編】朝木事件ウオッチャー・ブログの正体(1):創価の手先ではないと言っているので、これから調べて見ます。〉(8月31日付)です。いままで何の根拠もなく「創価」呼ばわりしていたことを、白状してしまったわけです。


この記事では私と荒井さんが取り上げられていますが、荒井さんについては、「本人は創価学会とは関係がないと言っています」が「私はそうは見ていません」と、やはり何の根拠も示さずに述べています。


この記事については、やはり荒井さんが〈瀬戸弘幸氏の8月31日付けの記事への反論〉(9月1日付)で逐一反論。その中で、荒井さんは次のように要求しました。

創価の手先ではないと言っているので、これから調べて見ます。
せめて調べてみてから "創価工作員" のレッテル貼りをしてください。この一文はアナタがまったく下調べもせず、裏づけも取らず、他人を創価工作員呼ばわりしていたことの証拠ですよね?
せっかく自白していただけたので、何の証拠もなく私やその周囲の発言者に対して "創価工作員" というレッテルを貼り付けたことについて、WEB上での謝罪を要求いたします。


しかし瀬戸サンは謝罪には応じず、かといって「創価」認定の具体的根拠を示すこともできないまま。けっきょく、これからやると言っていた調査もやらないまま、“オレ様を批判するのは創価学会に与する行為だ!”と強弁するしか能がなくなりました。〈【番外編】朝木事件ウオッチャー・ブログの正体(5):おやおや荒井さん、住所・電話番号を明かさなければならなくなったようですね。〉(9月6日付)では、矢野・朝木両「市議」vs サイバーエージェントの裁判の結果に気をよくしてか、次のようにハイテンションで宣言しています。

 荒井氏がいくら「自分は創価学会でもなければ、創価学会を批判してきた」などと言っても、私は始まった以上、手を緩めることはしません。
 我々に執拗な攻撃を加えるということは、これは創価学会に与する行為であると我々は判断しています。
 我々は創価学会という組織に命をかけて戦いを挑んでいるのです。
〔中略〕
 その我々の戦いにチャチャを入れるということは、創価学会を喜ばす利敵行為となり、我々は絶対に看過することは出来ないのです。


まあ、妄想的な悲壮感に満ちたこの宣言も、「ウンコなめてんじゃねーぞこら」事件で台無しになっちゃいましたけどね。あと、「チャチャを入れる」とカタカナで書くと応援してるみたいですから、いくら苦手でも漢字で「茶々を入れる」と書いた方がいいと思いますよ。


さて、ピンポンダッシュでエア創価と斗っているだけの人たちに適当なことを書かれた荒井さんは、怒って〈瀬戸弘幸氏への警告と要求〉(9月9日付)を突きつけ、「私荒井禎雄に対する『荒井は創価工作員である』『創価から金を貰っている』といった事実無根の中傷について、文章の削除とブログ上での謝罪」することなどを求めました。しかし瀬戸サンは3日間のタイムリミットも無視し、〈『或る浪人の手記』の管理人さんへ:あなたの最後の忠告とやらには応じかねます!〉(9月12日付)で、「私が謝罪するようなことはありません。ここではっきりと申し上げておきます」と宣言しています。


それからしばらく音沙汰がなかったのですが、〈【連載】朝木明代市議万引き冤罪事件(1):万引き冤罪事件を徹底的に究明する〉(10月28日付)では、久しぶりに「自殺であると主張する創価学会創価学会に与するブロガー」という表現が用いられました。これには荒井さんと松沢さんがそれぞれ反応しています。お2人とも、案外律儀です。


「自殺だと主張する人間は全て創価学会創価に与する人間だというソースを提示せよ。少なくともオレが創価に与する人間だという動かぬ証拠を出してみろ」(荒井さん
「おい、ワシのどこが創価学会に与するブロガーなのか、言えるもんなら言ってみろ」(松沢さん


遅ればせながら私もそのあたりの説明を求めたいと思いますが、その前に、「創価学会からお金をもらっていると思われるブロガー」という表現は撤回したと判断してよろしいですかね。だったら、その点だけでもさっさと謝罪したらよろしいんじゃないでしょうか。名誉毀損を理由とする損害賠償請求の時効は3年ですから、現時点で訴えられていないからって、安心はできませんよ?


〔この記事は11月22日付ですが、実際には11月25日の午後2時過ぎにアップしたものです。〕

*1:そろそろ「偽うんこ」の検査結果が出たのではないかと思うので、近々、検査を依頼した機関名と検査結果について報告を求めようと思っていたのですが、松沢さんがしびれを切らして〈で、ウンコは?〉と質問していました。