裁判官が不公平だと吹き込んだのは矢野・朝木両「市議」ですね？

司法軽視体質


瀬戸ゼリ幸様宛に、「ネットウォッチ大賞２００８」堂々２位入賞についてのお祝いメッセージを書いている最中なんですが、どうでもいい話といえばどうでもいい話なので、あとから２日付の記事に追記しておきます*1。軽く書き流せばいいものを、ネタがネタだけに、かえって力んで書いちゃうんですよね。


さて「東村山市民新聞」はといえば、２日付の更新は「最終更新日」の修正のみ。３日付の更新もほぼ同様ですが、１１月３０日付の記事に追記しておいたように、「追悼の集い」報告見出しにビックリマークがひとつついていました。瀬戸弘幸ブログ〈宇留嶋・千葉両氏に偶然遭遇：追悼集会参加後の出来事〉も、「期待以上の報告」と言いながら、誇大妄想と被害妄想を共有できる信者以外にはつっこみの対象でしかない内容を書き連ねているだけでしたが、けっきょくまともな報告ができるような集まりではなかったということでしょうか。


瀬戸サンのその記事に対しては、みなさんそれぞれの視点からつっこみを入れています（文末資料参照）。私も１２月１日付〈瀬戸弘幸には千葉さんに取材を申し込む資格があるか（いやない）〉にかなり加筆しておきましたが、もう１点、確かめておきたいことがありました。瀬戸サンが次のように書いている箇所の、最後の１文についてです（太字は原文ママ）。

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　先ずは御用ライターの件ですが、「矢野さん、朝木さんが訴えられている名誉毀損の裁判に証人として出廷するので是非承諾して下さい」とお願いしました。
　しかし、ウルシマさんが言うには、「裁判官が認めないとそれは出来ない。自分は分からない」ということでした。
　この裁判の八王子地裁裁判官は、彼等に味方するような裁判の進め方をしているとお伺いしたので、実はお願いしたわけです。

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ちなみにこの裁判の原告は宇留嶋さんひとりだと思うのですが、「彼等」って宇留嶋さん以外には誰を指しているんでしょうね。千葉さんでしょうか。


それはそれとして、この最後の１文については、コメント欄でさっそくＷＮさんから質問が出されました（改行は適当に修正、本文引用部はイタリックで示した）。

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本当のことだとすれば由々しき事態なので、その根拠をお示し頂けませんか。


「お伺いした」相手と方法・時間及び客観的なその情報の信憑性の根拠をお願いします。
身内の推測というのは無しですよ。上記表現では、憶測・推測ではなくて「彼等に味方するような裁判の進め方をしている」と断定表現を使ってますからね。
誰かがその事実を断定し瀬戸さんに伝えたわけで、瀬戸さんはそれを事実としてエントリーを通して情報発信しているのですから。
Posted by WN at 2008年12月01日 09:56

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当然、ＷＮさんもこの「誰か」の正体を予測した上で質問なさっているのだと思いますが、瀬戸サンからの回答はありません。


まあ、矢野・朝木両「市議」以外には考えられませんよね。１１月２０日付〈悔し紛れ？に裁判官の印象操作を図る矢野・朝木両「市議」〉で報告しておいたように、「東村山市民新聞」でもぐずぐずとこんなことを書いていましたからね。


「はじめから、千葉元副署長を勝訴させるような訴訟指揮で、しかもきちんと審理を尽くす姿勢があまりみうけられませんでした」
「まるで代理人が裁判官席に座っているような印象さえ見受けられます」
「あまりあからさまですと、公平さが問題になるのではと思います」


矢野・朝木両「市議」の書きぶりからして、「御用ライター」問題も同じ裁判官が担当しているように思われるのですが、どっちにせよ、両「市議」はこのように書く根拠をいっさい示していません。それなのに、自分たちが運営する政治宣伝サイトでこのようなことを書き、他人にも言い触らしているわけですね。


瀬戸サンは実質的に両「市議」のスポークスマンのような立場ですから、この機会に、「彼等に味方するような裁判の進め方」とか、千葉さんや宇留嶋さんを「勝訴させるような訴訟指揮」とはどのようなものなのか、教えていただきたいものです。情報源が矢野・朝木両「市議」（またはその代理人）ではないと言うのなら、それはそれで構いませんが、いずれにせよ根拠はきっちり示していただきたい。


もっとも、民事裁判の口頭弁論を「公判」と書き続けるような人には、裁判についてのまともな報告や論評は無理でしょう。ざっと検索してみたところ、栗田隆教授（関西大学法学部）の〈民事訴訟法講義〉が民事裁判についてかなり体系的な解説をしてくれているようなので、参考にしてください。ただ、法学の素養がかなりある人でないと理解できない内容なので、瀬戸サンには無理だと思いますけど。


ちなみに宇留嶋さんは、瀬戸の相手などしていられないとばかりに、〈久米川東住宅管理費等不払い裁判一審判決〉の連載を開始しました。さすがです。そういえばこの事件も、矢野・朝木両「市議」がぐちぐちと文句を言っている木下裁判官の担当事件でした。この事件の背景については、〈管理費未払い問題〉のカテゴリーも参照。



【資料】瀬戸弘幸ブログ〈宇留嶋・千葉両氏に偶然遭遇：追悼集会参加後の出来事〉へのつっこみの数々
〔主に電話取材へのインネンについて〕
＊断片的な日々〈瀬戸弘幸氏の指摘について〉
＊ワールドワイドウェブ的左顧右眄〈電話取材の信頼性〉
＊ワールドワイドウェブ的左顧右眄〈勘違いしている詐称ジャーナリストへ〉
＊松沢呉一の黒子の部屋〈お部屋１７２１／瀬戸弘幸とは３・オレ様ワールド〉
＊Tomatotic-jellyの日記〈ちょっとびっくり〉
〔主に瀬戸サンらを「監視」していた２人の男性について〕
＊ワールドワイドウェブ的左顧右眄〈誰だってそうします？〉
＊Mauii.jp〈なんでカタカナのウルシマさんなんだろう？〉
〔上記も含む複数のつっこみどころについて〕
＊凪論〈ごまかしだらけの詐称ジャーナリスト瀬戸弘幸氏〉
＊清風匝地〈まとめて〉

*1:めんどくさくなっちゃったんで、やめました。応援コメントや投票推移グラフを見て、大躍進の理由をそれぞれご検討ください。考えるまでもありませんけど。或る浪人の手記〈Congratulation Mr.Unko〉も参照。