今度は落書き中傷行政書士(クロダイ)が法廷に ※訂正あり
市議会12月定例会も始まったというのに、「東村山市民新聞」は、「追悼の集い」報告見出しに「←New」がついただけでした(4日付)。まあ私も記事の微修正を頻繁にやるので別にとがめはしませんが、たとえば「集い」の報告記事もいっしょにアップするとか、中身のある更新も同時にやらないと、みっともないだけですよ。ちなみにビックリマークは増えていませんでした。
しかし、身動きがとれない矢野・朝木両「市議」をよそに世界では次々と新ネタが投下され、追いつくのが大変です。
★Autocrat Watcher〈【スクープ】議席譲渡事件取材のジャーナリストが行政書士を提訴〉
ジャーナリストの宇留嶋瑞郎さんが、インターネット上のブログ記事などで、特定宗教団体の「工作員」などと書かれたのは名誉毀損に当たるとして、千葉県浦安市の行政書士の男性を相手取り、慰謝料など総額370万円の損害賠償と記事の削除、謝罪広告の掲載を求める訴訟を、さいたま地裁川越支部に起こしていたことが分かりました。
〔中略〕
訴状によると、行政書士の男性は今年9月、西武新宿線東村山駅前で行われた、95年9月にあった女性市議の転落死の「真相究明」を訴える街頭宣伝活動に参加。その様子を取材していた宇留嶋さんを撮影した写真を自己ブログに掲載、宇留嶋さんの顔の部分に「犬作」「命」「捏造マンセー」と意味不明の文字を書き込みました。
さらに、写真の説明書きとして、「我々を監視する○○(特定宗教団体名、以下同)工作員(左側が、誘導工作記事を垂れ流している自称ジャーナリストのウンコ野郎です)」などとする文章を掲載しました。
(太字は引用者=3羽の雀)
訴えられた「行政書士の男性」は、ご存じ、“クロダイ”こと黒田大輔。名誉毀損とされているのは、「行政書士、社労士のぼやき」と題する彼のブログに掲載された〈またまた、護国活動の報告 その1(動画あり)〉(9月5日付)中の、次の写真とその説明書きです。「特定宗教団体」というのは、もちろん創価学会ですね。
Autocrat Wathcer のブログ主は、瀬戸弘幸らが主催する朝木明代転落死事件関連のシンポジウムにもちょくちょく参加しているようで、おそらく宇留嶋さんや橋本さんと同じくジャーナリストなのでしょう。その関係で、宇留嶋さんから情報を得たのではないかと思われます。
〔注/何の根拠もなく「100%の確信」を持って書いたことが見事に間違っていたようなので、ここにあった文章を一部削除しました。削除した文章と説明は、文末を参照。〕
しかしまあ、自分は訴えられないのに周りの人間が次々と訴えられていって、瀬戸サンはどんな心境なんでしょうね。千葉さんや宇留嶋さん、わざとじわじわ責めてるような気がします。やるなあ。
ちなみに、「新風ヲチスレテンプレ置き場」の人物紹介によると、黒田大輔というのはこんな人です。最近では何といっても「毎日新聞変態祭り」が有名ですね。
「日本を護る会」(日護会)代表。「毎日新聞変態祭り」主催者。
「シーサイド総合事務所」 所長。行政書士・社会保険労務士・FP
パフォーマンスを護国活動と称する売出し中の芸人。芸名はクロダイ。
政治活動ばかりやっていて顧客が来ないのか、
腹いせに人の顔に落書きをして気晴らししている魔太郎似のタフガイ。
日々ぼやいているが、本当の悩みは仕事と髪の毛がどんどん減っていること。
ttp://seaside-office.at.webry.info/
ttp://www.geocities.jp/seasideoffice777
12月3日午前11時半現在、「行政書士、社労士のぼやき」では何のコメントもありません。まだ訴状を見てない可能性があります。
【追記】「11月3日」と書いてたので訂正しました。ああ恥ずかしい。ちなみに、橋本玉泉さんによると訴状は11月26日付で提出されたそうです。
なお、日本行政書士会連合会の「会員・法人検索システム」で調べるとちゃんと「黒田大輔」も出てきますので、「行政書士」は詐称ではありません。行政書士の懲戒は都道府県知事の所管で(行政書士法14条)、懲戒請求は「何人も」行なうことができますが(同14条の3)、どっちみち裁判で係争中の事案については扱われないでしょうから、裁判が終わるまで我慢しましょう。
【追記】茶研さんより、正式には「日本行政書士会連合会」であるとのご指摘を受けましたので、訂正しました。ありがとうございます。なお茶研さんは、今回の件では懲戒請求は難しいのではないかとも指摘なさっています。なるほどと思いますし、私も懲戒請求を煽るつもりはありませんが、仮にも法律家のくせにでたらめな「訴追請求状」に乗っかっちゃう人ですから(9月22日付〈矢野・朝木両「市議」も出した?「訴追請求状」〉も参照)、こういう話が出てくるのもしょうがないでしょうね。
ところで「毎日新聞変態祭り」といえば、「新風ヲチスレテンプレ置き場」の事件一覧に載ってる↓の写真(西村修平)、どう見ても罰ゲームかプレイのどっちかですよね。まあどうでもいいんですけどね。
【おわびと訂正】
本文で以下のように書いていましたが、Autocrat Watcher の続報〈「ウンコ」好きの方々ご安心(ご心配?)を〉によると、「ウンコ野郎」も訴因に含まれているそうです。「ウンコを信じたい」という思いが強すぎるあまり、「勇み足」などと書いてしまってすみません。とぐろを巻いておわびします。
この件については荒井さんもお怒りですが、あえてウンコに触れてこなかった宇留嶋さんが、ウンコに対する愛が感じられないクロダイから「ウンコ野郎」などと呼ばれて怒る気持ちもわからないではありません。ともあれ、「ウンコ野郎」の真実性・相当性・公益性に関するクロダイの主張に耳を傾けることにしましょう。黒田サン、急かされるとかえって出ないかもしれませんが、早く早く。
とりあえず私は、或る浪人の手記さんのところで紹介されていた『すぐ「うんこ」とか言ってしまう同盟』に緊急加盟することにしました。
(以下削除した本文)
もっとも、次のように書いているのは、ちょっと勇み足ではないかと思わないでもありません。
「ウンコ野郎」との表記が名誉毀損に該当するか否か。これまでインターネット上を中心に展開されてきた「ウンコ論争」がその舞台を法廷に移すことになりました。
訴状では、
「原告(=宇留嶋さん)が取材に基づき中立・公正な記事を書いているジャーナリストではなく、『○○工作員』として事実を曲げ、読者に対して特定の宗教団体に有利な印象を持たせるような偏向記事を垂れ流していると断定するものであり、原告の社会的評価を低下させるもの」
が訴因とされているようですから、「ウンコ野郎」は関係なさそうです。
そもそも、AMUS+のメンバーである宇留嶋さんが、いくら自分では決してウンコネタに手を出さないとはいえ、「ウンコ野郎」と書かれて怒るはずがない。この点については、私は「100%の確信」を持っています。もちろん何の根拠もありませんが。
【追記】(2009年6月29日)
時節柄、いちおう写真を差し替えておきました。