なるほど、矢野・朝木両「市議」は宇留嶋さんを創価学会の「工作員」「手先」「犬」呼ばわりしていたんですね?


今日の“踊る!ヒット賞”は、「余り経済誌などは読まない」瀬戸サンが、たまたま目にした記事と他人のブログをネタ元にしながら世界経済について訳知り顔で語るエントリー〈岐路に立つ現代資本主義経済〉に寄せられた、次のコメントです。

池田教関連の記事以外は極端にコメントが減りますね。


いつも合せてるけど、本当のせとさんは、
めちゃレベル高いですからね・・
何をコメントしようか判らないのでしょう。(●´ω`●)
経済も勉強してくらさい。


私も此処で学ばせていただいてます。
Posted by 心の選択 at 2008年12月21日 15:17


心の選択”さんには、本当は「めちゃレベル高い」瀬戸サンの、「世の中というのはブログの記事だけを見ていては分からない」というありがたいお言葉を送っておきます。


さて〈創価学会御用ライター裁判〉に関するコメントの続きですが、このエントリーにも収穫はありました。ひとつは、いわゆる「マツクロSTEP」の鮮やかな実例になっていること。もうひとつは、瀬戸サンや矢野・朝木両「市議」が「御用ライター」という表現をどのような意味で用いているのか、明らかにされたことです。
※文末に追記あり


1点目。「マツクロSTEP」というのはミハルさんの命名ですが、松沢呉一さんが〈矢野穂積に学ぶ〉シリーズの第1回第2回第3回で整理した、「草の根」が情報操作のために用いている常套手段です。次のようにまとめられています。

・メディアが誤解するような情報を出す
 ↓
・メディアがその意図通りに誤解をした記事を出す。
 ↓
・その誤解をフィードバックして、「週刊××も××説を報道!!!!!」と騒ぐ


最近では、薄井市議から名誉毀損で訴えられている裁判で、この手法がフル活用されています(薄井市議ブログ〈証拠として出された雑誌記事について〉および〈私が訴えた裁判〜第3準備書面〉など参照)。


もっとも、これに乗っかってくれる一般誌はもはや『週刊新潮』ぐらいになっちゃいましたし、『週刊新潮』も以前ほど矢野・朝木両「市議」べったりの記事は書かなくなったみたいですけど。


そこで瀬戸サンの出番というわけです。


10月11日付〈「御用ライター」裁判をめぐる驚き!の対応〉で指摘したように、瀬戸サンが宇留嶋さんのことを「御用ジャーナリスト」「御用ライター」と呼び出したのは、もともと矢野・朝木両「市議」がきっかけです。7月30日付のエントリーで、明らかに宇留嶋さんとわかるジャーナリストを指して、「故朝木市議の不審死事件を追及している『東村山市民新聞』などによれば、創価学会を擁護する創価学会の御用ジャーナリストと批判されている人物」と述べています。瀬戸サンが「東村山市民新聞」のサイトをまともに見るとは思えませんし、瀬戸サンが東村山の問題に首をつっこんできた段階ではほとんど「創価擁護記事ライター」等の表現に修正されていましたから(6月25日付〈四角い部屋を丸く掃く〉参照)、どうせ矢野・朝木両「市議」から吹き込まれたものでしょう。


そうやって情報操作をしておいて、


瀬戸さんは宇留嶋端郎氏を御用ライターと書いていますが、本人から何か抗議などはありませんでしたか? もしないようなら瀬戸さんも御用ライターと書いていることを裁判で当方が主張してもかまわないですか?


などというメールを瀬戸サンに送り、“瀬戸サンも「御用ライター」って言ってるのに抗議してないじゃないか!”と言い出したわけです。柳原滋雄さんが、〈もはや「藁」を掴むしかなくなった“落ち目”「矢野穂積」〉で、次のように書いている通りですね。

 転落死事件の当初は、多くのマスコミを操作し、自分の都合のいいように操ることもできたが、結局、こんな人間だけに、最後は「藁」をつかむしかなくなった。実はその藁も、“ウンコまみれ”というオチまで付いている。


2点目ですが、「創価学会御用ライター」の意味内容について、宇留嶋さんは訴状の中で、「創価学会擁護を旨とする中立性・公平性を欠いたライター」と定義しています。


ところが、瀬戸サンによれば、そんなお上品なものではないらしい。瀬戸サンは次のように書いています(太字は原文では赤字)。

 私は創価学会の御用ライター創価学会工作員も、創価学会の手先創価学会の犬も、表記としては違っていても、それは意味するものは全く違っているとは考えません。


すごいですねえ。矢野・朝木両「市議」自身はコソコソ表現を修正して「創価擁護記事ライター」などに変えており、つい最近の12月19日にも修正漏れを直していたというのに。正直、「創価御用ライター」では勝訴は微妙かもしれないと考えていたのですが、


創価学会の御用ライター」=「創価学会工作員
 =「創価学会の手先」=「創価学会の犬」


ということなら、なんとかなりそうですね。自ら証人になるとしゃしゃり出てくれる瀬戸サンの言うことですから、矢野・朝木両「市議」も無下に否定したりはなさらないでしょう。11月18日付〈時を駆ける(そしてコケる)瀬戸弘幸ネオ【宣伝工作編】〉の後半で、宇留嶋さんが瀬戸サンを「泳がせてるのだとしたら、あんまり邪魔するのも悪いし」と書きましたが、放置していた甲斐があったようです。


ちなみに、上記の引用文のあとには次の一文が続きます。


よって、この矢野・朝木両氏への『創価学会御用ライター裁判』が、西村修平主権回復を目指す会代表、黒田大輔日本を護る市民の会代表の裁判とも密接に関係すると思います


何が「よって」なのか、あいかわらず意味がわかりません。クロダイ裁判は、まあわかるとして。


ともあれ、みなさん御一緒にせいぜいふんばってください。


【追記】
21日午後8時ごろ、「東村山市民新聞」のトップページに、


佐藤真和市議の選挙推薦人=創価擁護記事ライターと「創価」本部との関係が、ついに判明しました!


という見出しが登場しました(12月23日付)。


どのような「関係」が「判明」したのか、だから何を言いたいのかはよくわかりませんが、これまで確たる根拠もなしに「創価御用ライター」などと言っていたことを白状してくれていますね。宇留嶋さんの実名も出さず、そのくせ「佐藤真和市議の選挙推薦人」などと不要な修飾をつけているのも、矢野・朝木両「市議」の人間性を実によく表しています。


ちなみに、どこかにお出かけでもするのか、「最終更新日」は2日先の日付になっていますから、やっぱり市議会の報告なんかどうでもいいみたいです。


【追記2】
上の追記を書いている最中、午後9時10分過ぎに再びトップページが更新され、


「草の根」の斗い ⇒ 議員報酬返上し、議員報酬引上げ、役職加算(ボーナス2割上乗せ)をやめさせ経費節減へ


という見出しが目立つところに移されました。「NEW」と書いてますが、返上額が増えただけです。つまりはこのぐらいしか報告できることがないわけですが、だったら議員を辞めた方がよっぽど経費削減になりますわね。10月28日付〈太っ腹な東村山市民の皆さんへ〉をぜひ参照。


あわせて「矢野ほづみ議員のページ」もトップページが久しぶりに更新されていますが(12月23日付)、〈★私と朝木議員の報酬返上額〉という見出しに「NEW」がついただけです。リンク先は「東村山市民新聞」のリンクと同じページ


矢野サンは、団地の管理費もちゃんと払いましょうね