乙女右翼と霊感少女


東村山市民新聞」の「最終更新日」が12月30日付に修正されましたが、実質的更新はとくにないようです。そういえば昨年は、「東村山恐怖新聞」こと紙版「東村山市民新聞」がクリスマスイブに投函されていたようでしたが、今年は噂を聞きませんね。4月に第160号(4月15日付)が発行されて以来 音沙汰がないようで、東村山市民の皆さんが恐怖の悲鳴をあげることなく新年を迎えられますよう、お祈りしております。


さて、ニャロメさん(孫と東村山Rhapsody)が“瀬戸弘幸=乙女右翼”説を唱えたのを見たときから、私はいわゆる「霊感少女」のことを考えていました。自分を特別な存在に見せたいばかりに、突然「あたしって霊感が強いのよねー」などと言い出す女の子のことです。ネットで検索してみると、ずばり「霊感少女」という題名のエッセイがあり、そこでは“『あたしって霊感が強いの』さん”と命名されていました。


もちろん、これは女子・女性に限った話ではなく、何かと自分を特別な存在に見せたがる男子・男性もいます。ただしその場合、霊感ではなく別のネタが使われることが多いようです。大人で言えば、『オレも昔はワルでさあ』くんなどは、かなりあちこちに生息しているんじゃないでしょうか。


そんなことを考えていたら、どうやら少し落ち着いたらしいクロダイセンセーが、自分のブログのコメント欄で格好の素材を提供してくれました(2008/12/30 01:22、改行は適当に修正)。これは、『オレって狙われてんだヤバイぜ』くんとでも命名すればよいでしょうか。

本日はカルトと長年戦ってきた方々とお会いしてきました。話の中で、私と彼らの意見が一致した点などを報告しておきます。
1.ホームや歩道の端に立つな。
⇒ 背後から線路や車道に突き落とされないため。
2.チカン、万引き等の「デッチ上げ」及び「冤罪」に注意しろ。
⇒ ビデオカメラ、ICレコーダー等の記録媒体を常備しろ。
3.「自殺、病死、事故死に見せかけた他殺」に注意しろ。
⇒ 周囲に必ず司法解剖などの証拠保全をするよう話しておく。
こんな話が普通に出るほど、カルトは異常ということだ。放置しておけば日本は確実に暗黒社会になる。日本をカルトから護らねばならん!! と改めて強く実感した。来年もバンバン、カルト祭りやる予定ですから宜しく。


こんな話が普通に出るのは確かに異常だと思いますが、それはカルトのせいではなく、クロダイセンセーの交友関係のせいではないですかね。少し余裕が出てきたのは結構なことですが、こんな話をしなければ落ち着きを取り戻せないのでは、依然として先行きが心配です。ついでに、どうでもいいことを「しゃれ」と言ったり、笑うところじゃない箇所に無闇に“(笑)”をつけたりするのも、やめた方がいいと思います。


あるいは、クロダイセンセーがお会いした方々は、このような警戒心を必要とする組織と実際に闘ってきたのかもしれません。しかし、創価学会の悪事を具体的に&説得力のあるやり方で指摘するでもなく、「人殺し!」「カルト!」などと煽情的な言葉をわめいて悦に入っているだけの自分をそういう人たちと同一視するのは、いくら何でもおこがましすぎやしませんかね。


このあたりのことには、松沢呉一さんも、〈お部屋1723/瀬戸弘幸とは4・誇大妄想と被害妄想〉で少し触れています。私は図書館で岡田尊司誇大自己症候群』(ちくま新書)を借りてきたので、年末年始にかけて読んでみようと思っています。


そういえば、同じコメント欄でP2Cさんが指摘していましたが(2008/12/29 21:28)、矢野「市議」は、8月24日のシンポジウムで、創価学会からの圧力は「特にない」と認めたんですって? 私は動画を直接確認していませんけれども、まあそうでしょうね