そもそも前提条件が整っていない「創価糾弾祭り」


これは気づかなかったな。もんさんのところで知りました。この力の抜き方がいいですね。


日護会(笑)
こんばん和(笑) まったりと例の人を看取るブログ


松沢さん荒井さんが脱力する気持ちはよくわかりますが、ゼリショッカーと遊んでくれるライダーたちはこんなふうにたくさん出てきてくれてますので、AMUS崩壊だなどと言わず、ヨガの眠りを済ませたら“死ね死ね団”との闘いに復帰してください。なんならまたエルドラドインドの山奥にでも修行に行きましょう。


とはいっても、その矢野・朝木両「市議」はこのところあんまりネタを出してくれないんですけれども。ただ、新しい恐怖新聞(紙版「東村山市民新聞」)がばらまかれ出したという噂をキャッチしましたので、近々入手してつっこみを入れたいと考えています。


さて、今日は引き続きクロダイセンセーの「毎日・創価糾弾祭り」について。私もゼリショッカーの言動にいちいちつっこみを入れるのが馬鹿らしくはあるのですが、少なくとも刑法第39条民法第713条を適用しなければならないほど責任能力に欠けているとは思えませんので、彼らの動きの背後にある矢野・朝木両「市議」の責任を意識しつつ、必要な範囲で随時取り上げていく予定です。


煩雑を厭わず再掲しますと、クロダイセンセーは1月の「毎日・創価糾弾祭り」の4番目のテーマとして、次のような形で朝木明代市議転落死事件を取り上げてます(改行は修正)。

4.平成7(1995)年9月1に起きた朝木明代東村山市議の殺害事件について、当時、その関与が疑われた創価学会の信者である検事が事件を担当したことの不当性、明代さんの遺体の両腕内側に残された圧迫痕を記述した解剖鑑定書が、遺族が起こした裁判によって事件発生の数年後にようやく出てきた不当性、当該圧迫痕が他殺を疑う充分な資料であることなどを一般市民の方に知らせ、捜査と捜査機関に対する国民の信頼を失わないための再捜査を強く求め、真犯人逮捕への世論を高める。


以下、順番につっこんでいきましょう。


◆「当時、その関与が疑われた創価学会の信者である検事が事件を担当したことの不当性」


何回も同じことを言わせないでほしいものですが、この件については、12月31日付の記事でもあらためて指摘した通り、「東村山市民新聞」裁判で「不当性」が否定されています。ついでながら、警察が「公僕としての義務よりも創価学会への忠誠を優先させ、創価学会の組織防衛に走った」などという主張に真実性・相当性を見出せないことも、太田述正裁判で確定しています(2008年8月18日付〈衝撃的すぎて脱力する「内部告発」の内容〉も参照)。


日本を無法国家にしたくないなら、まずはこれらの判決の存在を認め、その内容を紹介した上で、合理的根拠を示しながらこれらの判決における事実認定を否定するべきです。


また、「当時、その関与が疑われた創価学会」という表現については、コメント欄で「学会の関与も完全な過去形の疑惑?」と疑問を表明している人がいました(萩山7丁目の一市民、2009/01/11 12:17)。これに対し、“?!?!?”を名乗るいつもの人物が、あたかも痛いところでも衝かれたかのように、おかしな反問を繰り返しています。

〔略〕
あと、「学会の関与も完全な過去形の疑惑?」とありますが、これも萩山7丁目の一市民の解釈では?
勝手に前提条件を作ってるのかもしれません。そういう疑いをもってしまいます。
?!?!?
2009/01/11 14:35


本文を見れば、
「その関与が疑われた創価学会の信者である検事」
となっております。
なんで「その関与が疑われた創価学会」と区切ってるのでしょう。不思議です。
このあたりは萩山7丁目の一市民による勝手な解釈、あるいはでっちあげ、もしくは勘違いなのではないかと思われますが。
さて、どうしてこのような思い違いをなさってしまったのでしょうか。
あるいはわざとでしょうか。
ご説明くださいませんかね。
?!?!?
2009/01/11 14:45


〔略〕


本文を見れば、
「その関与が疑われた創価学会の信者である検事」
となっております。
なんで「その関与が疑われた創価学会」と区切ってるのでしょう。不思議です。
?!?!?
2009/01/11 18:06


〔略〕
しかし萩山7丁目の一市民は、なぜに「その関与が疑われた創価学会の信者である検事」を「その関与が疑われた創価学会」と区切ったのか。
まるでクロダイ氏がトーンダウンしたという印象操作を与えるかのようです。
このブログ内を検索すると「朝木明代謀殺事件」というのが、ゴロゴロ出てきますが。。。
ええ、今回のエントリーとなにか食い違いが発生してるのでしょうか。
発生してるとしたら、勝手に本文を区切っている萩山7丁目の一市民なる人物かと思いますが。
?!?!?
2009/01/11 18:12


本文を見れば「当時、その関与が疑われた創価学会の信者である検事」となっているのですが、“?!?!?”はなぜか「当時、」を省いて引用しています。不思議ですね。


日本語が不自由な人たちに何を言ってもしょうがないのですが、どこで区切ろうが、ここで「関与が疑われた」とされている対象は「創価学会」であるというのが普通の解釈です。“?!?!?”がいったいどのような解釈を導き出したいのか、よくわからないのですが、ひょっとして、「創価学会の信者である検事」が朝木明代市議の「殺害」に関与したと言いたいのでしょうか。まさかクロダイセンセーもそこまでは言ってないと思うのですが、もしそのように言いたかったなら、「当時、その関与が疑われた、創価学会の信者である検事」のように、読点をひとつ加えておくべきでしたね。


いずれにせよ、「当時、その関与が疑われた」という表現が過去形であることは間違いなく、“萩山7丁目の一市民”氏が「こりゃまた一気にトーンダウンされましたね」と言うのも不思議ではありません。現在進行形の疑惑であることを明確に示すなら、「当時からその関与が疑われていた創価学会」などと表現するべきです。


しかしクロダイセンセーは、「転落死事件」という表現は「殺害事件」に修正しておきながら、「当時、その関与が疑われた創価学会」という過去形の表現は修正していません。日本語が不自由なため、何を問題にされているのか理解できないという可能性もあると思いますが、これ以上の訴訟を回避するために曖昧な表現を用いているという理解も可能でしょう。


そもそも、“朝木明代市議転落死事件に創価学会が関与していた”などというのは、矢野・朝木両「市議」が声高に騒ぎ、それに多くのメディアや一部国会議員が乗っかってしまっただけの話です。


この点に関わる矢野・朝木両「市議」の主張は一連の裁判で次々に粉砕され、紙版「東村山市民新聞」紙上で、「貴会創価学会が、故朝木明代の万引き事件のねつ造及び、同人の殺害に関与した事実は存在せず、右記事は事実に反しているものでした」と謝罪する羽目になってしまったことも、繰り返し指摘してきた通り(謝罪広告テキスト画像)。『週刊現代』裁判でも、履行されたかどうかは不明ですが、「朝木明代が創価学会関係者に殺害された疑いが強い」と述べたことは「根拠に欠けるもの」であったという謝罪広告を掲載するよう命じられています。したがって、矢野・朝木両「市議」はもはや“朝木明代市議の殺害に創価学会が関与した”と明言することはできず、せいぜいそれを臭わせるという姑息な対応しかできないわけです。


しかし、クロダイセンセーが「毎日・創価糾弾祭り」で朝木明代市議転落死事件のことを取り上げようとするのであれば、“創価学会が朝木明代市議の殺害に関与した(疑いがある)”と明言し、その合理的根拠を提示する必要があります。そうしなければ、担当検事が創価学会員であったことを「不当」であると言うことはできませんし、そもそも「創価糾弾」の前提が成り立ちません。


とはいえ、「内部告発」をぶち上げた瀬戸サンご自身が「殺害疑惑事件」と言うようになってしまったわけですから、クロダイセンセーも、せいぜい「カルト」「カルト」と騒いで創価学会の関与を臭わせることぐらいしかできませんかね。いくらトーンダウンしても、クロダイセンセーの言動を全体として見れば“創価学会がやったと言ってるんだな”と判断される可能性は高いので、本当に訴訟を回避したいなら、もっとうまくやった方がいいでしょうね。


残りは簡単に。


◆「明代さんの遺体の両腕内側に残された圧迫痕を記述した解剖鑑定書が、遺族が起こした裁判によって事件発生の数年後にようやく出てきた不当性、当該圧迫痕が他殺を疑う充分な資料であること」


このへんについてはなた5963さん(清風匝地)もつっこんでいますが、まあ次の2つの記事を読んでもらえば、とりあえず十分じゃないですかね。


2つとも、昨年9月の記事ですよ。ちなみにクロダイセンセーが言っている「遺族が起こした裁判」というのは、誰もがポカ〜ンとならざるを得ない救急隊裁判です。なお、昨年9月5日付の記事の後段でも指摘しておいたように、朝木「市議」ら遺族側が当初、この鑑定書の信用性を否定していたことにも注意。


◆「捜査と捜査機関に対する国民の信頼を失わないための再捜査を強く求め、真犯人逮捕への世論を高める」


さまざまな判決を無視した言いがかりに基づいて再捜査などやっていたら、それこそ捜査機関や司法機関に対する国民の信頼が失われるだけです。なおかつ、昨日の記事の最後の方でも指摘しておいたように、クロダイセンセーの言動によって「世論」を高めることはますます困難になっています。


おまけに、コメント欄でいろいろとつっこまれたら、「質問に対する答えは、今後の街頭活動、議員・行政・メディアへの働きかけ、裁判等を通じた中から各自が見つけてください」と捨てゼリフを残してコメント承認制を導入して逃亡ですからね。世論を高めようとする努力を放棄した、あるいはその能力がないことを内心自覚したとしか思えません(1月9日付〈“お、お前なんかいなくなっちゃえ!”な人々〉の追記も参照)。


もう矢野・朝木両「市議」の方では「実行犯の絞込み」が進んでいるそうですから、そっちにおまかせしとけばいいんじゃないですか。この情報が事実なら、ゼリショッカーが大騒ぎするまでもなく、早晩誰かが逮捕されるでしょう。まあ、懸賞金付の情報提供呼びかけを打ち切った本当の理由は、“デンパな「情報提供」が相次いでうんざりした”とか、“本当に1000万円を支払う用意があるのか証明するよう要求された”とかじゃないかとは思いますけど。


【追記】ああ、クロダイセンセー、切葉鳩さんの一部記事の抹殺(非表示)に成功したんですか。またちんげちんけな勝利宣言が見られそうですね。


〔この記事は1月15日の午後にアップしたものです。〕