東村山市の「謝らない市議」といえばもちろん・・・


明日から東村山市議会3月定例会が始まるというのに、「東村山市民新聞」では、市政のことなどどうでもいいと考えているとしか思えない「性急な更新」(橋本玉泉さん)が続いています。


2月24日付の更新状況については後述するとして、まず、凪論〈地方公共団体の議員報酬を考える 〜矢野穂積、朝木直子東村山市議会議員の「返上」というインチキ〜〉で指摘されていた件について、佐藤市議が自分のブログのコメント欄で詳しく事情を説明してくれていますので、ご参照ください。市が供託したお金が国庫に戻るというのは、消滅時効により市にも矢野・朝木両「市議」にも請求権がなくなるのだと私も理解していましたが、佐藤市議が所管に確認したところ、「法務局から国庫へ管理が移るだけの話」だそうです。【追記】(1月25日)しかしやっぱり消滅時効は適用されるようです。


次に、薄井市議が、矢野・朝木両「市議」および佐藤市議の一般質問の内容を公にしてくれましたので、こちらもお知らせしておきます。矢野「市議」は、「新銀行東京の口利き疑惑と当市の関わり」として「Y建設工業」の問題を取り上げるようで、「ごみ問題」の話を突然持ち出してきたのは、この件と関わりがあるのかもしれません。


矢野・朝木両「市議」とも、りんごっこ保育園名誉毀損裁判での勝訴確定の件は質問通告書に含めていないようですが、通告していない問題をいきなり取り上げて騒ぎ立てるのは両「市議」のいつものパターンですので、何かしらの言及が行なわれる可能性は高いでしょう。また、明日24日(火)には市長の施政方針説明が行なわれますが、そこで保育園問題を市長がどのように扱うかによっては、直前の「ミニミニコンサート」の余韻も吹っ飛ぶような大騒ぎが、さっそく観覧できるかもしれません。


佐藤市議はご自分でも質問通告書の内容を公開していますが(いまのところ前半部分のみ)、りんごっこ保育園の問題を正面から取り上げる予定のようです。いまのところ佐藤市議が質問に立つのは3月4日(水)のお昼ごろという見込みのようで、となると、3月3日(火)の最後の方で矢野「市議」の質問が回ってくるかもしれませんね。それぞれのご都合とご関心に応じ、傍聴スケジュールを調整してください。


佐藤市議は、自ら配布している、どこぞのアジビラなどよりはよほどさわやかな通信(紙版「なんとかしようよ東村山」34号)でも、りんごっこ保育園の件について触れています。せっかくなので、テキスト化しておきましょう。ついでに関連記事へのリンクも張っておきます。

〔2〕りんごっこ保育園・りんごっこ第一保育園にまつわる問題について
認可保育所「りんごっこ保育園(恩多町)」で昨年2月に発生した「国の最低基準で定められた有資格者が足りない」という問題。保育園経営者と同居する矢野議員、同会派の朝木議員が議会内外で都や市に猛烈な抗議を続け紛糾してきましたが、都は「実際に不足していた」と最終判断をしました。また同園は個人立からNPO立となりましたが、役員には両議員とその支援者らが並び、様々な問題がよい方向へ向かうとは考えにくい状況にあります。さらに、認証保育所「りんごっこ第一保育園(野口町)」に対して昨年9月に行われた都による特別立入検査についても、園は強い抗議の意思を示しているようです。送迎時に保護者が園内に入れない、土曜保育が頼みづらい、他への転園希望者が多い問題等々について、市には毅然とした対応を求めて質問に立ちます。


それでは、「東村山市民新聞」の2月24日付更新状況について簡単に報告しておきます。まずはトップページですが、囲み枠だけ無闇に大きくなった〈朝木明代議員謀殺事件の首謀者は許さない!〉の下の文言に、長々と加筆がありました。

「謀殺事件」に全く無関係であれば、 何も「万引き苦に自殺」などという虚構を必死に強調する必要はないですね。利害関係のある者が必死に叫び、事件の真相を自白しているのです。おかげさまで13年間、事件は風化せず、目標に肉薄できています。ご協力、ごくろうさま。そんなに寝ないでPCに必死にしがみつく必要はありません。その前に、警察元副署長に、署員「手書き」のメモではなく、当日の全レジジャーナルの原本の写し、銀行ATM防犯ビデオからの静止画像を、公表するように言ってみてはどうでしょう。すぐ、黒白のつく話なのです。防犯ビデオの静止画像に、犯人着用の「チャイナカラー」のブラウスが写っていますか!「日替わりランチ」は午前中だけ20食でしたか? お気の毒ですが、どれも警察副署長側は裁判所にも提出拒否したままです。犯人扱いしたくせに、決定的根拠を示すことができないどころか、冤罪の証拠になるから出せないのです。万引き冤罪も殺害もすでに確定済みなのです。しかも未だに洋品店主側となぜか密着する関係です。


・・・ご協力、ごくろうさま。」までは前からあったものですが、「関係のある者が必死に叫び、事件の真相を自白しています」という表現は、「利害関係のある者が必死に叫び、事件の真相を自白しているのです」に修正されました(2月18日付〈矢野・朝木両「市議」が批判者を必死に「関係者」呼ばわりするわけは?〉参照)。


そのあとの、誰に向かって書いているのかわからない、ゴチャゴチャしたヒステリックな文章については、そもそも矢野・朝木両「市議」がこれまでどのような主張をし、それが裁判でどのように認定されてきたのかを整理して明らかにしてくれない以上、検証のしようがありません。万引き時の服装の件についてはエアフォース〈右翼を煽動した矢野穂積の虚偽説明〉で、日替わりランチ云々の件については同〈創価問題新聞事件〉で、さらに詳しい経緯が明らかにされていますので、ご参照ください。


万引き冤罪も殺害もすでに確定済みなのです」という点については、一連の裁判では“断定はできないものの、万引き・自殺の可能性が相当程度に達する”という結論でほぼ統一されている以上、“矢野・朝木両「市議」の脳内だけで確定済み”としか理解しようがありません。脳内結論に留まっていればいいのですが、それをいい加減な連中に吹き込んで一般市民に迷惑をかけるから批判されるのだと、何度言ってもわからないようです。


その下のキャッチコピーですが、〈★徹底した調査・取材で税の使途や違法・不正、政治倫理違反に鋭いメス。行政・議会を市民が監視、コントロールするための辛口情報紙。〉という羊頭狗肉のコピーがついに放棄され、
★疑惑の集団利害関係者らの抵抗をはねのけ、謀殺事件を許さず、全体主義を許さず社会正義を実現する辛口地域新聞
に差し替えられました。いよいよ東村山市政のことなどどうでもよくなってきたみたいです。「全体主義」云々については橋本さんも首をひねっていますが、創価問題新聞朝木明代議員とは?〉で次のように書いていますから、これを念頭に置いたものでしょうか(太字は引用者=3羽の雀)。

 朝木明代議員や矢野議員の議員活動および東村山市民新聞の発行の活動は、発生史的には一種の地域の「ボランティア活動」(社会教育、社会福祉)の発展していったものであり、その点からも、草の根に支持された活動だといえます。
 が、その結果、草の根に根ざしてることから、朝木明代議員たちの活動は、自然と、組織や集団に群れて、一人または少数の指導者に盲目的に従い、「単一」の「スローガン」を叫ぶようなこと(「全体主義」)を排し、ひとりひとりの市民が、主権者として、時代に流されることなく発言し、自分自身で判断し、そして行動する「自立した批判精神」をもつ市民として共に育っていくことを目的としたものになっていったということができます。
〔中略〕
 その意味では、匿名という点は別として、インターネットで、積極的に発言している皆さんの意識と通じるものがあるように思います。公明党の浜四津議員が、インターネットの「掲示板」について、規制をすべきであるかのような発言を国会でしたのは、全体主義体質の集団は、インターネットの「掲示板」の批判精神が許せないからだということをはっきりと証明しています。あの危険な「盗聴法」を推進する理由が彼らには、あるのです。


こんなことを書いておきつつ、「自立した批判精神」に基づいて批判されたら各所のコメントをいちいち拾い上げてネットで晒し、あげくに「(こんなことをする人間は)公人たる市議としての適格性を欠いている」と請願を出されたらいきなり一般市民を訴えるんですから、笑わせてくれますわね。


組織や集団に群れて、一人または少数の指導者に盲目的に従い、『単一』の『スローガン』を叫ぶような全体主義的傾向を問題にしたいのなら、
学会信者を東村山からたたき出せー!
不法入国のフィリピン人犯罪者を日本から叩き出せ!
竹島を日本領土と認めない不逞朝鮮人は日本から出て行け!

などと、気に食わない人たちを片っ端から叩き出すためにしょっちゅう大騒ぎしているお友達を、まず批判なさってはいかがなんでしょうね。


3つ目の更新ですが、〈訴訟3〉(りんごっこ保育園名誉毀損裁判)の一番下の行で、「なお懲りず、未だに続けている身の程知らずも!!」の右に「『謝らない市議』?」という言葉が付け加えられました。佐藤市議が書いた〈謝らない保育園〉を明らかに念頭に置いたものですが、これまた壮絶なブーメランであることは、2008年4月5日付〈〈草の根〉の辞書に謝罪の文字はあるか(いやない)〉で指摘しておいた通り。


その後も、「越境通勤市議」言いがかり裁判の最高裁決定を無視して佐藤市議に下劣な攻撃を続けるわ、無実の少年(当時17歳)を暴行犯扱いして何年も裁判に引っ張り回しておきながら、いまだに「事実上,、襲撃犯が確定した」(句読点がおかしいのは原文ママ)などと平気で書くわ、よくもまあ他人様のことを言えたものです。


トップページの更新はおおむね以上ですが、他に〈創価問題〉のページも若干修正されています。


まず、2月23日付の更新で登場した新規ページへのリンク(★資料1【月刊ペン事件】事件/★資料2【後藤組長の内容証明郵便】)が、ページの一番下から一番上に移されました。掲示板からコピペしてきただけの「資料」をいまさら強調しようとすること自体、彼らの「創価問題」追及の内実を明らかにしています。


また、新たに〈★「保育園名誉毀損訴訟」が保育園側の勝訴で確定(市側、上告を取下げ、09.02.16) ★解説資料〉という見出しも加わりました。このところ何度も指摘してきたように、りんごっこ保育園に関わるさまざまな問題を、あくまでも“創価・公明の陰謀”として片付けたい意図が見え見えです。