〈朝木議員謀殺関係訴訟結果報告〉リストの検証(5):〔E その他〕改訂版


バタバタしているうちに17日の夜になってしまいましたが、記事は日付順に埋めていきます。「東村山市民新聞」は、3月16日付で、「越境通勤市議」名誉毀損裁判関連の記述の「素人作成『間違い訴状』」が「素人作成『条文間違い訴状』」に修正されていました(「条文」を追加しただけ)。3月17日付の更新は「最終更新日」の修正だけだった模様です。


矢野・朝木両「市議」がこんな更新ばかりしている間に、その攻撃対象とされている佐藤市議が、予算特別委員会の模様を比較的詳しく報告してくれています。矢野「市議」の質問の様子も報告されていますが、「100年に1度の経済危機」というフレーズを振り回しながら限られた質問時間を無駄にした後は、例によって、りんごっこ保育園への利益誘導が目的と思われる質問に相当の時間を費やしたようですね。


そのあたりの話はまた取り上げるとして、そろそろ、延び延びになっていた〈朝木議員謀殺関係訴訟結果報告〉リストの検証を済ませておきましょう。あらためてまとめ記事も書くつもりですが、とりあえず検証(1)(2)(3)(4)も参照。


今日は最後の〔E その他〕について。もっとも、この項目だけ太めの罫線でA〜Dから切り離されており、どうも位置づけが不明確なのですが、ここではいちおう〈朝木議員謀殺関係訴訟結果報告〉に含まれるものとして扱います。事件名のあとの【 】はリストに書いてある説明の引用(若干の技術的修正あり)、★は矢野・朝木両「市議」が「(実質)勝訴」に勘定している事件です。


〔E その他〕
(1)TBS番組での名誉毀損発言【★】
(2)市道不法占有事件【★和解】
(3)朝木直子議員身分確認訴訟
【★都選管裁決取消(議席取戻)/矢野他勝訴確定/都選管敗訴確定/99.7.8】
(4)ブティック店主名誉毀損事件
【市民新聞第67号記事他/洋品店店主勝訴確定/矢野・朝木敗訴/04.1.30】
(5)救急隊事件
【送付嘱託で「司法解剖鑑定書」99.4.28入手、敗訴判決を控訴せず。】
(6)議員報酬返還請求事件
【★矢野勝訴確定/熊谷ら敗訴確定/01.1.19】
(7)保育園名誉毀損決議事件【★】


まず、E(1)E(2)E(7)は朝木明代市議転落死事件とはこれっぽっちも関係ない事件で、ここに掲げる必然性はありませんね。これらの裁判を掲げたくての位置づけを曖昧にしているのかとも思われますが、事件と関係ない裁判も掲げるなら、完全敗訴しながら正式な報告を行なっていない第1次「越境通勤市議」言いがかり裁判をはじめ、触れておくべき裁判は山ほどあります。


関係ないのでリストの説明も省略しておきましたが、E(2)については検証(2)で簡単に触れておきました。E(1)は、やはり矢野・朝木両「市議」が目の敵にしている認証保育所空飛ぶ三輪車」の代表に関わる裁判で、矢野「市議」側の主張は〈最高裁で敗訴確定した保育所「空飛ぶ三輪車」代表〉に述べられています。


他方、E(3)E(6)議席譲渡事件に関わる裁判で、万引き被疑事件・転落死事件へと至る一連の流れの出発点ともなった話ですので、〈朝木議員謀殺関係訴訟結果報告〉リストに含めることに不思議はありません。ただ、いくら形式的訴訟当事者(原告・被告)ではないとはいえ、肝心の議席譲渡事件(矢野穂積繰り上げ当選無効訴訟)を掲載しないのでは、意味がないというものです。


また、E(4)ブティック店主名誉毀損事件は、むしろ「洋品店関連裁判」として独立にまとめておくべきでしょう。さらに、現在は〈創価本部、東村山警察・千葉英司元副署長関係訴訟等結果〉の〔A 矢野/朝木議員側提訴〕に掲げられているA(3)少年冤罪事件ですが(検証(1)参照)、これは創価学会とも東村山警察署とも直接の関係はないのですから、むしろ〔E その他〕に移した方がよいと思われます。


以上の考察を踏まえ、改訂版を作ってみました。


〔E その他(改訂版)〕
(1)議席譲渡事件(矢野穂積繰り上げ当選無効訴訟)
リスト未掲載。朝木直子の市外転出を理由に矢野穂積の繰り上げ当選を都選管の裁決は違法であるとして、矢野の繰り上げ当選を取り消した。矢野・朝木は訴訟当事者ではないが、実質的には矢野・朝木側の敗訴と言える。〕
(2)朝木直子議員身分確認訴訟
リストにはE(3)都選管裁決取消(議席取戻)として掲載。松戸市に転出したため議員資格を失ったとして矢野への議席譲渡を画策しておきながら、E(1)でこの議席譲渡が無効であると判断されるや、矢野・朝木らが朝木直子の議員身分の確認を求めて提起した裁判。2008年10月18日付〈矢野・朝木両「市議」の3大“あきれた提訴!”〉も参照。矢野・朝木側が形式的には勝訴。〕
(3)矢野穂積議員歳費返還請求事件
リストにはE(6)議員報酬返還請求事件として掲載。矢野「市議」側勝訴。〕
(4)朝木直子「議員としての活動の妨害禁止と議員報酬の支払い」請求仮処分事件
リスト未掲載。朝木側敗訴。2008年10月18日付〈矢野・朝木両「市議」の3大“あきれた提訴!”〉参照。〕
(5)救急隊事件
リストにはE(5)として掲載。朝木側敗訴。〕
(6)少年冤罪事件
リストにはA(3)矢野議員襲撃犯事件として掲載。矢野「市議」敗訴。検証(1)参照。〕


というわけで、〈朝木議員謀殺関係訴訟結果報告〉リストの検証はこれで一通り終了です。洋品店関連裁判および千葉英司さん関連裁判については、折を見て、一連の裁判における認定結果をあらためてまとめるかもしれません。また、議席譲渡事件についてもおいおい振り返っていきたいと思っています。


〔この記事は3月17日の夜にアップしたものです。〕