ますます“○ンチ創価”に擦り寄りつつある矢野・朝木両「市議」


引き続き、「東村山市民新聞」の更新状況(3月28日付)について報告します。3月27日付の更新で登場した新規ページ〈部長職のトップ(「政策室長」=企画担当)は、創価幹部信者・元公明市議の息子!〉に、〈創価の「総体革命」とは?〉という囲み記事が追加されました。


もっとも、トップページに残されていた〈★ 創価幹部信者・元公明市議の息子が、組織改正で「経営政策部長」に。全権を掌握!〉の本文を移植して、若干の内容を追加しただけです。「総体革命」については、「(=掌握した官僚集団によるクーデター)」という説明が加えられただけで、事情を知らない人には、何のことやらさっぱりわかりません。
【追記】(3月29日)その後、「掌握」が「権限掌握」に修正されました。私もうっかりつっこみ忘れていましたが、どっちにしても意味がよくわからないので、どうでもいいですね。以下の引用箇所もこれにあわせて修正しておきます。


トップページでも〈創価の「総体革命」とは?〉という見出しからリンクされているのですが、〈事件発生当時の東村山署のあの千葉英司元副署長と「ライター」の関係は?〉というタイトルをつけておきながら「事件発生当時の・・・関係」(2008年11月7日付〈時を駆ける(そしてコケる)瀬戸弘幸〉参照)にはいっさい触れていないページと同様、羊頭狗肉の見本と言えるでしょう。


それでは、その〈創価の「総体革命」とは?〉という囲み記事をご覧いただきます。「(=権限掌握した官僚集団によるクーデター)」のほか、以下が追加箇所です。

部長職のトップで、企画部門(政策立案)を担当していた東村山の創価幹部信者・元公明市議の息子が、09年4月からの組織改正で、企画部門加え、財務(予算管理)をも所管事務とする内示を渡部尚市長(元自民市議)は発表した。これによって、さらに創価信者が事実上市政を牛耳る態勢が出来上がった。この人物がこのポストに座る前は、課長昇任試験を受ける職員自体が少なかったが、08年度には11名が課長職に昇任している。「総体革命」(=権限掌握した官僚集団によるクーデター)の実質がすでに進行中。地方(東村山)だけでなく、すでに国政も!(国政で、三権分立の基本を超えて、検察が異様な突出ぶりをあからさまにしているときは疑ってみる必要がある。表層ではなく深層にあるものを看過してはならない。それは全体主義の萌芽!)
広島地検次席検事(09年2月現在)は、1995年6〜9月発生の朝木明代議員関係事件の担当検事で創価幹部信者の信田昌男と言う人物だ。この人物は、1995年10月、地検八王子支部で朝木明代議員遺族、同僚議員、代理人弁護士に向かって、「こういう事件が2度とおきないよう根っこを摘み取るようにします」と言った。ところが,舌の根も乾かぬうちに、朝木明代議員を「万引き犯」扱いした。これが「万引き苦に自殺」という虚構の大喧伝の始まりだった。
この人物、事件後、なぜか東村山市内久米川辻のレストラン(現がスト)〔ママ〕で、ワインを飲み、家族と食事しているところを矢野議員が現認、そのテーブルに近づき声をかけて挨拶。そそくさと食事を終え、他人名義の小型ベンツを運転して、姿を消した。ひどくあと味の悪い食事になったに違いない。


けっきょく信田昌男検事に対する個人攻撃が主な内容で、特に見るべきものはありません。「ワインを飲み、」のところが太字で強調されているのは、同検事が飲酒運転をしたとほのめかしたいのでしょう。飲酒運転は確かに犯罪ですが、それにしても、仇敵であるはずの検事について、こんなことしか書くことがないんですね。“検事に嫌がらせをしてやったよ〜ん”としか読めないんですけど。


もっとも、「総体革命」云々について触れるようになったのは新しい傾向で、注目に値します。矢野・朝木両「市議」はこれまで、一般市民には陰謀論めいた戯言と受け取られやすいこのような表現を、基本的には用いてきませんでした。それがいまや「権限掌握した官僚集団によるクーデター」などと堂々と述べるようになったわけです。


26日付の記事では、「いったい誰に向けて、何のためにサイトを開設しているのか、さっぱりわかりません」と書きましたが、訂正する必要があるかもしれません。矢野・朝木両「市議」はいまや、瀬戸サンと、集団ストーカー被害者を中心とするその支持者を主な対象としてメッセージを発していると言えそうです。もはやこのような「○ンチ創価」の人々に頼るしか道がなくなったのでしょう。


ただ、「国政で、三権分立の基本を超えて、検察が異様な突出ぶりをあからさまにしているときは疑ってみる必要がある。表層ではなく深層にあるものを看過してはならない。それは全体主義の萌芽!」というのは、小沢一郎民主党代表の秘書が逮捕されたことをめぐる「国策捜査」論を共有しているとも読み取れます。とはいえ、そもそも何を言いたいのかさっぱりわからない一文ですから、深読みのしすぎかもしれません。


創価学会に問題があると考えているのなら、きちんとした論拠を示して市民が納得できるような批判を展開すればいいと思うのですが、橋本玉泉さんがあらためて指摘しているように、それをやらない(できない)のが矢野・朝木両「市議」です。そもそも、「創価問題新聞」という名前がついた両「市議」のサイトを見ても、いったい創価学会の何がどのように問題だと考え、それをどのように追求しているのか、ほとんど理解できません。〈For Beginners 「創価問題」とは?〉のリンク先も、誰が作ったのかわからない概要ページだし。


というわけで、ますます市民から遠ざかりつつあるように思われる矢野・朝木両「市議」ですが、どこまで行くのか見守ることにしましょう。


なお、トップページの〈お騒がせ「市議」の09.3月市議会〉という見出しも、〈創価・お騒がせ「市議」の・・・〉に修正されていました。矢野・朝木両「市議」の“反創価”など、けっきょくこんなものです(2008年12月26日付〈「親創価」のレッテル貼りに狂奔する矢野・朝木両「市議」の“創価寄生虫”ぶり〉など参照)。