宇留嶋さんの信用を貶めようとすることだけに必死な矢野・朝木両「市議」


橋本玉泉さんが、〈『東村山市民新聞』にみる個人への攻撃志向と展望の不在2〉で次のように書いています。

矢野穂積氏・朝木直子氏の両市議が、誠意と信念を持って、故・朝木明代氏の転落死に関する真相究明と、創価学会による組織的な不正行為当の糾弾を意図しているのであれば、宇留嶋瑞郎氏に対する感情的な誹謗とはまったく別に、同真相究明や同糾弾についての言及等を行っていて当然であると考えるのが自然であろう。
ところが、同サイトのどこにも、同真相究明や同糾弾についての言及等はまったく確認することができないのである。


東村山市民新聞」では、まさにこれを裏づける更新が続いています。3月29日付で、トップページに次のような記述が登場しました(〈★ 証人採用に反対し続けるライター・・・〉の下)。忙しいので後回しにしようかとも思ったのですが(この記事は28日の夜に書いています)、何だかまたアクセス数が急増しているようなので、簡単に触れておきます。

すでに最高裁確定判決(月刊タイムス第1次訴訟)は「自殺」説を否定しており、すでにこのライターは、東京地裁八王子支部裁判長からも「最高裁確定判決以後に『自殺』などと記述してはいけません」と直接言われていますから、「民主主義汚染」というこのライターの出版物の主要な柱が確定判決でとっくに否定されていることもしらない『サンバ の雀』などの創価系「売春(セックスワーク)肯定論者」たちは、必死に『汚染』に依拠し続け、真実性と相当性の違いは勿論、法律・判例の読み方もろくに知らない愚かさを自分で証明する始末です。お気の毒なことですね。


あいかわらずレッテル貼りに忙しいようでお気の毒なことですが、「謀殺」説に疑問を呈することがどうして「創価」ないし「創価擁護」というレッテルの根拠になるのか、「創価学会が殺したとは言ってない」という矢野「市議」のご発言も踏まえて早く説明していただきたいものです。なお、敵対視する相手の名前をカタカナで表記するのが矢野・朝木両「市議」のマイブームのようですが、私も「東村山(笑)劇場」の方では「サンバの雀」というハンドルネームを使っているので、別に気にしません。それで気が済むなら、どうぞご自由に。


さて、月刊タイムス事件をめぐる前半の記述については2月25日付26日付の記事で検討済みですからそちらをご参照いただくとして、後半は、私が「瀬戸サンはたぶん『真実性』と『相当性』の違いすらもわかっていない」と書いたことへの意趣返しでしょう。


矢野・朝木両「市議」が果たして「法律・判例の読み方」をどの程度“知っている”のかについては、機会があればまたあらためて指摘します。とりあえず、矢野・朝木両「市議」が薄井市議に「職業安定法違反」と難癖をつけていた時期の記事や、1月31日付〈東京高裁に“判決の誤読”を厳しく指摘された矢野・朝木両「市議」〉など参照。


しかし、少なくとも瀬戸サンが「法律・判例の読み方もろくに知らない愚かさ」の持ち主であることは、新エントリー〈「東村山の闇」と控訴審判決(2):西村・黒田両氏への民事訴訟に好影響も〉であらためて証明されてしまいました。ここには恐るべき論理の飛躍と驚くべき希望的観測が見られますが、こんな記事を鵜呑みにする人には何を言っても無駄ですから、これについてもまたあらためて触れることにします。それにしても、「内部告発」の話は本当にどうなったんでしょうね。


本日問題にしたいのは、私が『民主主義汚染』に「必死に・・・依拠し続け」ているという表現です。おかしいな、私は朝木明代市議万引き被疑事件・転落死事件についてはできる限り関連の判決に依拠して記事を書くよう心がけており、『民主主義汚染』にはそれほど依拠していないはずなのですが。


というわけで、自ら検証してみました。3月28日までに書いた408日分の記事(うち〈朝木明代転落死事件〉のカテゴリーに分類しているのは74件)の中で、『民主主義汚染』に触れているのは18件です。そのうち2件議席譲渡問題に関する記事で*1、また単に書名に言及しただけの記事もありますので、万引き被疑事件・転落死事件との関連で同書に「依拠」したと言えるのは、次の7件のみという結果が出ました。


(1)2008年9月5日付〈なぜか負け惜しみにしか聞こえない逆転勝訴報告〉(第1発見者に対する朝木「市議」の対応について)
(2)同10月3日付〈市民の「恐怖心」に想像力を働かせようとしない公職(志願)者たち〉(洋品店への嫌がらせについて)
(3)同10月6日付〈もはや自分の意見さえ書けなくなった自称「ジャーナリスト」〉(万引き事件時の「怪文書」問題について)
(4)同10月9日付〈「草の根」をバックアップしたTBS〉(TBSの対応について)
(5)同11月7日付〈時を駆ける(そしてコケる)瀬戸弘幸〉(宇留嶋さんと千葉さんの関係について)
(6)同12月23日付〈ゼリの根は人権侵害を止めろ 聞きかじりと創作の嘘八百万〉(洋品店経営者が創価学会員ではないことについて)
(7)2009年3月6日付〈広報マンなのに「草の根」にブーメランを投げつける瀬戸サン〉(宇留嶋さんと千葉さんの関係について)


しかもほとんどは裁判とは関係のない話で、私が『民主主義汚染』に「必死に・・・依拠し続け」ているというのがつまらない印象操作であることは、明らかですね。私が関連の裁判例に依拠しながら語っていることがわかると、何かまずいんでしょうか。こんな印象操作に走るより、〈事件発生当時の東村山署のあの千葉英司元副署長と「ライター」の関係は?〉というタイトルをつけたページで「事件発生当時の・・・関係」についていっさい語っていない問題(上記(5)(7)参照)を、何とかした方がよろしいかと思います。


ところで、その裁判例を参照するにあたって非常に有益なのが、P2Cさんが管理している「朝木市議万引き被疑事件・転落死事件 まとめWiki」です。


瀬戸サンも〈「東村山の闇」と控訴審判決(1)〉でこの「まとめWiki」に初めて言及しましたが、これを「アンチ『草の根』のサイト」と決め付けていることに違和感を持ちました。P2Cさんが「草の根」に批判的なのはブログを見てもわかりますが、「まとめWiki」は、検証のための材料を提供するという目的で、できるかぎり客観性・中立性を確保しながら作成されているように思われます。本来は「東村山市民新聞」から関連の判決にリンクを貼ってもいいぐらいなのですが、客観的情報を広く公表することも、矢野・朝木両「市議」にとっては不利になるという意味で「アンチ『草の根』」ということになるのだろう、さもありなん、という第一印象を持ちました。


しかしよく読むと、瀬戸サンは「朝木市議万引き事件・転落死事件 まとめWiki」というタイトル(旧)だけをもとに判断していたのですね。おそらく私のブログの3月25日付の記事を見て該当する地裁判決だけ参照したのではないかとも思うのですが、「ジャーナリスト」を自称するならトップページの〈このWikiについて〉ぐらい参照すればよろしいのに。


ひょっとして私がリンク集のタイトルを訂正し忘れていたかなとも思ったのですが、3月27日付の告知によれば、瀬戸サンの上記記事を見てサイト名を変更したとのことで、私のせいではなかったようです。私も早速リンク集のタイトルを訂正しておきましたので、いちおうお知らせしておきます。


なお、3月29日付の更新では他に、〈「月刊タイムス連載のあなたの記事の原稿料は、どこから貰ってるんでしたっけ?」〉(トップページ)に続く「反論を!」の文字(2月28日付の更新で登場)が、「答えることができますかねぇ?!」に修正されていました。まあ質問に対して「反論を!」というのはおかしいですからね。もっとも、宇留嶋さんはすでに橋本さんのインタビューで次のように答えているわけですから、反論しなきゃいけないのは矢野・朝木両「市議」だと思いますが。

−貴殿が創価学会から何らかの資金を受け取っているという意見があるが、そうした事実はあるのか。
「ありません。もし、潮出版社が学会系という認識で、学会と同一のものと見るならば、原稿料という形の現金は受け取りました。しかし、それは記事を執筆した対価として、ごく普通に支払われるものです。それ以外の、不自然な形や金額での現金を支払ってもらったことはありません」


また、3月27日の夜にもうひとつの新規ページ〈お騒がせ「市議」の09年03月市議会〉が追加されていたことに気づきましたので、3月26日付の記事に追記しておきました。